2016年12月31日土曜日

今年も最後

今年も最後の日となった、1年を簡単に振り返ってみようか。

今年は、バイクでは大きな変化があった。




年初は、NC700SとR1000RSだった。

大型2台は、やはり、維持が難しかった。しかも、今年両方とも車検だった。さらに悪いことに、この2台はツアラータイプで似たようなおとなしいバイクだった。

それでまずは、車検が残っていて簡単に売れるNC700Sをドナドナした。実際ツーリングは殆どR1100RSで走っていたので、NC700Sの出番はめっきり少なくなっていた。



 代わって購入したのが、PCXだ。タイ向け仕様でゴールドだ。ツーリング向けとして購入したのではないが、ツーリングも意外にイケた。それに、50km/lという高燃費に驚いた。その割には、よく走る。だが、最近では、だんだん慣れてきて、出足が今一つだと感じるようになったが、それでも、不満というほどでもない。軽くて、車体もしっかりしている。なかなかいいスクーターだ。
 ただ、納車の時から気になっていたアイドリングの時にゴーという音がする件は、ネットで調べるとベアリングらしい。今のところは、音がするだけで走行には支障ないが、何かあったら交換する必要がありそうだ。購入直後はツーリングにも使ったが、最近ではチョイノリばかりで、走行距離は700km行っていない。




そして、R1100RSを下取りにして初めての大型バイクで新車として購入したのが、GSX S1000Fだ。
PCXでツーリングもしたが、やはりツーリングのメインはGSX S1000Fだ。その軽さ、パワーは言うことなし。重量の点では、NC700Sよりも軽いのだ。それでいてパワーは、R1100RSの1.6倍以上。NC700Sの3倍の馬力がカタログスペック上はある。不満が有ろうはずがない。PCXは、近所をチョイノリもできる上に、100km以上のツーリンクでも使える。もちろん、ソロツーでだが。現在のところ、この2台体制で長くいきたいと切に願っている。

このブログを見るとわかるが、私は、とにかく、新しもの好きだ。大丈夫だろうか。


バイクウェアは、今年ほど沢山購入した年はないかもしれない。


夏用のジャケットは、2着。KOMINEとYELLOW CORNのチタニウムを購入している。あまりに多いので、今年の夏はYELLOW CORMは出番が無かった。このKOMINEのジャケットは、初めての胸プロテクター付きだった。3XLとデカかったが、意外に着れている。



暮れになってから、GSX S1000Fを購入したので、それに合わせてほとんど一揃え購入している。KOMINEのJK-580はオールシーズンタイプで、真夏以外はこれが着れることになり、ますます他のジャケットの出番がなくなりそうだ。ヘルメットも久しぶりに新調したが、SHOEI NEOTECは、PCX用としてまだまだかぶるつもり。

ジャケットに合わせてグローブとブーツも購入している。ちょっと高かったが、どちらも当たりだったので一安心している。

バイク関連は、まずまずの当たり年だったかもしれない。



対して、デジタルガジェットも色々買ったが、不作の年だった気がする。



中華スマホとして、4台も購入した。

OUKITEL K6000
大きなバッテリーでよかったが、娘がアップデートをかけたら起動しなくなってしまった。

OUKITEL K10000
こちらはさらに巨大なバッテリーで、重量級のスマホだった。すっしりとしたその重さは、実用性というよりも何か、金の延べ棒のような感じがしたが、雑音が出て返品となってしまった。

Ulefone Power
K6000同様の6000mAhという大きなバッテリーを積んでいて、指紋認証付き、3GBメモリ搭載と、少しハイスペック。その後についてブログでは紹介していなかったが、現役ではあるのだが、半年でバッテリーが劣化し、以前は1週間も持ったのに、今ではなんとか1日持つかどうかになっている。にも関わらず、大きなバッテリー故充電時間は数時間かかり下手すると一晩では充電完了しないこともある。一応、freetelの月700円SIMが刺してある。


DOOGEE X5 Pro
70ドル程度と非常に低価格なスマートフォンながら、2Gメモリと16G ROMで普通に使え、LTEにまで対応している。樹脂カバーのため軽量。バッテリーは普通サイズたが、意外に持つ。とても気に入っていたが、K6000が壊れたことにより、現在娘が使っている。なんの不具合もない。電波のつかみに関しては、娘が都会に住んでいるので全く問題ない模様。変なファームも入っていない。実をいうと、Ulefone Powerはブラウザを起動すると、いつも見たことない外国のポータルサイトに飛ばされる。


