2016年3月3日木曜日

RWATCH M26 LED Bluetooth Watchを購入してみた

スマートウォッチの低価格品を試してまずまずだったので、今度はちよっと本格的な物を試してみたくなった。

それで、いかにも腕時計という形の物を購入してみた。

それが、タイトルの製品で、購入したのはGearBestだ。


RWATCH M26 LED Bluetooth Watch with Dial / Call Answer / SMS Reminding / Music Player / Anti - lost / Passometer / Thermometer Function for Samsung / HTC + More - BLUE


日本のアマゾンでも購入可能だ。



ちなみに、BearBestでは、送料込みで16ドル程度となっている。低価格なためか、追跡番号無しシンガポール郵便で発送された。

追跡番号が無いので、何時届くのか、どこにあるかさっぱり解らないのが怖いところだ。結局、一ヶ月以上かかってやっと届いた。

いかにもという、荷姿だ。

 こんなケースが袋にそのまま入っていた。こんな発送に耐えるためか、中華製品のケースは頑丈だ。

中身は、本体と説明書、USBケーブル。保証書の4点だった。

説明書は、中国語と英語だが非常に字が小さい。虫眼鏡が必要だ。アプリは、2次元バーコードで入れるようだ。これをアクセスすると、apkファイルが直リンされたページに行く。ダウンロードしてインストールする事になる。かなり怪しい。

恐らくGoogle Playストアではこのソフトになるのだろう。

BTNotification
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bt.notification


液晶保護が貼り付けてある。スマートフォンと同じだ。これを剥いでもさらに液晶保護シートが貼ってあるので、安心して剥げる。

 裏側。シンプルだ。

 ボタンは1つのみだ、本体の右側にある。これがパワー/表示スイッチとなっている。

保護シートを剥いだ状態。

本体左側には、ゴムカバーのあるmicroUSB端子が見える。USB端子の左側はスピーカーで、右側はマイクだ。

これが非常に開けにくいのだ。指で開けるのは諦めて、精密ドライバーでなんとかこじ開けた。

「Excelvan OLED Bluetooth4.0 」に比べると、防水性能はさらに低い感じだ。接点方式にしてほしかった。


さっそく充電した。

付けて見た。かなりでかい。服を着るとなかなか袖が通らない。服を着てから着けないと。


右のパワーボタンを1回押すと、この様な時計が表示される。なかなか良い感じだ。しかし、これも、「Excelvan OLED Bluetooth4.0 」では無かった時計らしさだ。だが、同様にパワー/表示ボタンを押さないと表示されないのは同じだ。時計合わせは、本体のみでも可能だが、私は、この後にアプリを恐る恐る入れて接続したら、自動的に合わせてくれた。

画面下に、スマートフォンの様に3つのボタンがタッチ出来るようになっている。右が「戻る」。真ん中が「ボリューム」、左が「メニュー表示」となっている。つまり、左をタッチすると上のようなメニューがが表示される。アイコン下には文字が書かれているので、何のアイコン化は明確だ。

操作ができるので、これ単体で大抵の設定や、測定値の確認ができる。逆に言うと、「Excelvan OLED Bluetooth4.0 」に比べてアプリの質は低い。時々歩数計がなかなか更新されなかったり、接続出来なかったりする。

ちょっとの間使って見たが、とにかくバッテリーの持ちが悪い。「Excelvan OLED Bluetooth4.0」が1週間くらい平気でバツテリーが持ったのに比べて、1日半程度しか持たないのだ。なので、ほぼ毎日充電することになる。

電話をこのRWATCHからかけることが出来るのは便利な様で、面倒でもある。

通話が可能とは言っても、周りの人に丸聞こえ状態になるので、本当に使うことがあるかよくわからない。さらに、接続すると、スマートフォンのすべての音が、RWATCHから出てしまうようになったりする。

また、歩数計に関しては、「Excelvan OLED Bluetooth4.0」のほうが断然よかった。というのは、この歩数計は、止めるまでいつまでもカウントするタイプだ。対して「Excelvan OLED Bluetooth4.0」は、毎日リセットされて毎日の歩数が本体内にも記録される。ところが、これは、その場限りで記録されないため、リセットすると完全に過去のデータを参照することはできない。アプリでも、同様だ。なので、毎日の歩数を計測するような使い方は向かない。一番安いタイプの簡単な歩数計と同じだと思えばいい。これだけでかくて、メモリもあるように見えるのに使いずらい。

これを、日本のAmazoneで4,800円も出して購入したら、相当に落ち込んだだろう。16ドル(私の場合は、ポイントなどがあったので12ドル程度で購入したので、実質1,500円もしなかった計算だから、たいして悔しくも無いが、役立たずという声が聞こえてきそうな製品だった。

ただ、本当に電話をこれでかけたり取ったりすることがとても便利だと思う人にはそこそこ使えるかもしれない。それと、低価格なのに気圧計が付いているようだ。ただ、それも絶対気圧ではなく相対気圧で、セットしてからの変化が見れるタイプだ。

腕時計側に、アプリを通して住所録が転送される。時計自体は日本語に対応しておらず、長さの単位もfeetだったりするが、なぜか住所録の日本語はちゃんと表示される。なので日本語のフォントは入っているらしい。

温度は℃ではなく、F゜表示だ。これらの単位だけでも対応してくれたら嬉しいのだが。フォントも入っているのだから日本語にも対応して欲しい。

あまり、良い製品とも言えないが、毎日充電が苦でない人には時計としてはなんとか使える。私なら、「Excelvan OLED Bluetooth4.0」のほうをお勧めする。

もっと高級なものを入手するかは、やめておく。なんだか、興味が薄れた。