2016年8月31日水曜日

BMW R1100RS 娘とタンデムで崋山と角島へ

娘が里帰りしてきてバイクに乗りたいというので、先日用意したインカム付きのヘルメットをかぶっていくことにした。

まだ、8月中旬ととても暑かったので、早めに出て午前中に帰ってくることにした。
出発は6時ころ。気温は27度と思ったほど暑くなかった。

メッシュジャケットは、モンスターエナジーのMを娘が、Lを私が着ていった。お揃いだ。


雲は無い感じだが、なんだか霞んでいる?

関門トンネルを通って、

下関市に入った。丁度朝日が昇ったところだった。やはり霞んでいるようだ。まあ、これくらいが直射日光を浴びて暑いよりはいいだろう。

インカムでの会話は、本当に便利だ。朝日を指さしてそれについて話したりできる。もっと早くからつけておればよかった。すばらしい。ただ、FMラジオ並みに澄んで綺麗な音ではないのが残念。ざらざらしたまさしくトランシーバー音質だ。

娘が撮った写真。視線が少し違っている。

1つ目の広域農道に入った。

ここは、本当に直線でやや面白みに欠けるのが難点だ。タンデムなので、ゆっくりと流した。

そして、2つ目のフルーツロードに行く途中で、崋山の入り口に着た。ここで、娘に登ってみたいかと聞くと、「バイクで登れるの?」と聞くので、「登れるぞ」というと、行きたいというので、崋山に上がってみる事にした。暑いので、上にあがれば涼しいだろう。

しかし、以前NC700Sでも難儀した狭くてくねくねした道だ。

タンデムで、しかも、くねくねの不得意なR1100RSだとかなりしんどい。正直に言うと後悔した。

とにかく、枯れ葉や砂は当然ながら、石までごろごろしていたりするのだ。気を抜けない。

ゆっくりとした速度なので、ギヤも上げられず1速のままで走り続けた。タンデムで重いためかギクシャクの度合いは穏やかになっていた。

それでも、なんとか頂上近くのグライダージャンプ台までやってきた。

しかし、真っ白で何も見えない。晴れていたらいい景色なのだが。残念だ。


テレビ塔でさえ、上の方は霞むほどだ。下界が見えるはずがない。

そこからは、下りだ。登るよりは道幅も広くて助かったが、やはりタンデムだと重くなって操縦が重たい。

下に降りて少し走ると、なんどか来たことのある「みのりの丘」の看板が見えた。

ちょっと寄ってみる事にした。

朝早いこともあり、誰もいない。

店も閉まっていた。

自販機は動いていたので、飲み物を購入した。

実はその横には、農場のようなものがあるのだが見に行ったこともなかった。娘が初めてだったので見に行った。ヤギがいた。このやぎ、とても人懐こい。

 小屋にいた、母ヤギと子ヤギのところに行って

 頭でつついて小屋から出して、

わざわざ私達のところまで連れてきたのには驚いた。何も餌としてあげられるものを持ってこなかったことを後悔した。

そのあとも、鳥小屋まで行くと、付いてきて、メエメエと泣いていて、まるで、解説しているかのようだった。面白い。ここに来たら、ぜひ餌をもって、このヤギ親子に会いにいくといいだろう。

きっと歓迎してくれるだろう。なるべく朝早く行った方がいいかもしれない。昼からだと、おなか一杯でこんな歓迎はしてもらえないかもしれない。

そこから、一路海岸まで走った。しかし、霞んでいたのはうそのように暑くなってきた。

海岸通りの191号線を右に行った。

そして、角島に着いた。いつもながらすばらしい海の色だ。

R1100RSと娘をパチリ。

島に渡った。

前回もきた「しおかぜの里」に入った。バイクが沢山止まっていた。

しかし、食堂などはまだ開いていなかった。土産物屋によって、少し土産を買って、時計を見たら10時近かった。慌てて出発。

もう、気温は36度になっている。しかし暑い。

朝方のカスミは完全に取れて、快晴だ。直射日光が熱い。路面が焼けて熱風の中を走っている感じだ。

街中を走るのが億劫になったので、帰りは高速道路を使って帰った。信号もなくとても快適だ。タンデムであることは全く影響なかった。やはり、R1100RSは高速道路が一番乗りやすいバイクだと改めて思った。

それでも、かなりの急こう配のくねくね道をなんとかタンデムで走り切ったのは、2台のうちこれを残して正解だっただろう。

また登れと言われると辛いものがあるが。

帰りに給油したが、190kmの走行で8.88リットル入った。タンデムで山登りまでしたのに、燃費は21.4km/lとかなり良かった。

今回も、アフターファイヤーがしていたが、前回のツーリングのようにひどくはなかった。やはり、ハイオクだといいようだ。

全体的に調子が良かったかというとそうでもなくて、ロー発進でのギヤ抜けが頻発した。発進時に荷重が大きいためだからだろうか。

ギヤの入りにくさや、抜けは経年劣化だろうから仕方ない。9万キロ走行の影響だ。おそらく、こればかりは、ギヤを交換しない限り改善は見込めないだろう。