2015年6月30日火曜日

YAMAHA YBR250 整備 2/2

つづきだ。




ZZR250でも付けていたが、ニーグリップするときにこのパッドが大変良かったのでYBR250にも取り付けることにした。

半な感じで貼り付けた。意外に違和感がない。

そして、今回の最大の問題点である時計や、トリップがリセットされるという問題を調べることにした。

メーターとヘッドライトの狭い空間に押し込んであるのが、ギヤポジ心インジケータ用の配線だ。

取り外してみた。グリーンの端子をYBR250本体からメーターに来ているコネクタに刺し、黒い端子をメーターに刺すようになっている。

つまり、メーターに行っている色々な信号を途中で分岐させて、その信号のエンジン回転数と速度の関係から、ギヤの位置を割り出して表示しているのだ。なので、走行中にクラッチを切ったりすると、ギヤを変えていなくても、めちゃくちゃなギヤを表示することがある。


これが、本体から来ているコネクタだ。この端子のどれかに常時電源が供給されているはずだ。そうでなければ、キーOFF状態で、時計やトリップカウントを覚えているはずがない。

それで、テスターで、端子を一つ一つ調べて、常時電源が来ている端子を探すことにした。

ところが、全端子調べたにもかかわらず、電源供給されているものは無かった。

インジケーターを取り外せば、元にも取るというバイク屋の言葉を信じて、インジケーターを取り外して、本来のようにコネクタを差して、キーをONにして、時計を合わせて、一旦キーをOFFしたのちに1分ほどしたから、再度キーをONしてみたのだが、なにも変化が無く。やはり、時計は初期化されていた。つまり、元に戻しても元の状態には元に戻らないと言うことだ。

どうせ同じなら、ギヤポジションインジケーターが付いている方がいいに決まっている。この狭いコネクタ差し込み口を何度もコネクターを抜き差しするのは大変だった。

にも関わらず、なんの成果もしないというのはがっかりだ。しかし、という事は、メーターが壊れているか、配線がおかしいかだ。これはちゃんと調べないといけない。何か大きな問題をはらんでいそうで、暗い気持ちになった。

そして、最後はチェーンだ。これが自然状態。

キーで押さえるとこれほどたわむ。やはり、だいぶ緩いと言わざるおえない。

右側のアクスルシャフトを留めている19mmのナットを緩めた。

こちらは、右のシャフト側だが、こちらは何もしなくても緩められた。

そして、チェーンアジャスタのナットで張り具合を調整した。これも、右のアクスルシャフトのナットを締め込むと張りが変わったりしてなんどかやり直した。

最終的に、自然長状態から、

この程度まで張った。チェーンは、かならず緩んで行くものなので少し張り気味でもいいだろうとこれくらいにした。車輪を回しても特に不具合は感じなかった。

2回のツーリングで、購入してから770km程走ったことになる。タイヤを点検してみた。リアのタイヤは、サイドまで路面に接しているので、側面の皮むきも出来たようだ。なんだかいやにタイヤが減っている感じもしなくもない。納車の時には、色の付いたラインこそ無かったものの、かなり新しく見えたのだが。

こちらは、フロント側。同様にサイドも削れている。リアよりは、減っている感じはしない。

しかし、前後とも、表面が細かくささくれている状態になっている。

こりゃ、走りが荒いのかもしれない。まあ、大型バイクと一緒だとどうしても荒くなりがちだ。この状態では、あまりタイヤはもたないかもしれない。

もうだいぶ遅くなっていたが、すこし近所を試乗してきた。

チェーンを張ったからか、なんとなくアクセルの付きがよい感じがした。エンジンを回したときに、振動が減った感じもした。

とても軽快で、上の写真くらいの速度から減速して、コーナーを回って、加速するとなかなか気持ちいい加速感だった。一人で走ると、そんなに回さなくてもそこそこ楽しめると感じた。

だいぶ暗くなってきたが、まだ真っ暗ではなかったので、短いトンネルに入って、ヘッドライトの状態を確認してみた。まあそこそこ、明るいが、やや、中央に寄り過ぎか。

こちらは、ハイビーム状態。もう少し光軸を上げた方がいいかもしれない。まあ、このバイクで真っ暗な道を走ることもあまりないと思うので、また今度弄ることにしよう。光軸の調整は、カウルを外さないとできないので、とても面倒だ。

トリップが効かないのは、とても残念だ。
2回のツーリングでも、どれくらい走ったかが見れないのでとても不便だった。

とにかく、あきらめずに調べよう。