駐輪場に戻ってきたら、バイクが増えていた。
ジャケットのインナーを着てきたが、もう暑いので取り外した。
帰りも、同じように、宇佐広域農道を走り、アグリラインを走った。
しかし、帰りも全く同じというのはちょっと面白くない。
アグリラインの途中から、県道32号線に入り、求菩提山方向に走ることにした。
途中、キャンプ場があるのだが、来たことが無かったので中に走ってきたが、道が上下に膨らんでいてきつそうなので、まあいいかと、そこで止まって、Uターンすることにした。
回りは、杉の木が沢山生えている。小一時間走って来ていたので、伸びをしたりして少し休んだ。
そして、再び32号線に戻って上り坂を登り始めた。
そして、それは起こった。
単独事故ではない。
白っぽい乗用車が降りてきた。道幅もそんなに狭いと言うほどでもない。普通にすれ違うつもりだった。ただ、何となく、いやに、イン側に入り込んでいるような気がした...。
気がしたどころか、そのまま突っ込んできた。
そして、衝突してしまったのだ。
バイクは車とぶつかったところで停止してそのまま立ち転け状態で左に転倒した。
私は、左に投げ出された感じで飛んだが、幸いにも路側帯には土と枯れ葉が堆積していて、軟着陸した感じだった。
ただ、直接ぶつかった右手がしびれたように痛かった。上半身を起こしていたが、そのまま座り込んでいた。
そのときは、5時くらいだったが、山の中と言うことも有り、警察がなかなか来なくて、実況検分が終わると7時近かった。
最初相手は、急にバイクがぶつかってきたと言っていた。私は、いつもビデオを撮っているので、警官にも、相手の方にも見せて状況を確認してもらった。
警官も、「ビデオを撮っていたら、やはり良いですね。」と言ってくれた。
バイクはエンジンも掛かり、意外にひどい傷も無く、なんとか乗れた。警官達に見送られて自宅に戻った。
帰宅したら8時半で真っ暗だった。YBR250で初めてのナイトランになった。ヘッドライトが低くて、照らす範囲が下過ぎた。これが、事故の影響かもしれない。ので、帰りはハイビームのままで帰ったが、それでも光軸が低くくて、ゆっくりと走った。まだ夏というわけでもないのに、虫が沢山飛んできてぶつかるのがわかるくらいだった。
帰宅して、尻ポケットをみたら、宇佐神宮で購入したシールが入ったままだった。これを貼っておれば、もしかしたら....とも思ったが、お賽銭も投げて、お願いしたのに、その日の内にこれというのは、いかがなものかと思ってしまった。
まあ、不幸中の幸いで、怪我も殆ど無くて、右手の中指と薬指が紫色に腫れてしまい、右肩が痛くなったくらいで、足もプロテクターを付けていて全く無傷だった。
第一本当にぶつかったときの車速がそんなに速くなかったのが幸いした。
事故は、本当にいやなものだ。これから、色々と手続きがあると思うとうんざりだ。
自分の方がどんなに注意していても、中央線が無いとは言え、相手車線側に入ってこられると今回のような事故となる。
せっかく、完璧になったと思ったYBR250も、こんな事になってしまった。