2021年1月7日木曜日

14-140mmの旅行用1本レンズを入手

 旅行などに行くと、広角から望遠迄それも、200mm以上の望遠レンズが欲しくなる。Panasonicからも、14-140mmの製品が出ている。35mm換算で28-280mmとなる。これくらいズームできると便利だ。

それで中古品を探していたのだが、なかなか安いものがない。安くても2万円近くする。


そんな時、14-140mm付のカメラがヤフオクに出ていたので、入札したら落札できてしまった。価格は1万3千円程だった。そのカメラは、Panasonic DMC-G3で、かなり程度が悪いようだ。ただし、付属レンズ14-140mmの動作は問題ないということで、レンズが欲しくて落札しので無問題。これでレンズが手に入った。


届いたカメラ。

取り出してみた。一見まともそうに見えるが... 軍艦部のエッジが削れている。かなり使い込んだものらしい。

レンズを手に取ってみると、がたがたする。つまり、取り付け状態でもガタがあるのだ。レンズの横にある手振れ補正のスイッチはまともだった。

ファインダーを覗いてみると、埃だらけ。中まで汚れていなければいいが。

上面。

おお、液晶が開く。しかも、自撮りできるように180度ひっくり返る。これはいいじゃないか。実をいうと、DMC-G3がどのような機種なのか知らなかったのだ。

電源を入れてみた。特に問題ないようだ。バッテリーは満充電場だ。

バッテリー室も問題なく開くが、ちょっと蓋がずれる。ここもガタがある。

銘板もほとんど読めないくらいすり減っている。

レンズ自体は大きな傷はないようだが、ごみが付いていたり、油分なのか濡れたように黒くなっていたりする。それでも、カメラ本体よりはマシだが。

ズーム端では、これくらい伸びる。素直に鏡筒が伸びるタイプだ。

さっそくSDカードを入れて、試し撮り。ワイド端。いいじゃないか。レンズとカメラ間でガタがあるが、ピント合わせには影響ないようだ。

ズーム端。これも、問題なさそう。

夕食を撮ってみた。問題ない。

レンズを外してみた。しかし、固い。なかなかレンズが回らなくて固着しているのかと思った。実際マウントのリング部分はかなり汚い。

センサーは綺麗だ。

レンズの前玉も綺麗なようだ。ただ、マウント部からレンズ内を見てみると、ごみが散見された。ただ、大きなごみはないようなので、映りには影響なさそうだ。

しかし不思議だ。レンズは固いのに、ぐらぐら。触ってみると、指で触っている部分自体ががたがたなのだ。しかも、指部分の下にある取り付けネジがちょっと飛び出している。

それで、ネジを取って開けてみることにした。

輪が取れた。リング状のバネがある。

これが、へたっているのかもしれない。

それで、少しばね部分を起こしてみた。

が、全然改善しなかった。レンズが固いのは、ネジが飛び出しているためのようだった。その影響でレンズがマウント部に密着しないのだ。試しに、このネジを外してレンズを取り付けてみたら、うそのように軽く回せた。ただ、ガタは治らなかった。写りに影響はなさそうなので、いいか。

眼中になかったカメラ本体だが、液晶が自撮りに良いように回ったり、撮影時に手で待つと、とても握りやすく、使いやすいカメラだと感じた。使わないのはもったない気がしてきた。

シャッター回数を調べると、さすがに1万5千回と多い。それでも、寿命は10万回といわれているので、まだまだ使えそうではある。

なんだか、レンズも使えそうだし、カメラ本体も使えそうなのでいい買い物だったかもしれない。ただ、レンズを含めてあまりに傷だらけで汚い。ファインダーは、布で拭いたらなんとか使える程度になった。


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