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2021年8月23日月曜日

Olympus E-P5 全7つの純正レンズ比較 その1 景色編

 最初レンズ沼に入りたくないと、Panasonicのフォーサーズセンサを搭載したコンデジLX100M2を購入したはずだった。なのに、いつのまにやらマイクロフォーサーズのミラーレスカメラとレンズの収集にドはまりになっている。

ということで、オリンパスの純正レンズがたまってきたので、比較撮影してみた。

今回の画像はすべて未加工ファイルを使用している。ただし、画像品質はMのNで、16:9となっている。最初のレンズの画像に関しては、NIKON AW130で撮影し、いつものサイズにリサイズしている。

これが今回用意したレンズ達。カメラはE-P5だ。

撮影はすべてiAUTOで行った。チューニングすればそれぞれのレンズに合った撮影モードがあるだろうが、素人なのでカメラに任せることにした。

それでは一つ一つ見ていこう。

まずは、カメラに装着済みの12-50mm F3.5-6.3 電動ズーム対応だ。画角の割に長いのが玉に傷だが、強力なマクロモードもありなかなか侮れない。

広角端の12mmの画角での撮影。当日はあいにくの曇空でややトーンが暗い感じになっている。それでも、緑は鮮やか目だ。端にいくとややフリンジが出ている気がするが、まあまあの画質と思う。

50mmでの画角。35mm換算100mmなのでかなり拡大される。フリンジは無い。

次は、最も広角な9mm-18mm F4.5-5.6だ。収納時のサイズはそこそこ小さいが撮影時にはかなり延びる。

9mmで撮影。当然だが、かなり画角が広い。解像感に関しては12-50mmと同程度。鮮やかさも同程度。フリンジは有る。

18mmで撮影。それなりに拡大されているが、それでも標準画角という感じ。

14-150mm F4.0-5.6。35mm換算28-300mmと最も使いやすい画角を得られる万能レンズ。

14mmの画角。そこそこ広く、十分に広角だ。これだけ広ければ十分だ。解像感もいままでの2つのレンズと同程度。フリンジは出ている。

このレンズの最も大きな特徴である35mm換算300mmの望遠。300mmでも解像感などもほぼ変わらずで、これだけ拡大できると素晴らしい。

E-P5の付属レンズ。17mm単焦点でF1.8ともっとも明るい。レンズとしてもサイズ小さく使いやすいく、持ち出しやすい。

単焦点なので当然だが17mmの画角一つのみ。解像感はいままでのレンズの中では最も高い。奥行き迄感じられる。彩度はやや控えめ。オリンパスのレンズは時にすごいく鮮やかに写ってびっくりするくらい差がある。でも、実際の見た感じに近いのはこの色味。


14-42mm F3.5-5.6。最も標準で使われている電動ズームであり、かつ非常に薄い。

14mmの画角。当然だが、14-150mmの14mmとほぼ同じだ。彩度は高め。解像感は低い。このサイズで電動なのだから、解像感を求めるようなレンズではないから当然だろう。しかし、こうやって比較すると解像感にこれ程差があるとは思っていなかった。

42mmの画角。解像感に関して変わらずで、やや塗り絵のような感じがする。エッジが無いわけではないのに諧調が無いのだろうか。とても便利なレンズだが、性能としてはそんなに期待してはいけないのだろう。


最後の2つは、キャップレンズだ。1つ目は9mmと広角のタイプ。

実際の撮影画像では、これが最も広角だった。実際見てもらえばわかるが、9-18mmレンズの広角端よりも広角だ。ただし、解像度という点ではかなり厳しい。奥の緑はどこもぼんやりになっている。本格的なレンズではないので当然だろうか。それでも、ブログに載せるたるに縮小するのが前提ならば何ら問題ない感じもする。彩度も問題ない。


最後は15mmだ。9mmと15mmを手に取って比較すると15mmは9mmよりも薄いのが分かった。全く同じ形状ではないようだ。

15mmだが、実際の画角はズームレンズの14-42mmや14-150mmの広角端とほぼ同じだ。解像感も9mmのレンズと変わりない感じ。ただ、それも等倍にして見たらの話だ。それでも、少しエッジ強調処理を入れたくなる感じではある。


景色を撮った感じは、いかがだったろうか。やはりちゃんと素人でもわかる程度にレンズ毎に差があるものだと分かった。

それでは今度は、テーブルで近くの物を撮影した場合を想定して、テーブルのペットボトルを撮影してみる。

つづく。



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