2016年9月22日木曜日

富士通 arrows M03 防水スマートフォン

注文した後で知ったことだが、arrows M03はnanoSIMだった。現在Ulefone Powerに刺しているのはmicroSIMだ。IIJmioで頼めばnanoSIMに変更は可能たが、当然ながら手数料がかかる。

しかも、nanoSIMに変更するのには1週間くらいの時間もかかる。

面等なのでSIMカッターでカットすることにした。調べると価格もそう高くない。

だか、ピンキリなのでどれがいいのか?


Ciscle SIMパンチ Sim/Micro/Nano 両方対応SIMカッター Sim nanoSIM microSIM cutter (ブロンズ)

口コミなどを見て、これにした。とにかく、標準サイズのSIMをnanoSIMにカットできるというのはたくさんあるが、microSIMをnanoSIMにカットできると明確に謳っているものは少ない。

口コミでカットできたとあったのだ。

パッケージ。

中身。まるで手作りのような雰囲気のカッターだ。


microSIMを標準SIMに変換するアダプタと、nanoSIMを標準SIMに変換するアダプタ、そしてnanoSIMをmicroSIMに変換するアダプタがついている。SIM取り出しピンまで付く。


青いものは、裏はピンクになっている。これはヤスリだ。カットしたSIMのバリをきれいにするのに使う。なかなか親切だ。


テストでカットしてみることにした。使っていないmicroSIMを用意した。

microSIMを標準SIMに変換するアダプタに入れる。いままで購入したアダプタの中でも、完璧に近いくらいよくできたアダプタだ。

これを、2つあるカッター挿入口の上側に入れる。


こんな感じだ。端子が半分切れている。ちょっと心配になる。大丈夫か?

思い切って、握りしめて、カットした。パチンっと音がした。

きれいにカットされていた。端子部分がだいぶ切れているのが気になる。

試しに、スマートフォンにmicroSIMアダプタにつけて入れてみたが、正しく無効なSIMだと認識された。SIMとして認識されないのなら、SIMを装着してくださいとなるはずだ。

さらに、nanoSIMを標準SIMに変換するアダプタにいれてみたが、ぴったりだ。サイズ的に問題ないはずだ。

これでテストは完璧だ。



数日後、arrows M03が届いた。

中身はシンプル。さすが日本製、説明書がちゃんとしている。


付属のUSB ACアダプタ。

何かしら、部品がついている。SIMトレーだろうか。


簡単セットアップもわかりやすい。やはり、SIMトレーだったようだ。しかも、これは予備だ。親切このうえない。小さいパーツなので亡くすこともあるかもしれない。

液晶面。保護シートは貼ってあるが、中華製と違い通常使うタイプではないので剥がねばならない。

裏面。同様に保護シートが貼ってあった。

さて、本体が届いたので、Ulefone Powerで使っていたIIJmioのmicroSIMを、nanoSIMにカットした。テスト済みだったので緊張もせず完了。

スマートフォンの左側にスロットルカバーがある。


開けると、SIMトレーが見える。これを取り出す。


透明だった。

カットしたSIMを載せる。ぴったりだ。

SIMスロットに何か白いものが見えたので引っ張ってみるとIMEIコードなどが書かれていた。裏蓋が開かないので、こんなところに記載されているのだ。だが、引き出すなとも書かれている。引き出すと、仕舞う時に皺になったりしてちゃんと格納できなくなる恐れがあるとの記載。慎重に折れないように押し込んだ。

そして、SIMトレーを差し込もうとしたのだが、ちょっと焦った。なかなか差し込めないのだ。どうも、何かかが引っかかっている。この引き出したラベルが問題だったのだろうかと思ったが、目に見えないような微妙なバリが原因だった。付属のやすりでエッジを少し削ったらすんなりSIMトレーを差し込めた。

電源をいれてみたら、ちゃんと認識された。APNは登録済で、自動認識された。やるなぁ。さすがだ。

ちょっと使ってみたが、通話も問題ない。

第一印象は、Ulefone Powerよりも相当に軽いことだ。そして、薄い。高級感はないが、使い勝手はなかなか軽快だ。

フリップカバーではなく、リアカバーで使うので、液晶面はガラスタイプの保護シートを購入した。


FUJITSU 富士通 arrows M03 / RM03 , arrows SV F-03H ガラスフィルム 国産ガラス採用 液晶保護フィルム 厚さ0.33mm 2.5D 硬度9H ラウンドエッジ加工 アローズ on-device 【国内正規流通品】 (F-03H)


パッケージはちょっと凝っている。和風だ。

保護シートが入っていた袋が説明書になっていた。

これが、保護シート。

さっそく張り付けた。ところが、これがとても大変だった。何度も張り替える羽目になった。サイズがギリギリなのだ。arrows M03の液晶面はフラットではなく、端が少し盛り上がっているので、少しでもずれるときちんと張り付かないで気泡が入ったような状態になってしまう。

結局完璧には貼り付けできなかった。少し端が浮いてしまった。それで妥協した。

次にリアカバー。


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価格はまずまずだが、九州への送料は600円と高かった。関東は200円なのだが。ちょっと高すぎじゃないだろうか。


透明でもよかったのだが、ちょっと柄のついたものにした。

雪がデザインされている。

付けてみた。かなりおしゃれだ。自己満足かもしれないが、私は気に入った。


Ulefone Powerは、専用カバーにスタンド機能がついていてとても便利だった。
ところが、arrows M03用のカバーでスタンド機能が付いたものはなかった。それでいろいろ調べてこれを購入した。



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小物にしてはかなり高価だ。届いたものを見てもパッケージは大したことがない。

だが、現物を見ると金属製でなかなかいい感じ。メカ好きにはうける。

両面シートになっているので、

ケースに張り付けた。

こんな感じでスタンドになるのだ。かなり便利だ。

ということで、最初はfreetel SIMの活用のつもりだったが、主力機がこのarrows M03になり、Ulefone Powerがサブになってしまった。当然だろう、防水で、ワンセグ付き、docomoの周波数帯にぴったりなので、よく山間部では圏外になっていたのが通信できるという強みまである。

当然SIMフリー機なので、テザリングも可能だ。

たが、最大の要因はバッテリーの持ちだ。

Ulefone Powerは6000mAhという大容量バッテリーが大きな魅力だったはずなのに、最近ではとてもバッテリーの減りが速いのだ。右側がUlefone Powerで、左がarrow M03だ。水色の縦線が1日分だ。

今のところ、バッテリー持ちを含めてとても気に入っている。当然だが、ナビとしてはかなり動作がきびきびしている。方位磁石などセンサーが充実しているからだろう。

なかでもモーションセンサーがついているので、VRアブリも使えるのが素晴らしい。解像度がフルHDではないというのは画面サイズが少し小さめということもあり、まったく気にならない。

今度、本格的にVRでの用途も試してみたい。