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2023年6月21日水曜日

F1 アルファタウリの戦闘力に思う

2023年の F1が開始されてから、もう第9戦まで終了した。(第6戦が洪水で中止になったので実際には第8戦だが)


アルファタウリのインスタグラムから

デ・フリース(左の選手)の成績が芳しくなくて、交代させられるのではないかと囁かれている。

F1開催当初は、F2、フォーミュラーEのチャンピオンで、昨年突然にウイリアムズの車に乗って9位入賞をするというデ・フリースが角田を上回るのではないかと言われていたが、ふたを開けてみれば角田がかなりデ・フリースを上回る成績だった。

それで、デ・フリースってたいしたことないなぁと思われているかもしれないが、本当にそうなのか? 何しろ、2つのカテゴリのチャンピオンで、昨年のウイリアムズに乗った時もちゃんと結果を残しているのだよ。そのデ・フリースがこれほどに苦しむということは、アルファタウリの車はウイリアムズにもとてもかなわないくらいひどいものなのかもしれない。そうとしか思えない。なにしろ突然乗ったウイリアムズをそこそこ乗れる力があるのだから。実際アルファタウリの代表であるフランツ・トストがエンジニアを信用できないというほどなのだから。いままで自分が代表を務めるチームのエンジニアをこれほど明確に酷評するなんて見たことない。それほどひどいというとことなのかもしれない。実際成績は悲惨なものだし。

そのひどい車で、2回も入賞し、いつも入賞に近いところまで順位を上げていく角田は、もしかすると恐ろしいほどできるやつなのかもしれない。実際私が見渡した限りでは角田をけなすような話は聞いたことがない。


なので、最近低迷しているレッドブルのセルジオ・ペレスと交代させるのじゃないかといううわさが出始めている。だが、まだまだ角田は、トップチームでチャンピオンを取るようなドライバーと同等かと言われると、まだまだ足りない気はする。ガスリーやアルボンの例もある。もう忘れたかもしれないが、その前のクビアトもそうだった。トップチームに入って交代させられたものはキツイその後が待っていることを思うと、焦らずに角田が熟成するのを待っていてほしい気はする。


しかしだ、それでも、角田は期待を抱かせる本物のドラバーになれる逸材の気がしてならない。日本人ドライバーの最高成績が3位だ。角田ならば日本人初の表彰台の中央に立って、君が代を聞けるそんなドライバーになると思えるのだ。






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