せっかく島原城の前に来たので、ちょっと歩いて行ってみることにした。
ひょろ長い敷地になっているようだ。
天守閣は、登った先のすぐに有った。こんなに簡単に入れるようじゃ、攻め込まれやすいのじゃなかろうか。ここは、敵対するところが無かったのだろうか。城には登らなかったが、こじんまりしている。
城から、坂を下りていくと、普賢岳が遠くに見える。いい景色だ。
出発。まだ12時前だった。天気も良くなって気温は27度。やつと、今日の服装でも寒くなくなってきた。もちろん合羽は着なかった。
そこからまた、広域農道を時計回りに半島を走る。ここは、車も少なく走りやすい。
普賢岳の周りを登りながら回る感じだ。この道は以前、1泊ツーリングで来たことがある。その時とは逆向きだが。R1100RSは、タイヤが良くないのか、こういった高速コーナーがいまいちだ。Bandit 1250Sの時も同様だった。NANKANGのタイヤは、新品の時は良いが、半分くらい減るとコーナーリンクがよくない感じだ。
山間部から降りて、海岸線が見えてきた。
そして、再び山間部に上っていく。
とても気持ちいい。ペースはやや速めだ。
私の後ろにVストロームのKatuさんともう一人の2台がいたのだが、途中で見えなくなった。全員止まって待ってくれていたので、わたしもそこに止ったのだが、私が最後と勘違いしたのか、走り出してしまった。
私は、後ろが付いてこないので、ペースを落として、後ろを気にしながら走った。でも、付いてこない。ちょっと心配になった。
峠の終わったところで、皆が停まっていたので、近づかないように止まって、クラクションを鳴らして、まだ後ろが来ていないとアピールした。
少し待っいてると、後ろの2台がやってきたので、走り出した。
小浜に到着。右の駐車場に入ったが、車でいっぱいで止められなかった。
仕方ないので、そこを出て、海岸淵に停めることにした。
そこで、なぜ遅くなったか判明した。VストロームのKatuさんが、T字路を左折する際に、ふらついて立て直したが、逆に右に倒れてしまったとのこと。坂だったこともあり、ステップの付け根が折れている。ちょっと心配。彼は、テープで押さえておけば大丈夫と意外に平気だ。ステップが折れてしまったら、さすがに大変だ。
後日談だが、結局帰りの高速を降りたところで、折れたとのことだった。自宅近くまでもったのは不幸中の幸いといっていいのだろうか。
バイクを降りて海岸どうりを歩くと、堤防の外に温泉がある。入浴料も300円と安い。今回は入らなかったが、また来ることがあったら入りたいものだ。
そして、何やら小屋がある。
足湯だ。日本一長いのだそうだ。
すぐ横に、温泉が噴き出していて、ここで段々畑のようになったところで自然に冷まして、お湯を流している。吹き出す温泉は、100度を超えているという。
どうりで、その裏には蒸し窯があり、無料で使える。ただし、中に食べ物を入れるのには専用の籠が必要で、そのかご代は30分200円とのこと。食材も売っているが、持ち込みも可能となっている。近所にも別の蒸し窯があったが、それは食材持ち込み禁止だった。
折角来たので、足湯につかることにした。ちょっと熱めだが、気持ちいい。タオルは買わなかったが、当日は湿度も低くて、足を湯から出して風に当てておくとすぐに乾いた。
そこを出て、ソフトを。300円。
ここからは、再び諫早ICから高速に乗って帰るだけなのだが、すぎやんが諫早堤防に行きたいというので、ここで別れて、私とすぎやんとKatuさんの3人で行くことにした。
諫早堤防までは、小浜から半島を再び時計回りに回る。諫早堤防には以前来たことがあるが、まっ直線の道路だ。
真ん中にあるパーキングに入った。
陸橋が道路に渡してあるので上った。前が島原半島で、後ろが佐賀になる。よって、右が堤防内で、左が湾内ということになる。波の状態が左右で全く異なっているのが分かる。以前来たときは、湾側は深緑色をしていたが、台風の直後のためか黄土色になっていた。
湾側。風か少し強く、波が荒い。3人の影が映っている。
そこを出発して、佐賀に入り、右折。
ひたすら、高速の入り口を目指す。
武雄北方ICから高速へ。
多久西PAに寄ることに。
いつものことだが、二輪用のパーキングエリアは本当に狭い。
すると、ほぼ同時に入ってきた青いバイクは、見たことがあると思ったら、同じツーリングクラブの人だった。11月の幹事なので、コースを下見に来たという。愛車のZZR1200はすでに11万キロだそうだ。
事実上そこで解散となり、一路自宅に帰ることになった。
自宅に近づくと、もうだいぶ暗くなっていた。
自宅近くのICで降りようとしたら、トラブル発生?
友人のR1200RSの後に続いてゲートをくぐったのだが、料金が表示されたと思い、ナビを見るために下を向いたら、ゲートが閉まる感じがした。バックミラーを見ると、ゲートが閉まっていて私の後ろに付いていた車が停まっていた。
自分が原因なのかわからなかったので、左に寄って止まって、様子をを見ることにした。そこには、バイクが1台停まっていたので、最初友人かと思ったが、どうも違ったようだ。
バイクを降り、シートを開けてETCカードを取り出し、振り返ると:ゲートが開いたところだった。
閉まったゲートの後ろにいた車が私の後ろに停めた。すると係員がやってきて、その車のドライバーと何か話していた。ETCカードを受け取ると一目散で事務所に戻って行った。
再び戻ってきて、ETCカードをドライバーに渡した。クルマはそのまま発進した。係員も事務所に戻って行った。どうも、私は関係なかったようだ。カードを元に戻して私も走り出した。
友人には、連絡しておいた。
次の日にちょっと用事があって、高速をR1100RSで走ったのだが、何の問題も無かったので、やはり私の問題ではなかったようだ。