2016年8月12日金曜日

BMW R1100RS 8月ツーリング

R1100RSの不具合が何とか解消したようなので、試乗がてら8月のツーリングクラブツーの集合場所に行くことにした。


集合時間は6時ころなので、5時半前に家を出た。薄暗い空は、曇っているようだ。まあ、これくらいが直射日光がガンガン照るよりもいいかもしれない。

R1100RSは、NC700Sから抜いたレギュラーガソリンをいれているが、にもかかわらず意外に低速でもトルクフルで調子は良い。

ただ、5速トップで40km/h近くなってアクセルを開けるとさすがにカラカラというノッキングらしい音がする。

リアブレーキは、前回整備したときに比べてやや効きが悪い感じ。それでも、スカスカという事はないので、安心してブレーキを踏み込める。信号停止をリアブレーキだけでやってみたが、ちゃんと止れた。

ただ、アクセルを戻した時に、アフターファイヤーが、パンパンとする。以前から軽く鳴ることは有ったが、音が大きくなっている。整備の時に片肺になったときと同じだ。

だが、エンジン自体の調子が悪いこともなく、フィーリングは問題ない。

集合場所に着くと、すでにみな集まっていた。

今回参加者が少ないようだったが、ゲスト車が3台来ており、1台はタンデムだったので、計9人、8台でのツーリングとなった。行先は、慌てて出てきたのではっきりしないが、ファームロードを抜けてぐるりと回るコースのようだ。


さっそく走り出す。

まずは、油木ダムを通過。車もおらず、くねくねを楽しむ。

さらに南下して、R500に到着。右に行くと英彦山だ。今回は左に回る。

ところが、ここで、後ろの2台が来ていないことが分かった。しばし待つ。

遅れてやってきた右側の二人によると、真ん中の女性ライダーの股に蜂が入り込んで刺されたというのだ。

これがその蜂。スマホで撮った写真なので、どんな種類だったかよくわからないが、ミツバチだろうか。こんな早朝から何という事だ。

この女性ライダーはお酒が大好きだということで、その酒の匂いにつられたのだろうか。

本人は否定しているが、友人たちは、そう思っているようだ。


そこから、R500からR496への進み、さらに南下していく。くねくねした道が続く。

やっと、下界に降りてきた。天気もだいぶ真夏らしい青空になってきた。暑くになりそうな雰囲気。

R212へと進み、日田近くにやってきた。そこで、コンビニに入った。

ここで、今回参加のバイクたちを紹介しよう。先頭を行くのは、CBR1000RRフルパワー。そして、私と同じR1100RSで最終型フルカバータイプだ。

カワサキ ZRX1200 DAEG。
ZRX1100。その奥が、GSX1400。


そして、タンデムで参加のCBR1100XX。ライダーもタンデムの女性もまだ若い。バイクは父親のものだという。とても綺麗だ。

実は写真に写っていないが、もう一台青のZRX1200がいたのだが、給油に行っていた。


じっくり休んで出発。少々休みすぎだ。


そこから少し走って、ファームロードに入った。ここからは楽しい道のはずだった。

しかし、大型のトラックに道をふさがれてしまった。くねくねやアップダウンの続く道だ、なかなか追い越しは難しい。トラックは道を譲ってくれることはほとんどない。

しかし、広いところに出たら、横に入って道を譲ってくれた。ありがたい。手を振ってお礼をして、

一気にペースを上げる。気持ちいい。

ところが、それで終わらなかった。また別のトラックがいたのだ。

他のグループが、大きな爆音をとどろかせながら、追い抜いていく。トラックで前方は良く見えない。非常に危険だ。

結局、ファームロードの最後までトラックの後ろをとろとろと走ることになってしまった。この写真を見ればわかるが、かなり大型で長いトラックなのだ。先頭を行くCBR1000RRは、よく耐えたと思う。

ここでいつものカップルに寄った。耐えながらゆっくり走るのも疲れるものだ。

解放されたように、休む。

ここで、ツーリングクラブのジャンケンが始まった。勝ったものが、全員分のソフトクリーム代を支払うという名誉が与えられるのだ。今回はこの灰色のTシャツのI氏がその名誉を勝ち取った。

