2011年12月25日日曜日

SUZUKI ジェンマ250

先日ブログに書いたジェンマ250だが、実は別府から太宰府を回ったのは、その少し先にある松岡ホンダに寄るためだった。インターネットで調べていたら、この店にジェンマがあることがわかり、連絡したら、在庫ありとのことで、見るだけならタダだろうと見に行くことにしたのだ。最初に見かけて以来これが2度目だ。しかも、じっくり間近に見れるのだから、見に行かない理由など無い。それに、Tsurugi 150で高速をどれくらい長く走れるかというのも気になっていた。

が、熊本を過ぎて、平地に戻ったら、そこそこの速度で走れた。たかが150ccで7kw程度の出力しかないTsurugi 150だが、壊れることなく走りきった。

バイク屋に着いて、店の前でヘルメットをとっていたら、中では変なバイクが止まってなんだろうかという雰囲気だった。

中に入って、「約束していた者ですが」と言うと、「ジェンマの方ですね。あちらにあります。」と、隣の展示室を指さすので行くと、一番奥にそれはあった。

驚いたのは、新車というほどでは無いが、かなり綺麗なバイクだった事だ。

初めて間近に見るジェンマだ。思った以上にシートが低い。またがらせてもらったが、足はべたつきだ。Tsurugi 150では、タンデムシートが高いので、家内に乗せるときは、サイドスタンドをたてて、私がハンドルを持って、家内に先に乗ってもらってから、私がまたがるという風に乗っていた。

ところが、ジェンマだと私が先にまたがった状態で、家内がステップに足をかけて簡単に後ろに乗れた。リアシートの高さが低いからだ。家内も乗りやすいとびっくりしていた。
 このジェンマは、高価と言われているリアキャリアが付いていること。
グリップヒーターも付いている。つけようと思ったものが全部付いていて398,000円の価格が付いていた。
ナンバープレートは、本来はバックレストに付いているのだが、下に移動されている。まるで元々そこに付くことになっていたと言われても不審に思わない作りだ。ナンバープレートランプも付いている。

残念ながら鍵は一つしか付いていなかった。この鍵にはICチップが搭載されていて、合い鍵を作ってもエンジンをかけることができないようになっている。そして、鍵穴の両脇にフロントボックスが付いている。作りは価格なりに上等だ。
シートは外れるようになっているが、その下にはスペースはほとんど無くて、工具と書類を丸めて入れる隙間があるだけだ。このシート下に関しては、ネイキッドバイク以下だ。その代わり、シートの前に、ヘルメットがいれられるスペースがある。

かなり、気に入ってしまった。が、ここで大きな問題がある。去年Tsurugi 150を購入したときにもWACOXを下取りしてくれるところが無くて日本製のバイクの購入を諦めた。ダメ元で、Tsurugi 150を下取りしてもらえたらと言ったら、かなり難色を示された。が、結局、下取りしてくれることになった。5年の自賠責保険や、納車費用、そして自宅まで納車しに来てくれるという条件で、込み込み42万だという。まあ、下取りしてくれると言うだけでめっけものではある。

ジェンマは、とても綺麗で、走行距離は5,000km程度。この程度の使用感になるのには、数ヶ月くらいかと思える程度の状態なのだ。新車だと、60万程度はするだろう。それが高価なオプションまで付いて、込み込み42万なのだ。もうこれは、買うしか無いだろう。

ということで、お願いしてきてしまった。

今度は、10年乗るつもりだ。このブログは、中華バイクで興味を持たれた方も多いかもしれないが、それも終わりとなる。だが、まだまだシガーソケットをつけたり、ナビをつけたり、ETCを付けたりとカスタマイズをする必要があるので、楽しみたいと思っている。

今のところ、30日に納車できるというのだが、是非かなえてほしいものだがどうなるだろうか。