2011年2月14日月曜日

W1500のタッチパネルの感度

W1500のタッチパネルだが、とても感度が悪く、電源を入れてからロックを解除するのも大変な状況だ。どれくらい、感度が悪いのか、7インチ中華Pad(感圧式)MID701と、同じ静電容量方式タッチパネルのX06HT IIの3台で比較してみた。それが、以下のビデオだ。
まず、最初にW1500で「今日はひどいてんきだ」と書いているのだが、殆ど文字にならない。静電容量方式は、文字などを書くには向かないとは言われているが、それでも殆ど感知していないのはどういうものだろうか。次の7インチ中華PadMID701では、タッチペンを使用しており、もともと文字入力には向いているとおりで、若干遅れてくるものの素早い入力にも取りこぼし無しで書けている。静電容量方式のX06HT IIは、W1500と異なり十分に文字入力できている。

これを見ても判るとおり、W1500の感度は非常に悪い。タッチパネルに液晶保護シートを貼っているが、これはW1500だけではなく、他のものも同様だ、W1500の場合特に保護シートとの相性が良くないのだろう。それもあるが、なんとなくCPUの処理速度の問題もありそうに感じる。

ショップに、事前に記載されていた仕様と異なる件を問い合わせしたが、中華製ということもありメーカーのスペックを記載したが、現物の確認が遅れWebサイトの変更が出来ていなかったとのこと。今回は、返品をお願いするこにした。

正直言って、10インチ液晶は、電子書籍ビューアとしては(操作性は別にして)文字の見やすさは大変良かったので、とても残念だ。液晶もとても綺麗だった。しかしながら、処理速度とタッチパネル感度、そしてビデオ再生の不具合は、無視できない。これらのことが無かったら、と考えずにはおれない。W1500は中華Padとしては、高価な部類で、この価格でこの性能は無いだろうと思ってしまうのもあった。

それと、X06HT IIのCPUクロックのAndroid system infoでの表示は、以下のものだ。
245MHzから、998.4MHzまでになっており、細かくクロックが制御され、消費電力とパフォーマンスの調整を行っているのが伺える。