富士通arrows M03
これが現在のメイン機となっている。防水、お財布携帯、ワンセグ、モーションセンサーと多機能なのだが、いかんせんパワーが足りなくて、のんびりとしている。それが一番の不満点。そのかわり、たいして大きなバッテリーは積んでいないのに、もちはいい。特に待機状態でバッテリーが減らないのは驚異的だ。日本製だけに、アンテナが立たなかったということがないのも頼もしい


SAMSUNG Galaxy Note II
現在のサブになっているのがこれ。家内が、Huawei P9 liteに買い替えたので、使わなくなったもの。家内はメンテしないでただ使うだけだったので、調子が悪くなっていたようで、初期化してセットアップしたら、復活したのだ。arrows M03よりもパワーがあって、使いやすい。まあ、実を言えば、私が以前使っていた機種なのだが。


arrows tab F-05E
タブレットは、現在これを使っている。まだ1年たたないが、中古だったためか、最近特にバッテリーの減りが激しい。


Teclast X16 Power
充電端子が壊れて、接触不良を起こし、慎重に充電端子をぐりぐりやらないと充電できない。そのため、ほとんど使っていない。メモリが多すぎて、Windows updateもできない状態だし、Androidは非常に遅い。サイズ的にも大きすぎた。


ということで、これらはいまいちのものが多かった。来年はタブレットを新調したい。もしかするとスマートフォンもパワーのあるものが欲しくなるかもしれない。

デジタルカメラは、今年購入したのは


ツーリングのメインカメラを久しぶりに買い替えた。いままでは初代のAW100だったが、迷彩カラーの最新機種AW130にした。最新機種とはいっても、発売されたのは2015年の3月だ。価格がこなれてきての購入となった。正常進化していてなかなか気に入っている。最近になってブラックとイエローが追加されたが、お気に入りの迷彩カラーは在庫切れになっている。NIKONはこの後継機は計画していないのだろうか。在庫のあるうちに、ブラックでも予備として購入しておいた方がいいだろうか。悩む。

LG360は、なかなか面白い。特殊なカメラなので、撮影内容をブログで紹介できていないが、撮影すると仲間が面白がってくれる。見た目も面白いので話題に事欠かない。バッテリーの持ちも良い。



CASIO EX-FR10はつい最近購入した。まだ実用では数回しか使っていないが、ほとんどがタイムラプスでライフログとしての使用だ。防水だし、この性能で、1万円以下というのは素晴らしい。


アクションカムとしては、H9も購入したが、いまだに実用的には使用していない。4Kで次世代の圧縮アルゴリズムでもできて、SDカードの消費が少なければ実用できるのだが。まだ早かったようだ。

カメラはまずまずだったかな。来年は、まずはLG360とEX-FR10での実用的な使用を詰めていきたい。

このブログに関しては、2009年以来、投稿数が1800を超えた。ビューもトータルで180万ほどになった。記事数が多いので、一度訪れてくれた方が過去から読んでいただいているのか、急激にビューが増えてきている。ありがたいことだ。

まあ、今年も個人的には、まずまずの1年だったような気がする。来年も、マイペースで更新がつつけられるといいと思っている。

それでは、良いお年をお迎えください。

2016年12月29日木曜日

SUZUKI GSX S1000F インプレ

納車して2か月ほど、走行距離も2,113kmとなった。ここで、GSX S1000Fのインプレッションをまとめてみたい。

■ファーストインプレッション

まずは、ポジティブな点から。
ブルーの無印GSX S1000に試乗した時から思ったことだが、とにかく軽いの一言。にも関わらず、エンジンパワー、特にトルクが太くて非常にり乗りやすい。軽いと安定性や車体剛性不足などネガティブなことが考えられるが、それらがほとんど感じられない。というのも、アルミの強固なフレームが効いているのだろう。とにかく、少々無理しても剛性が高くてゆがみなど全く感じない。


そして排気音だ。Bandit 1250Sにヨシムラのスリツプオンをつけていたが、それに匹敵する迫力があり、低音のきいたいい音だ。マフラーを変える人が多いのは、やはり純正の排気音が気に入らないからだろう。それをSUZUKIは見越して設計したのだろう。デザインも良くていいマフラーだと感じる。音量も爆音まではいかない、そこそこの音量だ。これで車検が通るというのは素晴らしい。

