ページ

2021年9月29日水曜日

SUZUKI GSX-S1000F 車検点検

 GSX-S1000Fは2回目の車検だ。つまり5年という事になる。いままで最も長く乗っているバイクになった。ということで、今回もユーザ車検の予定なので整備をする。

点検簿をみて、点検していく。

まずはバッテーのチェック。一応FULLになっているが、

一応充電しておく事にした。まだ容量がある状態なので、0.8Aでゆっくり充電する事にした。

一晩充電しておいた。

確認すると13.2Vまで電圧が上がっていた。バッテリーはOKだ。バーグマン200は前回充電してから数回乗っているのにバッテリが減っていたが、GSXは結局夏の間には一度ものることが無かった。それなのに、バッテリーは減っていない。ただ、バーグマン200は乗っているとはいっても本当に近所をちょっと乗るくらいなので逆に放電してしまうのかもしれない。

エンジンをかけてみたが、セル一発で気持ちよくエンジンがかかってくれた。前回のメンテナンスが7月だったからそれ以来約2ヶ月ぶりにエンジンをかけたのに本当に調子がいい。
走行距離は、21,975km。点検簿に記載しておく。

次にウインカーの状態をチェック。フロントの左右。

リアの左右とも問題なし。

リアランプも点灯状態問題なし。


フロントブレーキ、

リアブレーキをかけて点灯状態を確認する。

これも問題なくストップランプが点灯した。


フロントタイヤの溝をチェック。

4mmもある。まだ3000km程度しか乗っていないので減っていない。

リアの溝も調べる。

こちらは4.5mmだ。

リアブレーキフルードの状態を確認。前回赤色のフルードを入れたが全く変わらず赤いままだ。問題なし。

フロントも綺麗な状態だ。

一応ブレーキは分解して清掃しておくことにしよう。まずはレアブレーキ。


シャフトが黒くなっているので清掃した。

パッドを取り出した。まだ厚さもあり、汚れているだけだ。

ユニットを見てみると汚れているので清掃する。

まずはパッドから。

綺麗になった。

厚さを計測。全体の厚さが9mm。

基部の厚さが、5.5mmなので、パッド部分の厚さは3.5mmとなる。十分だろう。

金属バネも綺麗にした。

ここにもある。

これも綺麗にした。

ピストンも汚れを清掃しておいた。

そして、シリコンゴムをブッシュ類に塗り付けて組み立て。

組付け完了。動作も問題ない。

次はフロント。よく見るとフロントフォークが汚れている。


綺麗に磨いて、ゴムシールドにシリコングリスを塗っておいた。

綺麗になった。

それではブレーキユニットを外していく。

外した。ラジアルマウントは本当に取り外しが簡単でいい。ちょっと汚れが激しい。

工具セットに付いている大きなマイナスドライバーを使って、

ピストンを押し込む。

そしてパッドを取り外した。

内部を見るとこちらも汚れしている。

パッドとキャリパーをブレーキクリーナーで清掃。

フロントもパッドの厚さを計測。全体が7mm。

基部が4mmなので、パッドは3mmとなる。こちらも問題ない。

内部を清掃する。ピストンも綺麗にした。動きが良くなった。


こちらも、シリコングリースを塗りながら組み立て完了。

取り付けた。全体に綺麗になった。これを左右とも実施。

エンジンオイルも4月に交換してから、600kmちょっとしか走っていない。量も色も問題ない。

ハイ側のヘッドライトはH4 LED化している。これは念のためハロゲンに戻しておく。

いつものように、右側を上部のパネルを外す。まずは後ろ側の六角ねじを外す。


つぎに前側の六角ねじを外す。

そして上部にある樹脂クリップを外す。

ウエスで養生しておいてから、上カバーを取り外す。これでライトユニットにアクセスしやすくなる。


配線がぶらぶらしていたのでテープで固定している。これを外して、LEDユニットを引き出す。

取れた。前回と同じように下部が割れている。どうも取り出すときに当たっしまうようだ。このヘッドライトユニットもはもう販売されていないので、ハロゲンのままで当面は運用する事にする。

ハロゲンバルブを取り付けた。

前面から見た状態。

ヘッドライトローはH.I.Dのままだ。

そしてハイ点灯。問題ないし。光軸の問題があるので、業者に調節してもらおう。

とりあえずの点検はしたので、これで持って行ってみよう。ただ、平日しか車検はできないので、仕事を休まなければならない。まだ半月以上あるので、大丈夫だと思うが、なんとか時間を見つけて車検に挑みたいと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