2015年10月1日木曜日

BMW R1100RS その1 きっかけ

実は、BMW R1100RSを購入してしまった。そのいきさつに関して書いてみたい。

YBR250を購入したバイクショップでR1100Rを見せてもらい、なんとなくBMWの水平対向2気筒に興味を持つようになった。いままでは外車など私には関係ないものだと思っていた。しかし、20年前の機種とはいえ、50万程で入手できるとわかってなんとなく身近に感じたのだろう。

バイクショップからエンジンかかったと知らせが来たときにも、出かけていったのは、もちろんせっかく知らせて貰ったという事はあったが、興味があったからだ。

しかし、20年前のバイクに50万円も出すというのは、やはり高すぎる気がした。そのときには、まだ、YBR250を保持しようか迷っていた時期でもあった。

しかし、やはり、YBR250を処分しようと決心したときに、なんとなくヤフオクやGooBikeなどを見てR1100Rを検索していたりした。

そんなときに、R1100Rを検索すると、一文字増えただけのR1100RSも出てきていて、ある機体がとても気になっていた。R1100Rはネイキッドタイプだが、R1100RSはカウルが付いていて、高速を走った際にBandit 1250Sの様にカウルの付いている機種がやはり良いなぁと思っていたこともあった。そして、あまり見たこともないカラーだったこともあった。

見たときの価格は、5万円ほどだった。とてもそんな風には見えないほど艶々していて綺麗だった。タイトルにも、外装自信ありと記載されていたくらいだ。車検も来年8月まで付いていた。

エンジン始動のビデオが記載されてたので、見てみると、8万キロもの走行を行ったバイクには思えないほど調子よさそうだった。少なくともバイクショップのR1100Rよりもカチカチ、ガラガラといった機械ノイズは少なかった。

バイクショップのR1100Rが50万円だとすれば、きっとこれも走行距離が多いとしても、40万円くらいに最終的にはなるのだろうと思った。

でも、なんとなく、考えもなく、25万円を入札してみたのだ。

終了の日までわくわくしながら、見ていたが、終了当日までに10万円まで上がっていた。しかし、10万円だ。もしかするとこれは意外に安く手に入るのかもしれないと期待した。

そして、終了間際になるとどんどんと価格が更新されていった。やはりだめかと思っていたら。なんとそのまま落ちてしまったのだ。


それがこれだ。黒い艶々したボティに、カスタム品なのだろうか赤いシート。トリプルパニア付きと私の好みだ。ただ、左のパニアは割れていた。

なんとしたことだろうか。こんな安く手に入るとは、と思ったが、相場など気にしていなかったが、それから調べる有様だった。

相場を見ると、20年落ちで8万キロも走っているR1100RSだと、下手すると20万円よりも安く取引されているようだった。もちろんそれよりも高いものもあった。まあ、総じてそこそこの値段だったのだろう。

業者出品だったので、消費税がかかった。大阪からなので、福岡県まで運ばなければならない。BASだと福岡のデポは、福岡市だ。送料は、2万8千円ほどで、持ち込み料が5,000円プラスとなる。総計3万3千円程かかることになる。この業者は、お安く上げるのならフェリーもありますという。調べると、大阪南港から北九州市の新門司港まで、バイクだけを荷物として運ぶことが可能だとわかった。これだと運賃はなんと、7,000円以下だった。船への持ち込み料は1万円と高かったが、総額では1万7千円程とほぼ半額だった。結局これを採用することにして、総額26万円ほどが総支払額となった。

込み込み26万程というのは、やはり安い。と私は思った。

なんとかお金を工面して、支払いを済ませると、書類がその日のうちに発送された。

船への運び出しは、2週間後になった。非常に待ち遠しい2週間となった。業者の配慮で、土曜日の夜積み込みで、日曜の朝8時半に着く便にしてくれた。休日に取りに行けるので助かる。

つづく。