2016年1月21日木曜日

Excelvan OLED Bluetooth4.0 スマートウォッチを買ってみた

AppleもApple Watchというのを出した事からも、時計型の活動量計がブームの様だ。

試しに安い物を購入してみた。いわゆるスマートウォッチと言われる製品だ。


2,000円程と低価格な製品だ。私は水色を購入したが、黒と桃色もある。

実際に付けて見た。

非常に軽くて、付け心地も、付けているのを忘れるくらい良い。やや緩めにつけるのがコツだ。

文字も大きくて見やすいが、横表示なのがちょっと残念なところ。通常ディスプレイは、消えていて、右にあるボタンを押した時だけ表示される仕組み。そのためか、1週間くらいは平気でバッテリーが持つ感じだ。ボタンは少し固め。もう少し軽かったら良かったのだが。

ほとんどのところで発光タイプの文字は見やすいが、直射日光の当たるような屋外だと光量が足りなくて、見えにくい。逆に夜の暗いところでは、かなり眩しい。低価格な製品なので多くを求めるのは酷だろう。

そして、表示させるのにボタンを押す必要があるのは時には困ることもある。右手が塞がっているときには、ボタンが押せないので見えないこのだ。しかし、そのような状況は少ないとは思うが。

裏側。メーカーロゴの付いた飾りが付いていて、安っぽくない。ベルトもシリコンのような軟らかい素材で角も鋭くないので、とても違和感が無い。

なかなか考えてあると思ったのが、この3つの充電用の接点だ。普通だと、microUSB端子が付いていて防水のカバーが付いていたりするものだと思う。そして、大抵そこから水が入り込んだりするものだ。だが、この製品は接点にする事でどこもカバーが無い一体型構造なのだ。そのために、防水性能は高い感じがする。

充電ケーブルは、ワニグリップ構造でそこに接点がある。

この様に、充電接点に接触させるように挟んで、他方のUSB端子を繋いで充電する。この製品の付属品は、この充電ケーブルのみだ。こういった製品では珍しく、日本語の簡単なマニュアルも付いているので、デジタルガジェットに使い慣れない人も安心だ。マニュアルの内容がわかりやすいかはまた別問題だが。

しかし、この充電方法は、スマートフォンなどでも真似してはどうかと思う。最近では、スマートフォン内部のコンテンツ(記録/写真)は、WiFiやBluetoothなどのワイヤレスでいかようにも転送できるので、microUSBでPCと接続する頻度は低いのではないか。潔くmicroUSBは廃止して充電は、このような接点方式にすればいい。イヤフォンもBluetoothで飛ばせば良いし。どうしても、普通のイヤフォンが使いたいときは、Bluetoothレシーバーを使えばよい。そうすれば、すべての穴がなくなり、防水も簡単に実現できそうだ。そして、最大の利点は、華奢なmicroUSBが壊れることを心配する必要がないことだ。接点方式なら不要な応力がかからないので、耐久性が高まるのではないか。

話が横道にそれたが、この製品の防水性能をチェックするために、風呂につけたままで入ってみた。

そして、洗髪もしてみた。が、何も問題なかった。

さて、このスマートウォッチは何が出来るかというと、時計機能は当然だが、振動を検出した歩数計機能もある。

そして、専用アプリでBluetoothで接続することで、初めて時計合わせが自動的に行われる。また、ファームウェアの更新も行われる。この製品単独では、設定は何も出来ないので、アプリでスマートフォンと接続しなければ事実上使えない機器だ。

アプリで接続することで、使える機能は、電話の着信をぶるぶる震えて教えてくれるようになる。誰からかかってきたかまではさすがにわからないが、それでも、鞄にスマートフォンをいれていたらわからない事もわかる様になるのですばらしい事だ。また、目覚ましにもなる。

これが、アプリの画面だ。歩数計としての機能の画面だ。

次に、寝るときにも付けてままでいたら、このように睡眠状態も教えてくれる。ただ、どれだけ正確なのかはちょっとわからない。ただ、面白い機能ではある。

その他、他のアプリの通知をキャッチアップして知らせてくれる機能も有り、なかなか便利だ。また、Bleutoothの接続が切れるほどスマートフォンと離れると知らせる機能もある。ただ、残念ながら、離れて鳴るのはスマートフォンの方で、本製品側は何の知らせも無いのは、実際の機能としてどうなんだろうと思うが。やはり、スマートフォンも鳴って良いが、スマートワッチ側でも振動などで知らせて欲しいものだ。

その他の機能としては、座りすぎ注意警報とか、振って写真を撮るなとがある。座りすぎ注意警報をセットしていると、仕事中に頻繁に振動してびっくりする。あまり使わないほうがいいかもしれない。

振って写真を撮る機能は、アプリにあり、そのモードするとカメラモードになるので、スマートフォンを壁などに立てかけて、その前で手を振ると写真を撮ってくれる。これは使えそうだ。時にセルフィー棒などでのリモートシャッターとして使えるだろう。

ただ、このアプリを起動したままにしておくと、非常にバッテリーの減りが速いので注意が必要だ。だが、着信などを知りたければ、使うよりない。その点でも、K6000だと大容量バッテリーのおかげでその状態でも1日は持つので安心だ。

なお、アプリは、Google Playから、「dayday band」で検索しても良いし、マニュアルにQRコードの記載もあるので、それをスキャンしてインストールしてもよい。

このスマートウォッチの利用できる環境は。Android 4.4 以降で、Bluetooth 4.0以上という事なので、自分の使う環境を確認した方が良い。また、アプリがちゃんと起動しないと言うこともあるようなので、試しにアプリのみをインストールして正しく起動するか、まずは確認した方が良いだろう。

なお、スマートウォッチのボタンを一回ではなく、複数回押すことで、時計だけでなく、歩数や消費カロリーなども表示される。

これを、家内に見せびらかしていたら、「良いね」と取り上げられてしまった。娘も欲しがったので、追加購入することになった。

なかなか面白い製品だ。安いし。気に入っている。



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