2015年12月8日火曜日

BMW R1100RS 一ヶ月ぶりにチョイノリ

BMW R1100RSにも1ヶ月ほど乗っていなかったので、ちょっと走ってくることにした。

行くのは、いつもの広域農道アグリラインだ。


出発は昼頃。気温は13度。昼に13度なのであまり暖かくは無い。しかし、真冬に比べたら走りやすい。

今日の出で立ちは、上がイエローコーンのウインタージャケットで今年購入した新品だ。夏に買ってやっと着られる季節になったのだ、身長174cmでややメタボ体型だがLLで丁度よかった。イエローコーンは少し大きめが良いようだ。特にウインタージャケットは、下に着るのでなおさらだ。今日はフリースを中に着た。下は、例年どうりの革パンだ。

気温が低くても、日が照っていると暑くなることもあるが、今日の天は完全な雲天だ。日は全く照らなかった。なので暖かくは感じなかったが、新しいジャケットのおかげか、寒くはなかった。というより、快適だった。

街中を走って、やっとアグリラインに着いた。今日は、あまり車もおらず走りやすい。しかし、一人なので慎重に走る。

気持ち良い。日が照っておればさらに気持ちよかっただろう。雨が降らないだけマシか。

時折、農道なので軽トラなどがとてもゆっくり走っていたりするが、別に煽ったわけでもないのに、道を譲ってくれたりした。当然ながら手を上げてお礼の気持ちを表して行かせてもらう。

R1100RSは、以前同様にトルクフルな感じでとても調子良い。真夏は、暑さで渋滞に入るとオイル温度が上がって調子が悪くなっていたが、冬に近くなってきて、エンジンもよく冷えるのか良い感じだ。まあ、生まれがドイツと日本よりは寒い国なので、今の季節が合っているのだろう。

などと、考えながら気持ちよく走っていた。後ろからは白い車が付いてきていた、そして前には軽トラになっていた。そのためペースはちょっとゆっくりめだ。そして、そろそろアグリラインも終わろうとしていた。

ここが最期のT字路だ。軽トラは左に行くようだ。私は、右に行く。

一旦停止して、左右を確認して、さて発進した....つもりだったが....

なぜかエンジンだけがウーンとうなって、トラクションが全く無い。もう右に曲がるために車体を傾けているのに....。

そして、そのまま倒れてしまった。私は、飛び降りたので無傷だった。

いままでも、時折、ローに入った状態で発進しようとしたら、ギヤが抜けてニュートラルになる事があったのだが、今日はあまりそんな現象も無かったので、気を抜いてしまった。

そう、ローまで落としてクラッチを握ったままて、停止して、右に曲がりながら発進しようとしたら、ギヤが抜けたのだ。バイクは駆動力が無い状態で倒したらそのまま倒れてしまう。

ああ、やってしまった。R1100RS初めての転倒だ。

すると、後ろから付いてきていた車から若者が降りてきて、バイクを起こすのを手伝ってくれた。それでも、BMWはエンジンのヘッドが接地して、そこを支点に、完全にタイヤが浮いている状態までひっくり返ると、そう易々とは起こせなかった。

なんとか、男二人かがりで起こすことが出来た。本当にありがたかった。しかし、交差点なのでバイクを起こしてもそこに置いておけないので、歩道に移動させて、後ろを振り返ったら、もうその若者は車で走り去っていた。

ちゅんとお礼も言わないままだった。

もし、私のブログを読んでいるようなことがあったら、改めてお礼をいいたい。
「ありがとう。本当に助かりました。」


なんとか、Uターンさせて、元来た道の方向にバイクを向けた。やっと落ち着いた、セルを回したらエンジンがかかった。すると、そのT字路を私が行こうとしていた方向から曲がってきて、走り去っていく2台のバイクが見えた。なかなか元気が良さそうだ。

それで、追いかけてみることにしたが、あっという間に居なくなってしまった。

しかし、その先の信号で引っかかっているのに追いついた。おそらく、左のバイクがゆっくり走っていて、その後ろに付いていたのだろう。やっと追い抜いたところで信号に引っかかったと、いった状況だったのだろう。

信号から走り出すと、なかなかのペースだ。

ぎゅーんとコーナーを曲がっていく。

そして、あっという間に居なくなってしまった。尋常じゃ無い速さだ。

あまり車も通らないところで一旦止めて。記念写真を撮ることにした。

転倒の状態も見てみたかったのだが、気ぜわしくて、すぐに走り出してしまった。

そして、街中に戻ってきた、

最期に、ガソリンを給油した。

走行距離は、119kmで、6.81l入った。燃費は、17.4km/lとあまり良くなかった。今回は、ギヤは低めで走ったのが影響しているのかもしれない。それに、帰りは、前のバイクを追いかけるのに、かなりエンジンを回したし。

距離も、あまり走っておらず、半分近くが街中のストップアンドゴーだ。

そう、久しぶりにクラッチ付きに乗ったからか、街中のストップアンドゴーで、クラッチを握る事が多かったからか、左手が少々痛くなった。もう少し、クラッチが軽くなると嬉しいのだが。とにかく重い。250ccクラスのバイクを何台か乗り継いできたが、こんなに左手が疲れやすいものは無かった。

それにしても、初転倒はやはり精神的にこたえる。ギヤ抜けしやすいということを念頭に置いて気を付けて乗る必要がある。とくに、発進して右折/左折するような場合は、気を付けなければ。