フロントの右側だけ交換する。
左は特に問題ないので、ストップランプと一緒に保管しておくことにした。
フロントは以前、LEDヘッドライトの交換で記事にした通りに、4つのネジでとまっている。それらを外して、インナーカウルを取り外す。
■参照
2015/11/06 BMW R1100RS LEDヘッドライトの取り付け
裏側から見たウインカーソケット。(ピンボケで申し訳ない)
先に、ソケットを外す。これは流用することにした。
ネジは左右に2か所。
外してみたら、レンズが割れていて、ねじ止め部分が破損していた。いつ取れてもおかしくない状態だ。
これが交換するもの。
よく見ると、ネジにゴム製のワッシャーが付いている。
しかし、いまでのものには付いていなかった。
それで、取り付けネジはワッシャー付きのものを使用する事にした。これが応力集中を防ぐのに効果がありそうだ。そうなれば少々の衝撃でも割れにくいという事になる。
ソケット取り付け、点灯テストもOKだった。
交換後の外観。しっかりと付いて、ガタは全くない。しかも、レンズ自体が綺麗だ。左右で比較したが、差はなかった。
折角なので、ポリメイトを、
吹きかけて、綺麗にした。保護剤にもなっているだろから。
カウルも、少し磨いた。
突然雨脚がひどくなり、ザーザーと降りだしたので、工具を慌てて仕舞って、作業は終わりにした。
カバーをかけた。
こんな時は、本当に、室内型の車庫が欲しくなる。小雨くらいならいいが、雨量が多くなったり、風があると、雨が降り込んできて作業はできない。
車体もカバーはしているが、外してみると、意外に汚れていて驚く。風によって埃や、砂が舞って、カバー内に入り込むのだろう。入らないように完全にカバーすると、湿気がこもって錆びてしまう。
これで、R1100RSも、また一つ綺麗になった。綺麗になると、また乗り続けようという気持ちになる。少々お金をかけても弄ってしまうのは、このバイクが気に入っているからだろう。
確かに、走行中の車体は非常に安定している。ハンドルから手を放しても全く動じない。ということは、高速道路などではほとんどハンドルに力を入れずに軽く保持しているだけで済んでとても楽だということだ。
発進の時に、ガラガラ音がするのは、どうも、ABSかららしい。同様のことで悩むユーザに対して、この音がするからABSが正常だと分かるという書き込みもあったくらいだ。
シャフトドライブで、チェーンのメンテもしなくてよいし、長距離走れば、リッター20km走るのも、心強い。
それと、疲れが少なく感じるのは、やはりラバーマウントされたハンドルも大きな要因ではないかと感じる。エンジンや路面の細かな状況が伝わってこず、神経質にならず、楽なのだ。一般的には、路面の状況なとが伝わらないと不安になるが、そんなことが無いのだ。
ただ、低速走行だと、横断歩道などの白線程度の表面の違いが敏感に伝わるという変な特性もある。速度によって、伝わる情報が異なるのは面白いことだが、逆に気になって仕方ない。
そして、これから夏場になってくると、空冷の大排気量の悲しさ、渋滞にはまると油温がどんどん上がって、エンジンがガラガラと言い出して、トルク感がなくなり、非常にエンジンフィーリングが悪くなる。こればかりは、どうしようもない。
今のところは、とりあえず走れる状態にあるなら乗り続けたいと思っている。だが、古いバイクだ、いつ故障するかもしれない。R1100乗りの記事を読んだりすると、突然故障して動かなくなることがあるようだ。多いのは、燃料ポンプ、クラッチ、ギヤなどのようだ。私のR1100RSは、消耗品も純正が使ってあったりして、意外にちゃんとディーラーでメンテしていたのではないかと思えるところがあるが、9万キロも走っている。どれほどのメンテがなされていたのかわからないのが不安なところだ。メンテ記録などがあればよいのだが。バイクはその点無いのが普通みたいだ。