F1が終わってしまった。寂しい限りだ。でも、最終戦は狂気のと言うか、狂喜乱舞の結果となった。
最終戦は、王者ハミルトンとフェスタッペンがなんと同点で迎えるということになった。しかし20戦以上も戦って同点とはすごいことだ。もうわくわくがたまらない。
予選でPPを取ったフェスタッペンだったがスタートで遅れてしまい、ハミルトンの背後に。数コーナー後に、なんとかインに入り込んだが押し出されたハミルトンは、ショートカットして先頭を維持。しかも、かなりゲインを得て一気に数秒ものギャップを作ってしまう。
レッドブルはなんで、はみ出してショートカットしたハミルトンに順位を返さないと猛抗議。しかし、聞き入れられずに結局そのまま。たしかにヘェスタッペンは、無理にインに入り込んだのでハミルトンはコースにとどまっていることができなくてコース外に出ていくしかなかった。
その後は、ハミルトンのハイペースについていけないまま、終盤を迎える。もう、ハミルトンの優勝として年間チャンピオンはほぼ決定的だと思えたが、そこで奇跡が起こった。残り数周というとこてろで、ウイリアムズのラティフィがクラッシュ。セーフティカーとなった。
ここで、ハミルトンはタイヤ交換をしないことを選択。フェスタッペンは当然タイヤ交換を行った。しかし、先頭のハミルトンとの間には数台もの周回遅れがいる。一時は、周回遅れを戻す時間はないと言っていたが、セーフティカーが退去する直前に、ハミルトンの間の5台のみに先に行くことを指示。結局、フェスタッペンはハミルトンの直後に行くことができて、残り1周でセーフティカーエンドとなった。グリップの良い新タイヤでフェスタッペンは、ハミルトンをオーバーテイクしてゴール!
沸きに沸いた最終戦だった。
日本人の私は、大声を出して立ち上がって万歳三唱だった。
しかし、ハミルトンもメルセデスも納得がいかない。完全に作られたレースだと猛抗議。しかし訴えは却下された。しかし、メルセデスは上訴すると言っている。
ただ、私が見るに明らかにハミルトンそしてメルセデスは大きなミスをしていると考えている。彼らは勝っていたレースだったと思う。
では、私の意見を書いてみよう。
そして、セーフティカー出動したときの配置。まだハミルトンは、ピットの入り口前だ。だんから、ピットインしてタイヤを交換することはできた。しかし、わざとやらなかった。なぜなら、ハミルトンがタイヤ交換するのならフェスタッペンはタイヤ交換しないでコースにとどまるだろう。そう順位が入れ替わるのだ。しかも、フェスタッペンの後ろにも周回遅れが数台いる。それを嫌って、ハミルトンとメルセデスはタイヤ交換せずに、とどまった。
そしてこれが、フェスタッペンがコースに戻った時のギャップだ。33秒になっている。つまり、タイヤ交換にかかった時間は、18秒だったことがわかる。
あとで知ったことだが、ハミルトンはメルセデスのトト・ウルフに訴えるのはやめてほしいと言っていたらしい。実際これだけ盛り上がったレースを覆せないことは明確だ。たしかに、レースコントロールは無理やりレースさせようと仕組んだというのは間違いのないことだろう。でも、それはレースで決着させるるという意味では大正解だ。チャンピオンを決める重要なレースだ。それなのにレースしないで終わらせるという選択儀は絶対なかっだろう。
ということで、個人的にはフェスタッペンのチャンピンが決まって本当にうれしい。しかし、ハミルトンがすごいドライバーであことは間違いないし、だれもが認めることだ。ここまで縺れたということは、二人の実力が拮抗しているという事だ。最後レースをして決めさせてくれたことを感謝している。
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