なので日曜の朝は、ノンビリしていたらR1200RS乗りの友人から8時半に集合になっていると電話が。
メンバーのLINEの会話を見てみると走りたいという有志が別ルートで走ろうということになっていた。そのルートは私が幹事だった先月のツーリングコースだった。
しかし、外を見ると雨は降っていないもののどんよりと雲が垂れ込めている。
それでも、意を決して行くことにした。電話してくれた友人が来てくれたが、まだ準備ができず、表に出たらもういなかった。何しろ、昨夜中止になったので、まったく何の準備もしていなかったのだ。
とりあえず、上下ともKOMINEのジャケットとメッシュジーンズのお揃いとした。
気温はまだ30度になっていなかった。
天気は本当に大丈夫だろうか。帰りに大雨にあった先週のほうがまだ日が照っていた。
集合場所に着くと、すでに全員来ていた。
今日の参加車は、R1200RS、Ducati DIAVEL、GSX1400、Z1100、そして私のR1100RSの5台だ。
私のルートである国東の天気を見てみてると、雨の予報で、行くのは無謀だ。まだ山口の方が曇りになっていて可能性が高い。それで、とにかく山口方面に行くことになった。
走り出すと、ABSランプが点灯したままになっていた。いままで、ABSのエラーとしては、点滅することはあったが、2つとも点灯したままというの初めてだ。だが、実際のブレーキの性能は特に変化は感じなかった。
試しに、信号停止中にエンジンを切って、再度始動したら、ABSランプは消えた。それ以後は、問題は発生しなかった。古いので何が起こってもおかしくはないが。気を付けておこう。
いままでも、朝いちばんのエンジン始動の時に、ABSランプが交互に点滅する状態になったことは何度もあった。これは、ABSのシステムがバッテリー電圧を監視しており、少しでも下回るとABSエラーとなって起こる現象で、少し走って再始動すれば消灯する。本当にABSエラーとなった場合は、再始動では解決せず、コンピュータ診断でエラー内容を確認して、対処ののちにリセットする必要があると聞く。
今回は、再始動で消灯しているので、大事ではないのだろう。
さて、ルートだが、まずは関門トンネルに向かうが、普通なら県道25号線を通っていくのだろうが、車が多い。それで、海側を通る裏道を通っていくことにした。車はそこそこいたが、信号がほとんどない道なので、かなりスムーズに走れた。
いつものように関門トンネルは渋滞している。ETCの対応は難しいのだろう。51cc以上の原付二種も通れるし、料金も安い。ETCの設備に費用が掛かるというのもあるだろう。逆に冷水トンネルのように生活道路として無料化してくれるとありがたいが。
トンネルを通って、下関に入ると、一台のバイクに出会った。ニンジャ250のようだ。ヘルメットの後ろから髪がでているので、女性かもしれないが、足も長く、乗車姿勢を見ても男性のように見えた。少し一緒に走ったが、すぐにいなくなった。
県道34号線から、右折して、少し走ると、いつもの農道となる。この農道は、あまりカーブが無くて、リッターバイクだと速度が低すぎて、あまり楽しくない。低すぎるといっても、「ゆわ」程は出ているのだが。楽しむためには「ぬえわ」程度出さないといけない。もしくは250cc程度のバイクだとフルスロットルになるので楽しめた記憶がある。
農道を走り終えて、34号線を北上する。
そして、とりあえず道の駅「蛍街道西の市」に入った。
以前ここで、車用の駐車スペースに停めてお叱りを受けたことがあったので、今回は駐輪場に停めた。トイレも近いので好都合だが、あまり広くなく、すぐに溢れてしまう。
最近道の駅には電気自動車用の充電施設が増えているが、チャージしているのを初めて見た。ここには一か所しかない。ガソリンの補給と違って充電には時間がかかる。もっと電気自動車が普及したら、全然足りないだろう。
一休みして、目的地を油谷の楊貴妃の墓にして走り出した。
34号線から435号線に左折して走る。この道も適当にくねっていて車も多くなくいい道だ。
そして39号線と進み、海岸の191号線に右折する。
油谷半島に向かって、66号線へ左折。
左に油谷湾を見ながら、快走する。
と、楊貴妃の墓に到着したが、前の3台が行き過ぎてしまった。しばし、待つことに。
駐車場ちょっと狭い。段々畑のようになっている。
ここには、私は何度も来ているが、他の4人は初めてだったらしい。魚釣りに近くに来たことがあるそうだが、こんな施設は気づかなかったとのこと。
楊貴妃の像の前で記念写真。5人くらいが記念写真を撮るのにはちょうどいい。
少し休んでから、昼食場所を探して出発。
海水浴場が近くにあったので来てみた。何かあるかもしれない。
建物もいくつかあった。
海に向かってバイクを止めた。もうかなり蒸し暑い。(カメラのレンズにごみが付いていたようだ)
駐車場が丘の上にあり、その下が海岸になっていた。U字に凹んでいるので、波がほとんどない。まだ人は多くなかった。
海岸の右手には、こんな奇岩が有った。溶岩性の岩に見える。下部が波で浸食されたのだろう。この岩に上ってダイブする人たちの姿が見えた。
海水浴にはいいかもしれない。しかし、建物には食事のできるところはなかった。
しかたないので、一旦191号線まで戻って、角島にやったきた。
いつもの橋を見渡せる丘に行く。
空はずっとどんよりしてはっきりしない天気だが、幸いなことに雨は降ってこない。
こんな天気でも、角島の海は青く透き通って綺麗だ。
角島大橋を渡って、
島のほぼ中央にある「しおかぜの里角島」に入った。
奥に駐輪場があるが、行ったときは一杯だったが、丁度団体が出て行ったので、止めることができた。
建物の一角に、定食屋があったので、ここで食事をとることにした。
私は磯味亭カレーにした。小さいがサザエが2個ついている。カレー自体は普通の量だが、上に載っている揚げ物の量が多い。全部は食べられなかった。
気温は34度になっていた。日が強くないので、気温は猛烈に高いわけではないが、とにかく湿度が高く蒸し暑い。
ここで、コースは走り切ったという事になって、帰宅することになった。
191号線を南下して、川棚温泉から内陸に入り、40号線を走る。
40号線はここから左折している。
快走路を走る。
車もおらず気持ち良い。とにかく適当にうねっているのが楽しい原因だ。
34号線で右折して、下関市内に戻った。
関門トンネルに入る前に、コンビニ入った。
ここで解散となった。
帰宅途中で給油。
走行距離は、232kmで、燃費は21.9km/lといままでで最高を記録した。今回のルートは、信号が少なかった上に、渋滞もほとんどなかったのが利いているのだろう。
友人のR1200RSも26km/lを超えたと言っていた。それにしても、R1200RSは燃費がいい。
KOMINEのメッシュライディングジーンズだが、足を曲げていてもそんなきつくなく、意外に良かった。ただ、涼しさという点では、そんなに感じなかった。蒸し暑い日だったから、そう感じたのかはわからないが、風の通りはよくないようだ。だからといって、暑苦しいという事もなかったので、真夏でも履いても大丈夫だろう。
気になったのは、やはり少々タイトなので、腰の部分が圧迫されて血行が悪くなり、あとで少し痛みを感じた。まだ新しいので、少しづつわたしの体形に合ってくるかもしれない。それを期待したいものだ。
先週は、まずまずの天気だったのに、最後に土砂降りにやられた。しかし、今回は天気は曇りで暗かったが、最後まで雨には降られなかった。二週続けて走れたのは良かった。
ただ、R1100RSは来月車検なので、次週からはその準備をしなくてはならないだろう。