http://www.gearbest.com/motorcycle-parts/pp_264923.html
価格が32ドルととても安い。しかも、送料はエクステンドタイプでなんと2円だった。こんな低価格でいいのかと思う。現在5つのヘルメットがあり、2つに、デイトナのEasyTalk3を付けているが、残りの3つのうち2つは、スピーカーのみで、無線で使うためにはBluetoothレシーバーを使っている。しかし、汎用のレシーバーなので防水でもない。できればちゃんとした専用品をつけたいと思っていた。この価格なら、2つ買っても安い。
GearBestでは色々と購入しているので、ポイントがたまっていたので、それを使って2台で6,500円ほどだった。以前購入して返品したものでも1台で5,000円程だったので、かなりの安さだ。
で、それがやっと届いた。なんと、クロネコヤマトが届けてくれた。特価品がEUプラグ品だったのだが、ちゃんと変換プラグも付けてくれた。でも、付属のACアダプタは使うつもりはないが。
これが中身だ。マイクとスピーカーはケーブルではつながっているものの分離されているのはいい点だ。本体の取り付けは、ベルクロタイプと、フックタイプがある。フックタイプは2本のネジで留める。
正面。実際に取り付けるときは上下が逆になる。ボタンは、左の橙色の電話、右に電源だ。電源の右のへこみはLEDインジケーター。
上面にボリュームプラスとマイナス。ボタンは全部で4つのみ。
裏側。EasyTalk3のように、簡単に脱着はできない仕組みで、本体そのものをねじ止めする。
こんな感じで、挟み込んでねじ止めする。
下側には、デジタルカメラなどに使われている小型のUSB端子があり、これにスピーカーとマイクを繋ぐ。また、充電端子にもなっている。つまり、充電する場合は、スピーカーケーブルを外す必要がある。その横のゴムのフタが付いた穴は、AUX端子だ。これは、EasyTalk3と異なるいい点だ。Bluetoothでの接続がうまくいかなくても、有線で接続できるのだ。
これが、セット内の充電ケーブル。
本体取付用のベルクロシール。片方をBT-S2に、もう片方をヘルメットに張り付ける。
スービーカーにも、ベルクロシールが付いていて、白い部分のろ紙をはがして、ヘルメットの内側に張り付ける。
いままでスピーカーのみだったNEOTECにBT-S2のスピーカーとマイクを取り付けることにした。
ついていたスピーカーを外した。スポンジがボロボロになっている。音には影響がないが、やはり古さは隠しようがない。
NEOTECには、あらかじめスピーカーの位置がへこんでいて取り付けやすい。マイクも適当に張り付けた。マイクもベルクロシールだ。
本体の取りつけは、フックにした。こんな感じで隙間に差し込むだけだ。
とりあえず、二つとも付属の充電ケーブルで充電することにした。
そして、スマートフォンとBluetooth接続してみたが、簡単だった。
音楽を再生してみたが、まあ普通になっている。スピーカーを耳に当ててみたが、ややキンキンとした音だ。値段なりだ。でも、もともとヘルメット用のスピーカーはこんなものだ。
次に、その状態で、AUXに付属のケーブルでMP3プレーヤーを繋いでみた。
AUX端子専用のケーブルを見ると、本体側は2.5mmの小さな4極タイプになっている。普通の3.5mmだったら簡単だっのだが。仕方ない。4極という事は、スピーカーだけでなくマイクも使えるという事かもしれない。付属のケーブルでは音しか出力できないようだ。
それで、MP3プレーヤーを再生にしてみたが、まったく音がしない。出ているのはスマートフォンの再生音だけだ。
試しに、パワーボタンを押してみると、今度はMP3プレーヤーの音のみが聞こえるようなった。つまり、Bluetoothの音とAUXの音は同時にならずに、切り替えでしか使えないようだ。混合して聞こえるのなら、AUXで音楽を聴きながら他のインカムとの接続もできたかもしれないのに。実は、目論見として、このAUX端子に別のBluetoothレシーバーを繋げば、ナビの音声をこれで受信して、インカムは他のインカムとの接続に専念させるというような使い方も考えていたのだが、思惑は外れてしまった。まあ、こんな低価格な商品に多くを期待するのは無理というものだ。
ただ、別の発見もあった。AUX端子はインカム本体の電源を切っても使えるのだ。つまり、インカムのバッテリーが切れたら、AUX端子で別のBluetoothレシーバーを繋ぐなり、有線で接続するなりができるのだ。これはいざというときにいいではないか。
充電も終わったので、NEOTECにインカム本体を取り付けた。何の問題もなく簡単に取り付けできた。大きさもそう大きくなく、ボタンも大きいので、使いよさそうだ。
つづく。