逆にネガティブな面が全くないかと問われるとやはりある。
一つ目は、振動だ。4千回転近くまで回転が上がってくるとハンドルにビンビンとした振動が出てくる。これはBMW S1000XRでの3千回転でかなりの振動が出るのに似ている。ただ、GSX S1000Fはそこまでひどくなく、3千回転ほどではあまり振動は感じないが、初めて長く高速を走ったときには、手がしびれてしまったほどだった。

二つ目はギヤだ。なんとなくギヤがキチッと入らないのだ。ローは問題ないがそれからシフトアップしていくと、だんだん入ったかよくわからないあいまいな状態になってクラッチを繋ぐとギヤが抜けていたことも何度かあった。

クラッチは、R1100RSと同程度。Bandit 1250Sよりは軽い。しかし、車体が軽めなのに比較すると重く感じる。レバーを交換していてこの重さは渋滞では辛いものがある。とくに、R1200RSなどの異常に軽いクラッチを知っていると、より感じてしまう。


■慣らしが終わったあとで
ポジティブな面は、慣らしが終わったことで、さらに良くなった感じがする。エンジンはとにかくトルクフルだ。6速で1,500回転程度までがくがくすることもなく走れてしまうイージーさ。どちらかというとスポーティタイプのバイクなのにすぼらができる。そしてそこまで回転が下がっているのにアクセルをひねるとどんどん加速していくのだ。4千回転を超えるとあとはあっという間にふけ上がっていく。しかも、トルクの谷とかパワーの淀みなどがない。いままでアクセルフルオープンで頭打ちだと感じ事がない。その前に、190km/hのスピードリミッターが来てしまう。その時にも途端に回転上がらなくなる感じではなく、よく調整されている。

懸案だった中回転以上の振動も、最初のオイル交換後では、手がしびれてしまうこともなくなった。それは、私がGSX S1000Fに慣れたということもあるのかもしれない。同時に、ギヤの入りもとても節度のあるものに変わった。おそらくは、新車の時に入っていたオイルはあまり良いものではなかったのだろう。

初回はバイク屋でオイル交換してもらったので、1リットル1,500円のWAKO'S プロステージSを使ったが、今後は自分で低価格なオイルで調子のよいものを探していくことになるだろう。今のところの候補は、R1100RSで使ってよかったAZのMEO-012だ。ただ、サーキット用としている新製品MEG-018(10W-40)のほうがいいだろうか。せっかくの新車だし。これでも、リッター810円だ。



■ポジション

ハンドルは、広めで真一文字に広がっている、いわゆるストリートファイター系のものだが、これがかなり操作しやすい。ハンドルのデザインは、普通のネイキッドで面白みに欠けるが、このおかげて、軽い車体とも相まって、停止時の引き回しもとても楽だ。走り出しても、ハンドルでいかようにでも操作できる感じがし、実際に操作できる。SSのような低いセパハンではなく、アドベンチャーのような垂直に立った姿勢でもなく、傾き具合のちょうどいい前傾だ。シートも、前後に尻を動かせる自由度もあり、長距離ツーリングで姿勢を変えられる。ちょっと元気に走りたい時には、尻を後ろにすらして、ステップにつま先を載せたスタイルがしっくりくる。足はひどく曲がるので、普通なら苦しいしスタイルなのだろうが、ステップにつま先を乗せると疑似的にバックステップのような状態になって、前傾が強くなり、足が後ろに行くので思ったほど苦しくないのだ。ただ、ブレーキやギヤシフトなどの操作をするためには、足位置を前に動かす必要がある。ステップ自体は高めに感じる。その証拠にバンクセンサーはかなり長いものになっている。いや、NC700Sが低すぎたのだろう。NC700Sではよくステップをガリガリと擦っていた。
シート自体は、口コミでは好意的なものが多いが、私にはやはり固めで200kmも走ると尻が痛くなる。それでも、NC700Sのせんべいのような薄いものに比べたら良いほうだ。シートはR1100RSが厚くて良かった。しかも、高さ調整までできる。GSX S1000Fにはそのような機構はないが、Bamdit 1250S/NC700Sよりはいい方ではあるだろう。


■スクリーン

純正のスクリーンは小型だが、見てくれ以上に風防効果はあるように思う。ただ、強い向かい風だとやはりつらいものがある。もともと、フロントのカウル自体が低めで、ライダーの体を覆うカウル形状ではないためだろう。大きなスクリーンに交換したが、劇的な効果は感じないが、純正の時のような強い風圧も感じないので、効果はあるようだ。純正のスクリーンで風圧がきついと感じるのなら大きなものに変えてみるのも手だ。ただ、私の付けているPuigの可変フラップ付は必要ない気がする。この可変フラップが付くだけでかなり価格が上がるので、フラップなしで十分な気がする。


