2017年10月27日金曜日

FreedConn L2 トランシーバーアダプタの検証

ツーリングクラブで、いままではコミュニケーションツールとしてトランシーバーを使ってきた。いや今でもそうなのだが、有線タイプで構成されていたので、だんだんと会員がインカム型に移行し始めて使わなくなってきている。また、使っていた人たちも有線の為に、走行中に引っかけたりなどして落下させて破壊したりしたメンバーが何人かいる。

そんなことがあり、現在ではトランシーバーは事実上使っていない状態だ。また、多人数の時もあるので、インカムでの通話は実現性が低い。それに出発前に毎回、みなでペアリングをしなければならないだろう。さらに、色々なメーカーがあるので安定して使えるか分からない。

やはり、トランシーバーのグループトオークは素晴らしいシステムだと思う。

そこで、私の使っているFreedConnのL2 アダプタがFreedConnだけで無く、他のインカムでも使えるのか検証してみようと思った。

私の持っているインカムは、3種類。FreedConnのT-Rexは当然可能だ。そして、次は、デイトナのEasyTalk3だ。久しぶりに持ち出して充電してみようとしたら、充電器を繋いだ途端に充電完了状態になってしまう。しかし、充電器を外すと、全く動かない。バッテリーが駄目になったのか、何かが壊れたのか。丁度購入して一年数ヶ月になっていることが分かった。一年以内なら保証が効くだろが、もう保証切れだった。簡単に壊れるものだ。

次は、BT-S2だ。30ドル程度ととても安かったインカムだ。これで試してみる事にした。

用意したのは、L3リモコンと、L2アダプタ、そして、KENWOODのトランシーバー2台だ。

BT-S2は、これだ。ラジオも聴けるし、音もなかなか良い。

さっそく、L2アダプタをペアリングモードにする。電源が切れている状態から唯一のボタンを長押しするとペアリングモードだ。

こちらも同様にしてペアリングモードしたら、なんとあっさり接続できてしまった。

なんだ簡単だと、トランシーバーの通話を試すために、L3リモコンのPTTボタンを押してみた。ちゃんとL2アダプタは反応して、通話モードになった感じなのだが、実際にヘルメットを被って聞いていても、トランシーバーと繋がるシャーという音は聞こえない。そのうち、L2アダプタとのリンクも切れてしまった。どうも不安定だ。

やはり、同じメーカー同士でないと難しいのだろうか。

しかし、BT-S2はかなり安いインカムで、これが駄目だからほかも駄目とは限らない。どこかメジャーなインカムと接続を試してみたいと思っていた。


それで、ホルンフェルスツーリングの時に、すぎやんのB+COMと接続を試してみた。

すると、やはり簡単にBluetooth接続が完了した。でも、そこまではBT-S2でも出来た。

そして、リモコンのPTTボタンを押して、通話モードにしてみると、ちゃんと通話ができた。

どうやら、B+COMでは使えそうだ。後は有名どころとしては、SENAだろう。だれか試させてもらえると嬉しいのだが。

しかし、とりあえず、メジャーどころとの1社では使えたので、励みになった。

これが、SENAなどほとんどのインカムで使えるようならば、有線よりも低価格で無線化が可能になる。トランシーバーはL2アダプタと一緒にポケットなどに入れておけ、バイクに配線もしなくて済む。とはいっても問題もある、皆で使用しているトランシーバーはアルインコ製なのだ。このアダプタではKENWOOD製しか使えないから、トランシーバーをすでに持っていても買い替えになる。そのため、2万円近い出費となってしまう。

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