2016年12月6日火曜日

SUZUKI GSX S1000F 長崎 西海ツーリング その2

さて、続きだ。

昼食後、南海橋の下で渦潮が見れるというので、出てみた。

ちょうど、橋のかかっているところは急に狭くなっており、渦ができる条件なので、泡立つように海が流れていた。

さらに、鷹のような大型の鳥が、ゆっくりと旋回して、時折急降下して小鳥を捕まえているようだった。

駐車場へ戻る前に、土産物屋を見て回った。時価なのか明確に値段の表示が無かったが、かなり大きな伊勢海老が沢山いた。一通り見て回ったが、やはりバイクでは鮮魚関連は買いにくい。干物などもあったが、好みに合わなかった。

さて、バイクのところに戻ったが、実は、バックミラーが緩くなってしまっていた。やはり、少しペースが速くなるとハンドルに振動が来ているのだろう。

小型のサイドバッグに工具を入れていたのを取り出して、

見てみると、あると思わなかった

17mmのスパナが入っていて、締めることができた。やはり、何があるかわからない。新車だからと気を緩めずに、工具を持ち歩く必要を改めて感じた。


そして出発。

南海市の半島部分を海岸側で西に向かう。車も少なくとても走りやすい。

大島大橋を渡って大島に入る。綺麗な橋だ。

渡ってすぐに左折して、

下に降りていく。橋が下からよく見える。

「レストハウス寄り道」で休憩。

ここには、沢山の野良猫がいた。

みな、人を恐れない。近づいてくる。だが、やはり野良猫。目やにが汚く見える。

トイレに行くと、「猫を捨てるのは犯罪です」とかかれた張り紙があった。ここに猫がいっぱいるので、捨てに来る不届きものがいるようだ。

少し休んでから、再び橋を渡って戻る。

そこからは、南海市の半島を半周することになった。

国道とは思えないが、202号線を南下していく。

途中から県道57号線に左折して内陸部に入った。神浦ダムの手前に架かる橋に寄った。

かなり深い谷だ。

下に小さな川が見えた。ここから落下したら命はないだろう。

気温は24度にもなっていた。さすがにインナーは暑くて脱いだ。脱いだインナーは、ドライバッグに入れた。

そこから、:県道229号線に入るつもりのようだったが、入り口が分からず、県道204号線を北上した。

途中で、無料の高速道路を走って、再び南海橋を戻ってきた。


橋を渡った先にあるパーキングに入って、

トイレ休憩。しかし、私は少し焦っていた。走行距離が300kmを超えており、燃料計はブリンクし始めてからだいぶ走っていたのだ。

そこを出てから、ハウステンボス近くまで戻り、

西九州道まで来た。しかし、まだ給油していなかったのではらはらした。そこから、再び南下して、

国道35号線に入り、やっとガソリンスタンドに入ることができた。

走行距離は322kmだった。もう空っぽかと思ったが、15.55リットルしか入らなかった。セルフだったが、待っている人もいるので、口一杯までは入れなかった。なので少なめだったかもしれない。その状態で燃費は、20.7km/lだった。

まあ、実を言えば、慣らしも終わったので、不要にギヤを低めにしてエンジン回転数を高めに走った場面もあったので、あまり燃費は良くなかったのだろう。

そこから少し走って、佐世保川内ICから高速に乗った。

高速は、意外に空いていて、いいペースで走れた。

途中で、前後に車もいなくなったので、最高速テストをしてみた。

アクセルをワイドオープンすると、ブォーッというおそらく吸気音と思われるいい音がする。

かなりそそられる音だ。しかも、音だけではない、6速のままだったが、あっという間にリミッターに達してしまった。その時の速度は、「ぬよわ」だった。Bandit 1250Sが「ふわわ」だったのに比べて、誤差が低く設定されているのかもしれない。

しかし、この速度まで本当にあっという間で、まだまだ余裕がある感じだ。

その状態でも、思ったほど風圧を感じなかった。やはり、大きなスクリーンの効果はあるようだ。

しかし、本当に速度感が無い。このような高速走行でも、空気を切り裂いて走るような感じが無いのだ。あっという間にその速度に達する(おそらく数秒)事もあるのかもしれないが。

まあ、周りに車がいない状況だったこともあるだろう。

ここまでやると、エンジンのふけ上がりの気持ちよさが分かってきた気がする。回した時に、振動はやや多めだが、グリップを鷲掴みにしなければ、手がしびれることもなかった。逆に、この速度までエンジンが回ると、振動はあまり感じなかった。

なにしろ。、最高速付近でも8,000回転程度しか回っていないのだ。最高出力は1万回転だし、レッドゾーンは1万1500回転だ。

軽い車体にもかかわらず、がっちりしたフレームが剛性を高めているのだろう。

金立SAに入った。

ここで、解散となった。

金立SAから高速に侵入しようとした時に、後ろを見ると、車が多数固まって走ってくるのが見えた。

のんびり走っていたら、それらの車に邪魔されて合流できなくなる。

それで、アクセルワイドオープンしたが、3速で、一気に「ぬやえ」まで出ていた。

後を見ると、車達は点になっていた。やはり、かなりの加速だ。なのに、その感じがしない。これは有る意味凄い事だが、危険でもある。自分で制御しないといけないだろう。

もう、6時近くなってしまっていた。高速道路は、照明が無いところも多い。

いつものように、福岡ICまでは渋滞が続いたが、なんとかその中を空きを見つけて走った。

福岡ICを過ぎるとだいぶ渋滞も緩和して、いいベースで走れるようになった。


そして、やっと高速を降りた。

いつものガソリンスタンドで給油した。

高速に入る前にガソリンを給油したので、ほとんど高速での燃費となるが、走行距離は173km。給油量は、口までしつこく入れて、7.14lしか入らなかった。燃費は、驚きの24.23km/lだった。それに、高速に乗る前の給油は、給油量が少なかった可能性が高いので、燃費は悪くなる傾向だから、それでこの値は、さらに高燃費だった可能性すらある。

どうも、GSX S1000Fは、エンジンをある程度回して走ったほうが燃費がいいようだ。

今日の走行距離は、トータルで495km、給油量は22.69l、平均燃費は、21.8km/lだった。平均燃費にすると驚くようなものでもなかった。

しかし、高速で燃費が良いのは、Bandit 1250Sとはだいぶ異なる感じだ。Bandit 1250Sは、燃費があまりよくなくて、下道18から19km/l程度で、高速では16km/l位まで落ちた。私の乗っていた個体が3万キロを超えていたので、そのためかもしれないが。

それにしても、この走りで、この燃費はかなりいい。少なくとも、同じハイオクのR1100RSよりも良い。

これでトータル走行距離は、1,483kmとなった。先月納車されて1か月ほどだから、ちょっと走りすぎだ。でも、楽しいので仕方ない。疲れもあまりない。

慣らしが終わったからなのか、オイル交換したからなのかわからないが、ギヤの入りはだいぶカチッと入るようになった。慣らし中の様に、入ったかよくわからないという曖昧さは無くなったようだ。



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