■ギヤ比
Bandit 1250Sや、R1100RSなどに比べてローギヤードだが、エンジンが気持ちよくふけ上がるためか、あまりギヤが低い事は気にならない。それよりも、そのことが利点になっていると感じる。例えば、トルクフルと感じる6速での低速特性などもその一つだろう。つまり、ギヤが低いので、6速でもかなりの低速まで使えるのだ。キヤが高かったBandit 1250SやR1100RSはトップギヤで使える速度が高かった。つまり、少し速度が落ちるとギヤダウンしなければならない。特にR1100RSでは、2,500回転以下ではアクセルを開くと左右に振られるような大きな振動が気になった。R1100RSで2,500回転は80km/h近く速度が出てしまう。一般道では、トップはパーシャル状態でしか使えなかった。加速するときや坂道に入ると、ギヤダウンが必ず必要だった。それが、GSX S1000Fでは、35km/hくらいまで6速のままで平気で走れるのだ。ただ、これだけ6速で普通に走れてしまうと、クルージング用にもっと高いギヤがあってもよかったのではないかと思ってしまう。その方が燃費的にも良いのではないか。
パワー伝達は、チェーンなのでキヤ比の変更はスプロケットで簡単にできる。将来試してみるかもしれない。



■サスペンション

足回りは、綺麗な舗装道路だとまったく問題ない。しっかりしていて、しかも乗り心地も悪くない。低価格なバイクにしてはなかなかの足回りだと思う。これ以上柔らかいと、いざという時にふにゃふにゃになって危ないだろう。
だが、荒れた道に入るとこれが全くダメ。特に、なんども掘っては埋めたような凸凹の道では、フロントがぴょんびん跳ねてハンドルを保持するのが大変だ。リアなどは、そういう道を少しでもハイペースで走ろうものなら、飛び跳ねてしまう。おそらく、ダンピングが足りてない気がする。

サスペンションは、調整可能なので、そのうちに少し柔らかめにしてみようかとは思っている。

だが、不思議なことに、舗装路を細かな縦じま模様に削ったような処理をしている路面は、意外になんとか走れてしまったりする。もちろん、振動はあるのだが、足回りの脆弱なバイクだと、だんだん振動が大きくなってどこ走っているかわからなくなるものだが、そのように増幅は無く、一定に収まっているのだ。

全体的に、やや硬めだ。それが大パワーを支えている。それに、車体が軽いことも影響しているかもしれない。



■燃費

燃費は、慣らしが終わってからさらに伸びた気がする。ただ、私のGSX S1000Fは長距離のツーリングでしか使っていないので、その点は考慮が必要だろう。それでも、平均燃費は20km/lを超えていて17リットルのタンクで300kmの航続距離が確実にある。これは、私が乗っていたBandit 1250SやR1100RSよりも良い燃費だ。ただ、車の多い街中を走ると途端に燃費は落ちるようだ。燃費計を見ていると、信号停止の多い街中だと10km/lを切る。高速を制限速度くらいで走った時が一番燃費がいいようで、24km/l程度も行く。これは、スペックの60km/h定速走行23km/lを超えている。燃費が良い理由はやはり、6速の使える範囲が広いことがあると思われる。つまり、走り出して35km/hを超えたら、もう6速でほとんど走れてしまうからだ。いままで燃費を重視して走ったことはあまりないが、それでこの燃費は立派だ。ただ、ハイオクであることはコスト的に不利だが。


■操作系

左ハンドルにある操作ボタンは、とても使いやすい。インジケータやトリップ、トラクションコントロールなどの操作がこれだけでできてしまう。走行中に簡単に切り替えられるのは本当に便利だと実感している。

ベッドライト切り替えスイッチは、最近の1本レバータイプで、向こうに押すとハイ、手前に押すとローになる。パッシングはローの状態で手前に押す事で機能する。

NC700Sでは気になっていたクラクションの位置が一番下になっていて操作しやすい。R1100RSの左右にウインカーが分離しているのは操作しづらかった。R1100RSから乗り換えてウインカーが普通に操作できるようになって本当に嬉しかった。

