2015年9月24日木曜日

YAMAHA YBR250 売却


 いままでバイクは、買い取り業者に複数来てもらって買い取りしてもらっている。自宅にいて、トラックできてすぐに話がまとまれば持って帰ってもらえるという、手間がかからないのがよい。

もちろん、手間を惜しまなければ、ヤフオクなどに出せば、業者よりも高い金額で処分する事もできるかもしれないが、希望価格で出しても、一人も入札が無いということも過去に経験した。入札を確実にしたければ、安い初期価格に設定しなくてはならず、価格が伸びずに安い価格で落札されてしまうというリスクを覚悟しなければならない。

ということで、いつも、買い取り業者に、一度に申し込める、BikeBrosの見積もりシステムを利用している。今回も利用した。ただ、正直に言って、人気バイクというわけでもないので、かなりの低価格を覚悟しなければならず、その場合は、手間でも、ヤフオクにだしてみようかと思っていた。

今回、指定の時間に来てくれたのは、1社で、その後で遅れて1社くるという面倒なことになってしまった。

その業者とは、RS福山と、バイク王だ。バイク王は、非常な低価格で無理矢理買い取っていくと有名なところだ。いままでも、査定をお願いしていたが、いつも時間が合わなくて来ていなかったが、今回も1時間遅れだったが、1社では心許ないので、来てもらうことにした。

来てもらう前に、シガーソケットとか、レーダー探知機などを取り外した。

そして、エンジンでもかけてみるかと、キーをさしてセルを回すが、なんとかセルが数回まわるがエンジンがかからない。2回目は、ちょっと回っただけでとまってしまった。バッテリーが上がっていた。査定の時になって困ったものだ。売られるのをいやがっているのだろうか。面倒なバイクだ。

そういえば、近所をちょこちょこ走るだけで、長距離は走っていない。ここ2週間くらいは乗っていなかった。前々回乗ったときも、バッテリーが上がっていて押しがけした。

今回も、押しがけしたら、かかるかもしれないが、面倒なので、そのままにした。正直に言うしかない。


査定当日、まずは、RS福山の担当者が来て10分ほどみて、9万円だと言ってきた。これは、かなり厳しい。6月に購入したときには、20万円以上したのだ。

これは、ヤフオクかと思って、次の業者が来るので、その場では決めずに、一旦帰ってもらった。というより、次の査定が近所であるというので、そちらに行ってもらった。ただ、9万円では厳しい。というのが本音で半分断ろうと思っていた。

1時間遅れて、バイク王の担当者がやってきた。

RS福山の担当者に比べて、非常に細かい査定をしているようで、写真を撮ったり座り込んで鏡で下回りをチェックしたりととても時間がかかる。

じっと見ているのも辛いので、一旦屋内に入って、待つことにした。40分以上経過してから、もうすぐ本部から査定が出ますといってきた。

数分世間話などをして電話を待っていたら、やっとかかってきたが、この電話がイヤに長い。そして、5万円ですと。それじゃまったく話にならない。もう少し何とかならないかと言うと、色々と説明してくれるが、他の業者が9万と言っているのでと、RS福山に電話したら、欲しいという買い手が見つかったので11万円でどうでしょうか。即決させてください。という。

バイク王に、そのまま、買い手が見つかったから11万と言っているというと、ちょっと待ってくれと、こちらも本部に問い合わせするという。

そして、これまた、30分ほどかかって、11万8千円までならという。なんだか細かく言ってきた。そのままRS福山に言うと、12万でどうですか。といってきた。買い手がいると手離れが良いので、強気だ。バイク王もさらに電話していたが、おなじ12万円なら出せます、という。しかし、同じ値段なら先に言った方が、勝ちなのが普通だろう。これを超えないと、だめだよと。数千円などの細かいのはいらない。13万円以上出せるのかときくと、また電話しようとするので、「時間がかかってしようが無いので、もういいので、お引き取りください」と言ってもしつこい。結局、バイク王のしつこさに参って、RS福山の担当者に電話して、「売ります」と言っていた。

後で、ちょっと早まったかなと思ったが、ヤフオクはもっと面倒かもしれないと思うと仕方ないと諦められた。

バイク王は渋々帰って行ったらしく、外に出るといなかった。一時して、RS福山の担当者が来て、トラックにYBR250を乗せていった。

また、1台となってすっきりした。なんだか寂しいが。


しかし、RS福山は現金をすぐに渡してくれた。ちょっとびっくり。

もしかすると、ヤフオクでなら20万円で売れたりしたかもしれないが、疫病神を手早く処分できたのだから、喜ばないといけないだろう。

しかし、YBR250は、リセールバリューは無いバイクだ。燃費はいいのだが。丈夫そうなので、乗りつぶす気持ちなら、いいだろう。通勤にも良いかもしれない。でも、通勤にはスクーターの方がさらに手間が無くも防風などのメリットもある気がする。燃費が良く、タンクが大きいので、ガソリン給油の手間はたしかに一番少ないバイクだろう。

残念ながら、私は通勤にも使えないし、週末のみ使うという用途では、難しかった。結局チョイノリには、雨のことも考えるとKeiが一番なのだった。