2017年2月16日木曜日

SUZIKI GSX S1000F 今年最初のクラブツーは別府

今年最初のクラブツーリングに参加した。目的地は事前情報だと国東方面とのことだった。
ここ数週間、週末になると天気が悪くなる状態で悶々としていたが、やっと雨はまぬがれそうな雰囲気だ。ただ、気温は低く、寒さが予想された。


それで、厚目の長袖シャツにカイロを3枚貼りつけることにした。腰と首の後ろ、そして胸だ。この上に、薄いダウン系のインナーを着て、上着はXLと大きめのYELLOW CORNウインタージャケットにした。

下は、厚目のインナーを履いて、弐黒堂のウインターパンツにした。いままであまり穿いてこなかったが、生地が厚くて防寒にはいい感じだ。

友人すかぎやんは今回は参加しなかったが、朝方見送りに来てくれた。その時に出発前の写真を撮ってくれた。やや着ぶくれてしまっている。

天気予報では、曇りのち晴れだったが、空模様はなんだか雲がもくもく出ている。

気温は4度。走行中は高めに出るので、実際はもっと低いかもしれない。

8時半出発で8時過ぎに集合場所に着いたが、待っていたのはリーダーと見送りの人だけだった。

コンビニで熱いコーヒーなどを飲んでいたら、三々五々集まってきた。ほとんどがリッターバイクだが、寒い事と峠越えもコースにあることから、オフ車での参加も2台いた。

時間になったので、リーダーの挨拶の後出発。目的地は別府になった。コースは、10号線をひたすら走って南下し、大分からは500号線で別府市内に入るというもの。500号線は、以前家族旅行で大雪に見舞われた道だ。気温も低く、二日前から雪も降る天気だった。大丈夫だろうか。

1台はタンデムだ。タンデマーの女性は以前は自分でバイクに乗って参加していたのだが、バイクが壊れて乗れなくなったので、こんな形での参加だ。

椎田道路を通っていくことになった。

カイロのおかげか、高速でもそんなに寒くは感じなかった。

そして、椎田南ICで降りた。

ここからは、ひたすら10号線を南下する。いつもなら大分に入ったら、宇佐広域農道に入るのだが、今回はただひたすら10号線を走った。

大分に入り、まほろばうさの前にあるコンビニに止った。

寒いので、真っ先にトイレに直行。

少しだべってから、出発。

そこからは、R382、K42と走り、R500を別府まで峠越えだ。

心配したほど雪も見られないと安心していたら、

道の横の崖に少し雪が積もっていた。

そして、雪がだんだん多く目に入るようになった。

そして、とうとう、チェーン規制の看板があるのに気が付いた。かなりやばい。ただ、轍状に雪が解けていてなんとか走れた。しかし、時に雪が残っているところがあり、危うく滑りそうになった。

天気は回復してきて日差しも強くなってきた。

別府市内に入ると、すっかり春めいた天気だ。

昼前に到着したのは、杉乃井パレスの裏にある激辛うどんで有名な「五条」。

まだ、時間が早かったので客もほとんどいなかった。メニューの左下に書かれているうどんの地獄が激辛だ。

これが激辛(50円アップ)地獄うどん。唐辛子の粉のかかり具合が半端ない。

タンデムの女性を含めて、5名が地獄うどんを注文。すごい。熱いのもあるが、きっと辛いというよりも痛いだろう。以前中辛は食べたことがあったのだが、それでも辛さはすごかった。

私は、腹具合もあまりよくなかったので、大人しく鴨とじうどんにした。800円だ。ちなみに、地獄うどんは1,050円だ。

背中の方から、フュージョンぽいジャスが聞こえてきていた。振り返ってみると、なんとレコードだった。プレーヤーも蓄音機のような風体だが、枯れた音は雰囲気があってなかなか良い。

食べ終わって時計を見るとまだ12時少し回ったくらい。

出発してさっそくバイクにも食事をさせていた。私は今回は入れなかった。予定走行距離が250km程度なので十分待つはずだ。

帰りに500号線を通るのはやばいだろうと、海岸に近い10号線をひたすら北上した。

500号線と違い、こちらは雪は全く見られなかった。ただ、片側一車線が多く、あまり楽しい道ではない。

豊後高田を抜け、

宇佐神宮を通り過ぎだ。この先から道が広くなる。その時に、前を走っているカワサキのスーパーシェルパ(250ccオフロード車)のリアバックあたりからなにやら落ちたような気がした。

