2016年12月8日木曜日

大宰府に紅葉を見に行った

ここ数週間の週末は天気が今一つで、家族で毎年行っている紅葉狩りが延び延びになっていた。とうとう12月に入ってしまったので、雨の中行くことにした。

結論から言えば、雨も風流だったような気がした。しとしと降りだったのが良かったのかもしれない。


雨の中、高速で大宰府に向かった。雨だったのが幸いしてか、あまり渋滞もなく流れもよかった。

高速を降りてからも、比較的順調に到着できた。

大宰府駅の前を通って、以前来たことがあるホテルに着いた。

このホテルの駐車場は2階建てなので、1階に停められたので良かった。雨なので乗り降りも濡れずに済む。

着いたのは、以前紹介した、ホテル ルートイングランディア太宰府「みかさの湯」だ。

過去の記事は、こちらを参照。

ホテルグランティア大宰府 みかさの湯はコストパフォーマンスが異常に高いのでびっくり

記事を読んでいただければわかるが、このホテルは日帰り温泉とランチが付いて1,300円と信じられないコストパフォーマンスなのだ。その上に、車が多くて駐車が大変な大宰府駅までシャトルバスで送迎してくれる。素晴らしいこのホテルが家族のお気に入りになっている。



前回同様に、石の玉が迎えててくれる。

今回のコースは、ボーナスも出たことだし、少し奮発して、12月のおすすめにすることにした。なんとステーキと海鮮丼が選べる。

価格は、風呂、館内着、タオルセット、休憩所、それに豪華食事付きで2,000円だ。素晴らしいコストパフォーマンスだ。この自販機で切符を買ったら、下駄箱の鍵を添えて、


受付をすますと、風呂場のロッカーの鍵と、タオルセットをもらえる。館内で何か購入したりしたら、この鍵がお金替わりなので、それ以外の荷物はロッカーに入れっぱなしでいい。

外を見ると。雨足は激しくなっていた。

到着したのは、11時半ころだった。それから、温泉にのんびり浸かり、備え付けのサウナにも入った。

風呂の写真は撮れなかったので、ホテルのサイトから拝借。内湯もあり露天風呂もいろいろあって、狭いながらもまずまずの温泉だ。ただ、温泉とはいうが、塩素臭があり、いわゆる硫黄臭は全くない。おそらくは、冷泉なのかもしれない。匂いは温泉らしくないが、浸かると肌がすべすべとしてくる。お湯も非常にきれいで、温泉にありがちな硫黄がこびり付いたところもない。

また、別料金だが、岩盤浴もある。

温泉でのんびりしてから、さらに2階の休憩室で、リクラニングのある長椅子に座ってのんびりした。

1時半ころ、下に降りてきて、着替えた後、食事にした。

外を見てみると、雨はやみそうになかったが、着いた時ほどの雨量はなかった。

これが海鮮丼コース。大きなみそ汁は貝汁だ。揚げ豆腐もかなりうまかった。

こちらが、ぷりの照り焼きとステーキだ。

ステーキと言っても、4切れしかないが。それでも、やわらかくてうまかった。昼間から沢山は食べられないから、これで十分満足だ。

それから、肝心の紅葉は、大宰府駅近くにある光明禅寺に行くことにした。これがその写真だ。さすがに、12月ともなれば、こんな鮮やかな状態ではないだろうが、紅葉では有名なようだ。

ホテルからシャトルバス(バスというよりもワンボックスカーだが)で、駅へ。

駅から歩いて、最初に見える鳥居で右折。
路地を歩く。

この公園で、左折する。
さらに歩いていく。電柱が観光地だけあっておしゃれだ。

よく見ると、柱上変圧器はあるものの、電柱同士を繋ぐ電線はない。電柱から繋がっているのはそれぞれの民家だけだ。おそらく、電線は景観のために地下に埋められているのだろう。

道に、こんなものが埋められていた。

そこから、前を見ると、寺の白い塗り壁が見えてきた。

そこまでやってきた。

ここから入るのかと思ったら閉まっていた。

一つ手前の入口から入った。

建物前の庭も綺麗にしてあった。

いわゆる日本庭園だ。残念ながらかなり紅葉は散ってしまっていた。

200円の料金を支払って建物に入った。奥に中庭が見える。

出てみると、ほとんど散ってしまっているうえに、散った葉は茶色に枯れていた。

今回は持ってきたカメラは、FUJI FinePix S1だ。以前は、何本もレンズをもって一眼レフを担いでいたものだったが、最近では、それをこのFinePix S1が担っている。50倍ものズーム性能に、高度なフィルター機能で、シャッターの切れ味以外は、かなりの性能だ。レンズを交換する必要もなく、24mm相当から1200mmまでカバーするのだ。風景を撮るのならこれで十分だ。


試しに、鮮やかフィルターを試してみたものがこれだ。まるで別世界だ。散った枯れ葉までが赤く染まって見える。みどりは鮮やかになる。やや、演出が過ぎるが、ポスターなどではこれくらいやらないとインパクトが無いだろう。

しかし、素晴らしい。

一眼レフカメラでもRAWで撮って後処理でこんなことはできるのだが、最近のコンデジはその場でできるのだから参ってしまう。最近の一眼レフカメラは持っていないので、もしかすると、一眼レフカメラでもできるのかもしれないが。

50倍ズームを使えば、背景をぼかした撮影も当然だが可能だし。

変な一眼用レンズだと、いわゆる六角ボケになることもあるのだが、このカメラだとそんなこともなく綺麗なボケを楽しめる。

雨で薄暗い天気で、手ぶれしまくる条件で、強力な5軸手ぶれ補正で、この状態程度に撮れる。
わたし腕では、一眼レフカメラよりもこのカメラの方がうまく撮れた可能性が高いだろう。


神社から外に出てみると、「不老」という表札が掲げてある家が対面にあった。おそらくは神社仏閣関連の方のいなのかもしれない。

再び、元の道に戻って、太宰府天満宮に向かった。

折角来たので、お賽銭を投げてお祈りした。

しばらく、繁華街を散策して、土産物などを買ったりした。

駅にホテルのシャトルバスが来たので乗ってホテルに戻った。このバスに乗るのには何の証明も切符もいらない。誰でも乗れるのだ。行先は、ホテルだけなので、途中で降りることはできない。

ホテルに戻ったら、もう5時近くなっていた。

いつものことだが、高速に乗ったら、大渋滞だった。スマホの情報によれば、福岡IC前で、片側通行になっていたので、おそらくは事故でもあったのだろう。一時は高速道路にもかからず、完全に停止してしまって、それこそ少しずつしか進まない状態だった。そのうちに片側通行が解除になり、少しづつ走り出して、福岡ICを過ぎてからは、なんとか走行できるようになった。

こういう走行は、暗くなってきた上に雨という事で、かなり神経をすり減らした。ホテルでのんびりしたのが吹っ飛んでしまった。

それでも、このホテルのコストパフォーマンスは最高だ。泊まることはないと思うが、今後も日帰り温泉として、利用させてもらいたい。