2017年8月24日木曜日

SUZUKI GSX-S1000F 前輪ホイール脱着テスト

後輪に続いて、前輪を外してみる。こちらは、初めてだ。

前輪にも、メンテスタンドをかけているので、このままでなんとかなるだろう。

これが、左側。6角の穴が開いている。

右側は、ナットが付いている。これを緩めればアクスルシャフトが抜けるだろう。

ブレーキディスクが錆びまくっている。最初ホーイルが固着して全く動かずにびっくりした。ブレーキがロックしてしまっているのかと思った。山口ツーのあと、水で洗車をしたが、土砂降りの雨が降ってきたので、慌ててカバーをしたのがいけなかったのかもしれない。しかし、カバーをしなれば、せっかく洗って拭いたのがまた濡れてしまう。

しかし、安いバイクとはいえ、完全に鉄なのだ。しかも、防錆対応だというバイク用洗剤を使ったのにこの錆だ。

話を戻して。



フォーク下部のボルト2本外す。両方で計4本だ。

ブレーキキャリパーに付いているボルト2本外す。



キャリパーを取り外す。

それでは、アクスルシャフトを抜く。その為に用意した工具は、

購入しておいた、左側の六角穴に合う六角ツール。

そして、27mmのレンチは、NC700Sで使用した物。

左に19mmを差し込む。


17mmのラチェットを差し込む。

右側は、27mmのレンチだ。しかし、びくともしない。長さが足りない。

スチールパイプで、長さを延長。

なんとか。緩んだ。しかし、メンテナンススタンドを付けていると、引っかかってナットが取れない。


結局、メンテナンススタンドは、シャフトを抜く直前にかければ良いことが分かった。それまでは、外しておいた方が、キャリパーを外すにもホイールが左右に動いた方がやりやすい。

そして、再度メンテスタンドを付けてから、ゴムハンマーでアクスルシャフトをたたき出す。

左側に出てくる。しかし、これが堅くて全然抜けない。右からゴムハンマーでただいて面一状態まで押し込んでも抜けない。それで、12mm位のソケットを当てて、さらにたたき込んでなんとか抜くことができた。

こちらも、グリスなどは全く塗られていなかった。表面がガサガサで滑らないので抜けにくいのだ。

前輪が外れた。リアに比べると軽いのが助かる。

ホイールの外れた状態。フェンダーは外さなくてもなんとかタイヤを取り外し、取り付けできたが、新しいタイヤを付けたら、外形が大きくなるだろうから、フェンダーを外さないと取り付けできないだろう。フェンダーは3つのネジで留められているだけなので簡単に外せそうだ。

よく見ると、フロントフォークの内側がかなり汚れていた。手で擦っても落ちない。ざらざらしている。錆びているのか!

金属磨きを取り出して、

ごしごし磨いたら、くすみが取れた。まだ1年も経たないのに錆びたりしたら目も当てられない。

そして、ホーイルの取り付け。

予想どうり、アクスルシャフトは、滑らないので全然入って行かない。それで、グリスを塗って滑りをよくしてから差し込んだが、それでもなかなか入って行かなかった。

前輪も、トルクレンチで105Nmで絞め込んだ。

キャリパーを取りつけ、完了。

なんとか終わった。リアよりはフロントの方が簡単そうだ。

前後の脱着で、1時間半ほどで完了した。次回は慣れているので、外すだけならば、前後合わせて30分程度で終わるのではないか。

やはり、脱着を試して良かった。自信になった。

ツーリングバイクが1台になり、それだけ走行距離も伸びているので、タイヤの交換頻度も高くなるだろう。今後も、ホーイルを外して、タイヤ交換すれば、交換コストがだいぶ下がるだろう。