2017年5月10日水曜日

SUZUKI GSX-S1000F ゴールデンウィーク1泊ツーリング 鹿児島 その2

さて、第1日目の後半だ。

昼食のあと出発しようとしたが、熱いラーメンを食べたこともあり、暑くて仕方なかった。実際気温も26度を超えていた。日向だと30度越えだ。それで、厚めのインナーを1枚脱いだ。そして、腕のファスナーを開けて風を通りよくした。すぎやんも同じようにしていた。

そこから、さらに南下して、今度は本格的な「えびの」のループ橋をぐるぐる回った。

さらに南下して、道の駅「えびの」のところにあるガソリンスタンドに入った。300km以上走っていた。そろそろ給油しないと危なかった。燃費は21.7km/lとまずますだ。

そして、道の駅「えびの」に入って、遠くに見えるループ橋をバックに写真を撮った。

そこからは、ナビの設定を変更して、鹿児島の半島中央を走るルートを設定して、開聞岳に向かうようにした。ここからは私が先に走ることになった。

しかし、ここからは、写真もキャプチャーする動画も撮れなかった。というも、朝の6時から撮影しつづけていたので、64GBのメモリーカードが満タンになってしまったのだ。

しかし、実際はここからが大変だった。途中でどう見ても到着が暗くなるほど遅くなりそうだったので、有料道路を通ることにして、ナビの設定を走行中に変更していった。

しかし、それが問題となった。

西回り九州自動車道路に松本ICから入り、指宿有料道路に入る予定だった。実際看板がでていたので、その車線に入ったのだが、ナビがが違う方向に誘導する。分岐の看板を見るとどちらも指宿方向とある。道をよく知っているわけではないのでナビに従ったが、それが間違いだった。それに気がついて、側道に抜けようとしたら、急な変更だったので、後ろから来るすぎやんがついてこれずに、まっすぐ行ってしまい、はぐれてしまった。

しかたなく、道の途中で止まって、Lineでやりとり。こういうときにLineは本当に便利だ。

そして、そこから近い川辺ICで待ち合わせして、指宿有料道路に入ることが出来た。

ナビが狂った原因は、経点だった。もともと有料道路を通らないルートだったので、半島の中央を通るように経点を何点か打っていたのだが、一覧では住所しか出てこないので、有料道路優先に変更したときに、経点の削除し忘れが残っていたのだ。そのために、ナビはその経点に向かおうと途中で有料道路を降りさせようとしていたのだ。

やはり、落ち着いて止まってからナビの操作をしなくてはいけない。

この道はほぼ半島の中央を走り、適当に曲がっていて走っていて楽しい。ただ、片側一車線なので遅い車がいたするとペースがガクッと落ちる。

途中に展望台があったので、

行ってみた。

巨大なタンクが並んだ施設が見えた。石油コンビナードだろう。JX喜入石油基地だそうだ。後で調べたら、この基地の手前に今夜のホテルがあったのだった。

そして、左側には桜島が見えた。噴火はしていないようだった。

有料道路が終わってからも、快走ルートでさらに楽しい。

池田湖で止まって、開聞岳をバックに。

そこから、開聞岳の北側を回って指宿温泉に向かう。

開聞岳付近を通り過ぎると、だいぶ日が陰ってきた。すでに6時近くなっていた。

指宿温泉といえば、砂むし温泉だろう。すぎやんが20年前に来たことがあるという指宿いわさきホテルに着いた。もう6時を過ぎていたが、まだ明るかった。

大型バイクの集団が来ているようだ。

ホテルはこんな感じだ。駐車場まで従業員が迎えに来てくれてびっくり。泊まり客だとおもったらしい。バイク用に屋根のある駐車場があると言っていた。残念ながら、風呂だけですと答えた。

これがその温泉の建屋。帰りに撮ったので真っ暗だが。

ホテル側から入って温泉施設に向かった。正面に有る自販機で料金を支払う。1,080円だった。写真では見えないが、右にある受け付けに入浴券を渡すと、浴衣とタオルを渡される。

脱衣所で裸になって浴衣を着て、タオルのみもって、エレベータで最下段に降りると、

砂蒸し場が外にある。

二人並んで浴衣のまま上向きで寝ると、従業員が暖かい砂をかけてくれる。そして、デジカメを持って行くとこのように写真まで撮ってくれるのだ。10分から15分程度入っていたら、自分で起き上がる仕組み。ちゃんと時計も見えるところにある。

砂をどのようにして暖めているのか分からないが、すこし熱めの砂のなかでそれこそ蒸す感じの温泉は、実は初めてだった。なかなかいいものだ。ちょっと料金が高いが。

一人ならまだいいが、家族でくると4人で4千円以上になってしまうのが痛い。

 砂から上がったら、浴衣のままそばにある温泉風呂に入る。ここで砂を落とす。

もう、日が落ちて薄暗くなってきていた。

それからシャワールームで完全に砂を落として、シャンプー、ソープなどで髪や体を洗う。

浴衣はこれに入れて、用意してある新しいバスタオルで体を拭いて、新しいパジャマ風のスボンと服を着る。そして、エレベータで上に上がると、今度は空中風呂だ。

開放感のあるガラス張りの風呂だ。

窓から下を見ると、今まで入っていた砂蒸し場が見える。

ここでさらにのんびりしてから上がった。

バイクのところに戻ったら、すでに19時半だった。

ホテルまで20km以上有る。ナビにセットしていたので、私が先に走ったが、とにかくヘッドライトが暗くて前がほとんど見えない。特にすぎやんのHIDのライトは強烈に明るいので、後ろから照らされると、自分のバイクの影が前に黒く伸びてますますよく見えない。

仕方ないので、前を走っている車の後についていくことになってしまった。

やっと、ホテルに着いたら、もう9時前だった。

駐車場にバイクを止めて、カバーをした。

しかしよく走った。

1日目のルートだ。
こちらに、ナビのGPSログで作成したGoogle mapをリンクしておく。
https://drive.google.com/open?id=1_Mnq5YG4a4jWGJQZvjDn2M1SO8E&usp=sharing


ホテルは夕食付きのプランで頼んでいた。食堂に行くと、いわゆるブュッフェタイプなのだが、9時を回っていたこともあり、あまり残っていなかった。

すこし寂しい夕食になった。カレーと鍋があったのが幸いだった。

一人鍋は、水餃子だった。

夕食後は、この食堂で明日の打ち合わせ。1日目は、私もいろいろと下調べしてきたが、二日目はほとんどしていなかった。

だいだいのルートとしては、桜島にフェリーで渡る。その後道の駅にある足湯に浸かる。新田原基地、高千穂、高森、湯布院、といった感じだった。

ただ、新田原基地に向かうには、都城市を通らねばならず、ここで渋滞が予想された。それを回避するために、都城市をくるりと取り囲むように走る農道を経由することにした。ただ、私のナビにはその道が出てこなかった。仕方ないので、その始まりと思われる点を目的地としてルートを設定した。とりあえずそこまで行って、あとはすぎやんの野生の勘で走ってもらうことになった。

1日500km以上走って疲れていたのもあるし、すでに10時を回っており、明日も5時起きになりそうだったので、部屋に戻って寝た。

朝食は6時からだった。

つづく。