頂きます。うまい。気温も上がってきているので、冷たいものがうれしい。

他のライダーグループもやってきていた。これらのグループはトラック追い越したものとは別グループだ。女性も含まれており、バイクの止め方も気を使っている。

そこから、R387を西に走り続ける。雲も薄くなって真夏の深い青空が見えている。

小国を通過。街中に入ると暑くなってくる。天気も良いので、バイクの大群をよく見る。

R387の山の中を走り続ける。ますます日差しが強いくなってきた。

R442に移り、さらに西に走る。


路面が白く写るくらい日差しが半端ない。

鯛生金山の看板を見つけると、先頭のCBR1100RR乗りのN氏が手を挙げてここに入ると合図する。

ここは予定になかったはずだが。


奥に、広い駐車場があった。CBR1000RRのN氏は、トイレに行きたかったとのこと。

ここでも、のんびり休んだ。休み中の会話も楽しいのだ。

そこに、昔見たこのあるバイクが入ってきた。CB750Kかとびっくりしたが、シリンダーヘッドの形状が違う。よく見たら、CB1100だった。オーナー曰く、納車前に全塗装したのだとか。サイドカバーのエンブレムも、そっくりだ。マフラーも二本出しから四本出しに変更したとのこと。

なかなかいい音をしていた。

じっくり休んだので、出発しようとしたのだが、

ZRX1200 DAEGが、突然エンジンストップして大騒ぎ。

キーをひねってもランプ類が全くつかない。こんな症状だとメインヒューズが飛んだとしか考えられないが、ヒューズボックスに入っていた一番大きな30Aは切れていなかった。


すると、そこにCBR1100XX乗りの若者がやってきて、メインのヒューズはこちらですよと、開けてくれた。

見事切れていた。メインのヒューズが付いていたところの配線のカバーが外れて、接触していたのが原因だった。ゴムのカバーを端子が接触しないようにかぶせて事なきを得た。


ランプも付き、エンジンもかかった。


鯛生金山に行ったのに、中には入らず結局だべってばかりいた。時計を見ると11時だ。このままではとても昼までに帰れない。慌てて出発。

入道雲がもくもくと出てきて暑さも相当なものになってきた。

K57に右折する。


通行止めの看板にびっくりしたが、大型車のみのようだ。バイクなら問題ないだろう。

しかし、工事中もあって、


なかなか、狭いところもある。大型車は確かに難しいだろう。

しかも、かなりのくねくねが左に、

右に続く。


途中でK52に曲がる必要があるのだが、その入り口が分からない。

集まってスマホなどで見てみる。私もナビを見てみるが、K52という細い山道はなかなか出てこない。

すると、そこを自転車に乗った少年が通りかかったので、聞くと、この先にあるという。

本当に間違いないかなぁと思えるような細い道を通りつつ、

やっと、分岐点に到着。

右折する。

そこからは、意外に広い道でいい感じで走れた。


しかし、すぐに山の中に走り込み、

乗用車にも引っかかって、トロトロとはしる乗用車の後を右にくねくねと走る。


やっと、乗用車もいなくなり、楽に走れるようになったが、くねくね道は、「もういいです、おなか一杯です」と言うほど続いた。

それでも、まだ山の中は涼しかった。道の駅小石原を過ぎると、平地になって、熱風の中を走っている感じだ。

しかも、道の駅ひこさんに近づくと空模様が怪しいくなってきた。

幸い酷い雨には会わなかったが、路面はビショビショだったので、すでに雨がここでは降っていたのだろう。

着いたとたんに、パラパラと降ってきた。


皆、屋根のあるところにバイクを止めて、雨が通り過ぎるのを待った。


道の駅ひこさんには、すぐ裏に駅があるのだが、実は行ったことがなかった。どこにあるのかと思ったら、これがそうだった。

改札がない。

奥まで行くと、まさしく駅のホームだ。単線で便数も少ない。

30分ほど待っていたら雨も止んで、日差しも戻ってきた。北東の空はまだ暗いが。

ここで解散となった。

私も、そこを出発して帰宅するコースに入った。

しかし、日は照っているのに土砂降りの雨になった。しかし、すぐに止んだ。暑くてだいぶグロッキーだったので、雨が逆に体を冷やして気持ちよかった。

ナビや動画カメラは、すでに取り外しておいたので、雨の影響はほとんどなかった。

帰宅したら、2時ころだった。先週に引き続いて、今週も昼過ぎになってしまった。

走行距離は、280kmほどだった。先週350km程走って給油せず、NC700Sから抜いたレギュラーガソリンを入れたので、おそらく、13リットル程度だろう。計636km程走って、19リットル入った。レギュラーを含めて32リットルとなり、燃費を計算すると19.8km/lとなった。まあ、合っている。

今回、R1100RSは、やっと不具合が解消して、まともに走れるようになった。考えてみれば、Bandit 1250Sも、シフトレバーが下がったまま上がらなくなったりと、色々と不具合が発生した。

やはり、中古車は、特に走り込んでいる車両は色々とトラブるものだ。

いつまで、R1100RSに乗れるかわからないが、大きな不具合が無ければ、折角車検も取ったのであと1年は乗りたいものだ。来年の秋には、以後どうするか考えよう。