走行中のビデオをキャプチャーしたものがこれ。何か左側にぶら下がっているのがわかる。



そして、広い道に入ってから、隣を走っているメンバーが、それを指摘したら、慌ててひも状のものを引き上げようとしたら、それが落ちて私の前にバラバラと散らばった。

慌ててバイクを止めて、拾いに行くと、小さなバックや電池などが散乱していた。トランシーバーをいれていた小さなバックだった。しかし、本体の電池カバーは見つかったが、ケーブルも本体も見つからなかった。

道の中央にバイクを止めてちょっと迷惑だった。

そこから再び、10号線をひたすら北上していった。

道の駅「なかつ」に入った。

ここで、休憩となった。

以前も来たことがあったが、かなり整備されてまるで別の施設の様だ。

窓に、道の駅のランキングが張り出されていて、なんと「なかつ」はレストラン部門で1位になっていた。その他の項目でも上位になっていてびっくり。

ここで、150円のコーヒーを飲んだ。

そこから、福岡県まではすぐだ。いままでひたすらあまり楽しくない10号線を走ってきたが、ここで京筑アグリライン(広域農道)を走ることになった。

個人的には、ここで2回もつかまっているので、あまり走りたくなかった。

ただ、まぁ皆と走るので先頭でなければ安心だろうと思った。

しかし、取り締まりの影響からか、道はガラガラだった。

バイクもほとんど走っていなかった。

ただ、去年と違っていることがあった。

それは、速度制限が50kmになっていたことだ。あちこちに真新しい速度制限標識が立っていた。

やはり、40km/h制限はあまりに実情に会わない規制だったのではないかと愚考した。

そして、アグリラインを楽しんでから、一般道に戻って、コンビニで休憩。

ここで、解散となった。

寒さが心配されたが、私は十分に準備していったので、あまり寒さも感じずに、快適に走れた。やや着込みすぎて膨れてしまったていたが、ライディングを大きく損なうほどでもなかった。やはり、カイロは効果てきめんだ。

そこで、帰る前に、車体を確認したら、シフトレバーが緩んで取れかかっていた。危ない。逆の右側も同様で、さらにブレーキランプのスイッチへの連結も緩んでいた。

ここで確認しておいてよかった。このまま緩んで取れてしまったら、復旧させるのは大変だ。

バックステップに変えてから初めての本格的なツーリングだったが、文句なく純正よりもこちらの方が良い。ライディングも楽だし、踏ん張りがきくので、コーナーリングもとてもコントーラブルだった。ますますGSX S1000Fに乗るのが楽しくなった。

エンジンの振動もだいぶ私が慣れたのか、慣らしが終わったからなのかわからないが、ほとんど気にならない。しかし、現実にねじのゆるみは発生しているので、わたしが慣れたのだろう。

バックステップは、やはり、ネジロック剤で固めて増し締めしないといけないだろう。

それと気になったのは、レーダー探知機だ。通常パワーボタンで電源を入れると、自動オフモードになるのだが、自動オフになる条件は振動が無い事のはずなのに、走行中に電源が勝手にオフになってしまうのだ。どうもおかしい。振動センサーが壊れたのだろうか。自動オフモードをキャンセルすれば切れることもなくなるだろうが、その設定方法が分からないので、調べておこう。

いつものように帰宅前に給油。走行距離は230kmで、燃費は19.8km/lと20km/lを切ってしまっていた。気温の低さと、ペースの遅い国道を延々と走ったためかもしめない。いままで経験から80km/hから100km/h程度で走るのが最も燃費がいいようだ。大人しく走っても低速だと燃費はあまりよくない。

帰宅後、バイクを見たら、500号線の峠越えで、濡れた雪道を走ったために、かなり汚れていた。

マフラーもこのありさま。解雪剤の為だろうか、白く汚れてしまっている。

そして、リアのインナーフェンダ。

エキパイも真っ白だ。

洗車しなければならないとは思いつつも、久しぶりのツーリングで疲れて、やる気が起きず、一晩おいてしまった。