メーターはデジタルのあまり特徴のないものだ。私は、NC700Sで慣れていたので抵抗はなかったが、できればタコメーターだけはアナログにしてほしいものだ。特にアイドリング付近は、荒らすぎて1000回転の時もあれば、1,500回転にも見える時がある。メーター自体は、多機能でまずまず見やすい。


タイヤは、純正でダンロップ D214が付いているが、グリップ性能もよく、滑る感じがしない。もちろん、トラクションコントロールを最強の3にしているので、アクセルオンで滑ることはないだろうが、コーナーリングなどでも安定している。タイヤの持ちは、リアはまずまずいいのではないかと思う。今の状態なら、8,000kmくらいは持つのではないか。フロントはもともと溝の深さが浅い上に、ブレーキなどで強い力が加わるので先にすり減りそうだ。5,000klm持つだろうか。まあ、おとなしい私の乗り方ならもっと持つかもしれない。私の希望としては、コストもだが交換自体が面倒なので、1万キロ程度は持ってほしい。



■カスタム

売れているバイクだからか、サードパーティからもたくさんのパーツが出ていて楽しめる。私は、リアキャリアにトップボックスをつけているが、思ったほど変ではない。利便性も高く気に入っている。

さらに、スクリーンも何種類も出ている。私は、Puigの可変フラップ付のツーリング用を付けている。

タンクバッグは、GIVIのタンクロックがベストだ。金属タンクなのだが、前側1/3は樹脂カバーで覆われていて、マグネット式のタンクバッグは取り付けできない。

その他、定番のスライダーやエンジンプロテクターなど低価格で取り付けできたのは、車体の低価格も相まって助かる。Bandit 1250Sでつけていたバンパータイプのごついものが安心度が高いが、デザイン的に合わないだろう。

ほしいカスタムパーツは、やはりパニアケースだろう。2泊以上だと欲しくなるに違いない。


次は、サイドカバーだろうか。純正のサイドカバーは、ちょうど膝がある位置にある樹脂製のものだが、これがとても貧弱でいかにも安物の雰囲気がある。なんとかもう少しならなかったのだろうか。

車体がシンプルだけに、カスタムパーツが付けやすく、まだまだパーツを買いあさっている。まだ紹介していないが、年が明けたら、ぼちぼちと紹介していきたい。

ヘッドライトは暗い。純正のバルブ自体もあまり明るいタイプではないと思うが、配光が良くないのだろう。明るさが均一で無く、1か所に集中してしまっているのでより暗く感じる。それに、当然だが純正のバルブは橙色で車体のややユニークなSS的なものには似合わない。それで、とりあえず色だけでもとおもってLED化している。明るさも取るのならHIDの方がいいのだろうが、取りつけはカウルを全部外さなければならず面倒に感じる。何しろ、単なるバルブの交換でさえかなり面倒だ。

購入が秋になってからで、真夏は経験していない為、エンジンの熱さは来年の夏にならないとわからない。現状では、フレームもそんなに熱いと感じたことはない。



初期型ではECUに問題があって、パーシャル走行においてギクシャクするという不具合があったらしい。その初期型に改良版のECUと交換しても改善しないという人もいる。私のGSX S1000Fは、発売から1年ほど経っているためか、本当に調子が良い。エンジン特性を滑らかにしたのか...、逆に言うととげが抜かれてしまっているのかもしれないが。トラクションコントロールを最強の3にしても、よほどのことがない限り介入されないというのも、それが原因かもしれない。だが、私には、現状のエンジン特性はとても使いがってよく、しかもパワーも十分以上あると感じる。

全体的に、本当に購入して良かった。大型バイクでは、初めての新車ということもあるが、とにかく大きな不具合のない気持ちよく走れるバイクだ。

2016年12月28日水曜日

HONDA PCX125 と CASIO EX-FR10

PCXは、10月に友人すぎやんと下関を走り回って以来、ガソリンを給油していなかった。が、それ以後乗っていなかったわけではない。本当に近所にちょっと行くときに使っているので、一回の走行距離が数キロ程度なため、合計で100km程度にしかなっていなかったのだ。


バッテリーの充電も兼ねて、久しぶりにちょっと走り回ってみることにした。

同時に、CASIO EX-FR10を首から下げてタイムラプスモードで撮影しながら走ってみた。写真はチェックの為に撮ったもので、この格好で外に出たわけではない。カメラ部分だけをぶら下げてみたが、それだと重量バランスが悪くてカメラが前に倒れてしまうので、本体も付けておく方がいい。

