2017年5月9日火曜日

SUZUKI GSX-S1000F ゴールデンウィーク1泊ツーリング 鹿児島 その1

もうゴールデンウィークも終わってしまったが、友人すぎやんと1泊ツーリングで九州を縦断して鹿児島まで行ってきたので報告。

しかも、ほとんど下道でだ。片道500kmもある。果たしてたどり着けたのだろうか。

朝6時の待ち合わせ。5分前に家を出る。(時計は5分遅れている) 気温は18度もある。が、山の中も走ることを考えて、KOMINEのJK-580に付属のインナー2枚を着て行った。暑ければ脱げばいいだろうということにした。オールシーズンタイプのジャケットはこういうところがいい。

待ち合わせ場所に行くと、6時を少し回っていた。さっそく出発。

少し走って給油。いつも入れているスタンドはまだ開いてなかったのだろう。私は満タンだったので入れなかった。

福岡県の中央を南下していく。道の駅小石原を通過。まだ時間が早いこともあり、順調だ。とりあえずは、日田の一村一品運動の拠点だったセブン−イレブン 日田高瀬店までいくことにした。

天気は申し分なく良い。本当にツーリング日和だ。

夜明大橋手前の信号でバイクに出会った。ソフトタイプのサイドバッグを付けて我々同様にツーリング途中なのだろう。バイクはCB1100のようだった。

そしてまもなく日田のセブンイレブンに到着した。そう、ここは、3月に大分ぐるりツーリングでの集合場所だったところだ。だが、無線で道の駅「かみつえ」に寄るというのでそこまで行くことにした。

しかし、さすがに休みなく2時間走り続けだとちょっと疲れてきたので、松原ダムの先で休憩となった。

トイレしてすぐに出発。二人ともリアボックスだけでは足りず、TANAXのシートバッグを付けている。ただ、内容は異なる。私は衣類などホテルに持ち込む荷物を防水袋に入れてシートバッグにいれていたが、すぎやんはリアボックスに入れて、リアボックスを外して持って行っていた。確かに衣類など濡れては困るものはリアボツクスの方がいいのかもしれない。だが、私のGSX-S1000Fの場合、サードパーティ製のリアキャリアで耐荷重が5kg程度しかないのだ。すでにリアボックスだけで3kg程度ある。どうしても重い荷物は、載せられない。

そこを出発して、本来ならばオートポリスの横を通るルートだったが、そのまま387号線を走り続けた。

そして、道の駅「かみつえ」に到着。

しかし、誰もいない。店も閉まっていた。

すぎやんは、購入したばかりの一眼レフカメラでバイクを撮影していた。逆に人がいないので撮影しやすいだろう。

ここからは、私が先を走ることになった。ナビの設定を変更して、まずは熊本空港に向かう。

そこからの道は、車もほとんどおらず、いいペースで走れた。天気もよくて気持ちよい。

熊本空港に近づくと、きれいに整備された道となった。道も広い。

そして、東西方向に滑走路のある空港の中央をくぐり抜けるトンネルに入った。ここが近道になっていて、空港の南側に抜けるのだ。

南側に出てきた。しかし、空港そのものは全く見えなかった。私は、ルートをGoogleストリートビューで予習してきたのでそのようなルートだと知ってはいたのだが、まさしくそうだった。道は西側に曲がって、空港の滑走路に沿って走ることになる。

そこから、南に左折して田んぼの中の道に入っていく。

ここからは、「マミコゥロード」だ。いい道だ。素晴らしいペースで距離が進む。

車も走っているが、のんびりと走る車はおらず皆ハイペースだ。

気持ちよかった広域農道が終わり、443号線に左折する。

ここでコンビニを見つけたので少し休憩。

二人でアイスコーヒーを座って飲む。気温もだいぶ上がってきた。予想したようにいままでの山の中はインナー2枚で丁度いいくらいだったが、下界に降りてきたらすこし暑くなってきた。

そこからさらに南下していく。次の目的地は五木村だ。カーブの手前で前を行く2台の車が2台とも中央線をはみ出て走って行くのが見えたので、何だろうと思った。

取り締まりのようだった。このようなコーナーで見えにくいところで取り締まるのだ。危険だというならば、コーナーの手前で注意を喚起した方がさらに安全ではないかと思ったりする。

このような姑息なことをするから、違反金目当てなどと揶揄されるのだ。

その後、なんどか道を間違えながら443号線から県道25号線に入っていく。すると、前に軽自動車が走っていた。みると、いわゆる枯れ葉マークをつけている。

ペースそのものはそんなに遅くはなく、ついて行って遅いとは感じなかった。

しかし、コーナーでは大きく中央線をはみ出て、危うく対向車とぶつかりそうになる。確かにきつめのカーブはではあるが、中央線をはみ出るほどのものではもないし、ペースもそこまで速くない。実際私はインべたで簡単に曲がれている。すこし運転技術が伴っていないのだろうか。危なっかかしい。

この25号線にはループ橋があるのがわかっていた。みるとそれが見えてきた。しかし、前の軽自動車はかなりの勢いで曲がっていく。大丈夫だろうか。

勢い余ってか、トラックを追い抜いていく。アグレッシブだ。

トラックだけではない。乗用車もだ。まあ、楽しく走りを見させてもらったが、それにしても本当に枯れ葉マークの年齢の人が乗っていたのかはわからない。すぎやんによれば、背の低い人だったという。

途中で、白滝公園という看板を見つけたので止まってみることにした。

すぐ横に吊り橋があった。

きれいな橋だ。出来て間がない感じだ。

丸くなった大きな石がごろごろとある川だ。

景色がなかなかいいではないか。

そこを出発して、さらに南下していくと、川辺川という大きな橋が見えた。ここが五木村の中心部だ。

橋を渡った先で止まった。きれいで立派な橋だ。

橋をバックに我が愛車を撮る。絵になる。

この下を流れる川にいくつか橋が架かっていて絶景が見えるという。

ここからは、すぎやんが先に走ってもらった。

五木村の集落から南下していく。

すると通行止めになっていて、右側への迂回路に誘導された。

偶然にも、すぎやんが話していた絶景が見えるという橋があった。通行止めになっていなかったら分からなかっただろう。

橋はかなりの高さだ。

下を見ると、遙か下の方に川が流れている。深い谷底を蛇のように縫うように流れていた。

そこから、人吉の中心部を避けるようにしてさらに南下していく。

219号線を南下していたらラーメン屋があったので止まった。

時刻は丁度昼過ぎ。走行距離は、300km近くなっていた。6時間でこれだけ走れれば、かなりいいペースだ。

注文したのはたつだラーメン。

麵は細めで、チャーシューも大きくなかなかうまかった。私には量も丁度よかった。

いわゆる熊本ラーメンなんだろう。とんこつでこってりタイプだった。

つづく。