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2021年1月14日木曜日

マクロリング

 マクロアダプタを購入したと記事にしたが、アダプタレンズでマクロに対応する方法と、リングというかチューブというか、簡単に言えばレンズをセンサー位置から離してあげれば、焦点距離が見かけ上短くなる。その為のリングを安いので購入してみた。こちらは新品だ。

購入したのはこちら。


パッケージは、いかにも中華だ。

中身は、こちら。カメラ製品となれば、もう少ししゃれっ気があってもいいように思うが、安いのでしかたない。

厚さは、10mmと16mmの2つがセットになっている。よって、10mm、16mm、26mmが試せる。

当然だが、接点がある。こちらが、レンズ側。

こちらがマウント側。

それでは、GF5に付けている14-42のパワーズームレンズで試してみる。

まずは、何もつけていない状態でのワイド端。これが最も近づいたときの状態。

そしてズーム端。実はこんなことを試してみなかったので、ズームすればこれほど大きく映せるんだと今更分かった。これならマクロアダプタなんていらないかも。


とりあえず、10mm付けてのワイド端。もうレンズが接触して暗くなっている。それほど近づかないと逆にピントが合わない。これでは使いにくい。

次に、テレ端での状態。こちらはかなりいい。私の感覚ではこれが距離的に納得のいく感じがする。


そして、16mmてのテレ端。さらに近づけるが、今度は少しでも離れるとピンボケ状態になってしまう。

そして、26mm。つまり2つつなげた状態。かなり拡大される。ただ、この写真見てわかるとおり、ピント範囲が非常に狭くなる。マクロな面白い写真が撮れるかもしれないが、普段使いには使いにくそうだ。

ということで、ワイドコンバーターよりも、こちらの方が良かった。ワイドコンバーターはレンズのフィルター部分に付けるため、取り付けできるレンズに制限があるが、こちらなら、どのレンズでも使える。ただし、焦点距離の短いレンズや単焦点レンズだと、ピントの合う位置が合わない場合もある。実際14mm/F2.5では、前玉に接触するくらい近づかないとピントが合わず、実際には使えなかった。その点ズームレンズだと、ズームすることで最短焦点距離が延びるため、このリングの効果が出てくる。


残念ながら、ピント位置が近くなるだけで広がるわけではないので、これを付けると20cm以上はピントが合わないということになり、常時つけたままというわけにいかない。ただ、ちょっとマクロ撮影したいというときには、このリングを持っておれば、それが可能となる。


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