そして、走り出す直前に、レーダーを取り付けた。取り付けたものは、NC700Sに付けていたデイトナブランドのものだ。せっかく購入して使っていないのはもったいない。


さて、走行だが、いままで走ったことのない部分も含めてぐるりと走っている。

こんな感じだ。途中で切れている区間はGPSログアプリがエラーしてしまって停止していた区間。振動の為なのか、GPSロガーアプリが停まってしまう。再起動すると続きを記録してくれたので大きな問題にはならなかったが。


今後の写真は、すべてEX-FR10で撮ったものだ。

気になっていた15秒というタイムラプス撮影間隔だが、例として連続して撮影した写真を見てもらおう。




















これを見るとわかるが、やはり15秒というのは長い気がする。動画だと好きなタイミングでキャプチャーできるが、動画を長々と見る必要がある。それに比べると、静止画だと絶好のタイミングでは撮れていなくても、走行した道の様子などは撮れているので利用価値は高いだろう。

今後はこれを使ってみようと思う。

当日は天気はとても良かったが、気温は低かったので、下には普通のGパンに防寒パンツをはいて、上には厚目のフリースにジャンパーを着て行った。そのために寒さは感じなかった。

ただ、グローブはPCX専用に購入したものをつけて行った。


厚めで温かさそうだった。なのにとても柔らかくて、付けていてもバイクの操作には支障はなかった。

なかなか値段の割には気に入っている。だが、ちょっと今回は寒かった。指先が少し冷たくなった。気温は10度程度だったが、グリップヒーターが無いと手先は寒い。痛くなるほどではなかったが。



まずは、GSX S1000Fでも走ったいつものテストコースを走った。信号のないいい道だ。これを往復した。上の写真は戻りだ。

そして、広い幹線道路。

それから、走ったことのなかった田舎道。車も少なくてとても走りやすかった。だが、走ったこともないので、レーダーを見たいのだが、液晶が暗くてほとんど見えない。全く役に立たなかった。

時には民家近くの細い道も走った。

そして、田んぼ道。田んぼ道と言っても、昔と違って砂利道は無く、ちゃんと舗装されている。

そして、ちょっとした郊外の道。

今どこを走っているか全く気にしないで、走りたい方向に走っていた。

竹林の峠道(登り)。

山道。

しかし、ほとんど車が走っていない。この道は気に入った。

ここは、長い直線のあるいい道だ

そして、何度も走ったことのある幹線道路。

そこから再び、山道へ。

ぐんぐん上っていく。

左右にくねくねと曲がりながら上がっていく。

ほぼ上まで登ってきた。

まるで、阿蘇山付近の道の様だ。

ここからは、下りだ。だが、ここを暴走する車やバイクが湧いて出たので、

道の真ん中に四角い膨らんだ突起を作って走りにくくしている。

そのような突起が所々に配置されている。この直前に白いスポーツカーと、おそらくYZF-R1だと思うのだが、すごいスピードで下から上ってきてびっくり。バイクは、突起があってもなんとか回避できるが、車は大変だろう。よくあんなスピードでと驚いた。突起を設けてもこの調子だ。

以前がどれほどひどかったかうかがい知れる。確かに、突起が無ければ走りたくなるいい道ではあるのだが。

15秒間隔なので残念ながらその車とバイクは写っていない。

そこから、下まで降りてきた。

そして、また細い道を走る。

いい具合にカーブしている。

以前走ったことのある道だ。SRV250やZZR250で走った覚えがある。

いい感じで走れた。PCXだから、そんなにハイペースでもないが、速度が出ない分、ほとんどブレーキング無しでカーブに入っていける。

PCXで走ったほうが、低速で走れて、気持ちいいかもしれない。危険な感じは全くない。

ちょっと高台に来たので、のんびり景色を見ながら走れる。

しかし、車が少ない。

そして、街中に戻ってきた。夕刻になっていたので車が多かった。

結局、この日は、100kmほど走った。そして燃料計もエンプティ近くまで下がったので給油した。
トータル207km、給油量は5.09リットル、燃費は相当悪いだろうと思ったが、40.6km/lだった。今回の100kmは50km/l程度の燃費だったろう。すると、近所をチョイノリで使っていた100kmは33km/lということになる。それでも、30km/lだ。ほんとに素晴らしい。

購入してから3ヶ月以上経つが、今回の走行でトータル625kmしか走っていない。

フロントタイヤを見てみたが、ほとんど減っているように見えない。

走行距離は今後もそう伸びないだろう。バッテリーだけは気を付けておこう。