2017年8月23日水曜日

SUZUKI GSX-S1000F 後輪ホイール脱着テスト

バイクショップにホイールを外して持ち込む為に、脱着を試してみることにした。

まずは、チェーンの張りの調整で少し弄ったリアから。

メンテスタンドにをかけた状態で行う。

これが、ナット側。

そして、反対側。回らないようにロックされているので、こちらは何もしないでよい。

左側に、ラチェットタイプのレンチでナットを緩める。

外れた。簡単だ。

そして、飛び出たアクスルシャフトをゴムハンマーでこつこつ叩いて押し込む。

すると、反対側から飛び出てくる。

タイヤは、メンテスタンドで浮いているが、シャフトを抜くと下に落ちるので、支えないといけない。

それで、前側にブロックを置いた。

タイヤの下に足を差し込んで支えつつ、アクスルシャフト抜いていく。これも、思った以上に簡単だった。シャフトは、グリスなどは全く付いていなかった。そういうものなのだろうか。

シャフトを抜いた後。そのまま下に落ちるかと思ったが落ちない。

チェーンを張る金具を取った。

よく見たら、リアのブレーキキャリパーを外していなかった。慌てて後ろ側のボルトを緩めて抜いた。

すると、ホイールが下がってきて、キャリパーがホイールにガリガリとこすれてしまった。アクスルシャフトを抜く前に、キャリパーを外しておくべきだった。後でホイールを見たらキズだらけだった。少々意気消沈。

ついでに、パッドを見てみたが、まだ5,000km程なので全く減っていない。

ブロックに乗ってしまっているので、ブロックを前にずらしつつ、下がったホーイルを前に蹴ってチェーンを緩める。

緩んだチエーンを外した。

なんとか、ホーイルが外れた。

気温は35度くらいまで上がっていた。汗がしたたり落ちる。暑い。

滅多に見ない、リアフェンダーの中。汚い。

右の内側を見ると、スライドレールの様な形状がある。

キャリパーマウントがこのように付く。取り付けの時の為によく見ておく。

汚いので、ガラスクリーナーを

吹いて、綺麗にしてみた。


気になっていたリアスプロケットの汚れ。

外してみたら、ハブダンパーが見えた。当然だが綺麗なものだ。

リアスプロケットを、パーツクリーナーで綺麗にしてみようと思ったが、全く汚れが落ちない。

付いている汚れは、チェーンルブなのでやはり、落とすのにはチェーンクリーナーがいいのだろう。

確かに、汚れが浮いてきた。

ホーイル自体もホワイトチェーンルブが付いていて汚かったので、チェーンクリーナーで吹きかけて拭いた。

簡単に綺麗になった。

まだ、チェーンルブが残っているのでチェーンはこのままにしておくことにした。単に面倒だったからだ。暑いのもある。

なんとか、スプロケットも綺麗になった。完璧では無いが。

これは、アクスルシャフトを取り付け完了した写真だが、思った通り、アクスルシャフトを通すのは大変だった。重いホイールを浮かせて軸を合わせるのがとにかく大変。足がぶるぶる震えた。しかも、ホイールの軸にはまっているカラーが、ポロポロと外れて、何ん度も付け直さねばならなかった。その上、ブレーキキャリパーのマウントがずるずるとずれて、これに中心を合わせるのも難儀した。もう一つ腕が欲しい。

なんとかシャフトが通せた。

今回は、トルクレンチを仕上げに使う。

37mmのソケットを使う。

設定は105Nm。

ある程度締め付けていくと、カチカチと締まらなくなったら完了だ。リアが完了。

しかし、後輪だけでこれだけ苦労する。慣れればもっと簡単にできるようになるのだろうか。

少し休んでから、前輪だ。

つづく。