2010年2月1日月曜日

3D映画AVATAR


今話題の3D映画「AVATAR」を見た。

当然ながら、3Dで、吹き替え版だ。

映像がすごいので、字幕など読む暇など無い。吹き替え版でも、現地語などの場面では、字幕が出るところがあるが、とても見難かったので、英語のままでまったく問題ないという方で無い限り、吹き替え版をお勧めする。ストーリーは、Webを検索してもらうとして、 まずは3Dだが、確かに立体感は感じるし、めがねを付けてみていてもほとんど違和感の無い仕上がり。ちょっと前の3D映画は、違和感があったり、目がとても疲れたりしたものだが、この映画に限っては、そのようなことはなかった。めがねをつけていることを忘れた。ただ、度付のめがねをつけて、3Dめがねをつけるのはちょっとつらいかもしれない。
映像は、ここまで来たかという感じだ。今まで、スターウォーズや、トランスフォーマーなど、そう思ったものだったが、それらのものは、既存の何かが元になっていた感じがするが、この映画は、そのほとんどが未知の世界で、登場人物から何から、ほとんどがCGだ。モーションキャプチャーを使っているのは間違いないだろうが、表情までもがモーションキャプチャーされているという感じで、違和感がほとんど無い。吹き替え版を見ているのだから、もともと口の動きが若干合わないが、トレーラーなどを見ると、英語で見るとまんま喋ってる感じがする。

3Dのリアル感がここまで完成度が高くなると、自宅でもそのまま見たいと思うのは当然だ。Blu-ray 3Dや、3Dテレビなどが話題だが、この映画を見るまでは、またかという感じだった。いままで、3Dを再生できるビデオ再生システムは、かの昔VHDというビデオディスクでも市販されていたが、はやることはなかった。まだまだ完成度が高くなかったからだ。

しかし、この映画の完成度がそのまま自宅で見られるとしたら、これは、すごいことだ。ぜひともほしいと思う。このような体験を持たない人は、3Dのシステムをほしいと思うだろうか。そのすばらしい体験をしてもらうためには、映画は重要な宣伝になると思う。惜しむらくは、3Dだからというだけで、映画料金が高く、割引も無いこと。

映像は文句無い。さらに、ストーリーもなかなか良かった。3時間もある大作だが、ぜんぜん長いとは感じなかった。最後は、逆に終わってしまったかと、もっとこの映画の中にいたいとさえ思ったほどだ。まあ、内容が、タイトルどうり、別の人格である「AVATAR」なのだから、当然だ。このような事が実現したら、本当にすばらしいと思った。それは、宇宙に行くことに匹敵する体験だろう。

とにかく、まだ上映されているようなので、見れる人は、見たほうがいい。料金は2,000円だった。


「AVATAR」オフィシャルサイト