2015年5月19日火曜日

HONDA NC700S DCT GW 四国ツーリング 3日目 1/2

最終日の3日目になった。

最終日のコースは、ホテルから南下して石鎚山に登り、そして西に進んで三崎港まで行ってフェリーに乗って九州に帰るというルートだった。

 しかし、朝起きてみると、雨は止んでいるもののどんよりとした空で、遠くは真っ白でよく見えない。

これでは、石鎚山に登っても回りが見えないだろう。しかも、落石のごろごろしたくねくねした細い道を上がるのは、非常に危険だ。

それで、MT-09乗りのすぎやんが、松山に行こう。そして、道後温泉に入って、松山城に行こうと提案したので、そのプランで行くことになった。

ホテルにはビュッフェタイプの朝食が付いていた。味噌汁はぬるくて気持ち悪かった。しかし、飯にコーヒーと和洋折衷だ。

朝食後、駐輪場に集合して出発。

 とりあえず、11号線を走り、

高速の入り口を左折。

「いよ小松」より高速に上がった。

 高速は、比較的高度が高く、山の中を走っている。

朝方見た景色どうり、霧のような感じで見通しが悪い。朝早い事もあり、車はあまり多く無かった。

 そして、長いトンネルをいくつも通った。最後のトンネルを走って、

出ると、まるで別世界に入ったようだった。思わず、無線で「青空だ~!」と叫んでいた。視界もよく、気持ちよく走れる。

松山で高速を降りた。

 国道33号線を北上していく。

そして、道後温泉に左折する。

なにやら、古い建物が見えてきた。しかも、人が沢山たむろしている。

その古い建物の裏に、駐輪場があった。しかし一杯だ。だが、歩道の内側にバイクが沢山止まっていたので、そこに止めた。

その古い建物が道後温泉そのものだった。すごい人出だ。二階、三階の座敷に入るには、2時間、3時間待ちだとのアナウンス。しかし、入浴だけならはどんどん列が進んでいますのですぐに入れますとの事。本当かなと思っていていたが、確かに数十分行列に並んでいたら、

入浴券発売所にたどり着けた。入浴料は410円と意外に安い。

下駄箱があるので、シューズを脱いで、下駄箱に仕舞う。鍵が付いているのでかけておく。無料だ。
タオルと石けんは有料だった。ただ、220円とこれまた良心的だし、タオルには道後温泉の模様が付いているので記念になる。購入をお勧めする。

そして、脱衣所で服を脱いで、東と西の2つある風呂のどちらかに入る。

中は、あまり広くなく、湯船も一つだけだ。手に持っているのが購入したタオル。人が多いので、あまりのんびりと入っている感じでは無く、意外に回転は速い。

風呂を上がって、すこし湯冷まししてから、外に出た。

道後温泉の横に、高い塀が有り、人が居たので行ってみることにした

上にあがると、道後温泉が一目で見渡せるいい眺めだ。道後温泉の古い建物が、近代的な鉄筋のホテルや旅館に囲まれているのがわかる。奥には、なにやらピンクの看板が見える。車が渋滞している。車で来ると大変そうだ。

上には有料駐車場があった。坂の入り口で料金を支払う仕組みのようだ。

まだまだ、沢山の人が並んでいた。

そして、そこを出発して松山城に向かった。

途中で、奥に見えたピンクの看板の中を走った。無料案内所が何軒も有った。1万円とか、8,000円などとの料金も見える。いわゆる普通の温泉と、こういう風呂も一杯有るのだなぁ。しかもすぐ近くだ。いや、私はこういうところには行ったことがないので、想像なんですが:-P)

松山城近くまでやってきた。車の行列だ。そこで、車の整理をしていたおじさんに、駐輪場について聞いていた。

 教えてもらった所に向かった。電車通りを左折する。

すると、駐輪場が有り、大型バイクも可と書かれていた。

中に入ると、自転車は上らしく、下にはバイクだけだった。

料金も300円と安い。帰りに徴収するとのこと。

そこから歩いて、松山城に向かう。

少し歩いて入り口に着いた。でも天守閣はかなり高い位置にある。

かなりの坂だ。

それから、15分ほど、登り続けた。

やっと、上がってきた。でも、ここは、天守閣のある丘と言うだけで、ここからさらに天守閣まで移動する必要がある。

見ると、行列が出ていた。ここまで来て登らない訳にはいかない。行列に並んだ。

 途中に、侍の人形があったので記念写真。登りで汗をかいてメッシュジャケットも着てられない。

ここでまでは無料だったが、天守閣に上がるには510円の料金が必要だった。

 料金を支払って建物に近づいたが、中庭でまたぐるりと行列が出来ていた。

しかも、あと少しで入れるという所まできたら、小雨が降ってきて、慌てて軒先に隠れた。

しかし、まもなく中に入れたのであまり濡れずに済んだ。。

 かなり急な階段が。聞くと中の階段はすべてかなり急だという。

廊下の様なところには、この様な窓が開いている。

そこから、外が見えた。城を攻めてくる敵をここから鉄砲などで威嚇したのかもしれない。

また急な階段を登って、天守閣に上がってきた。

なかなか景色が良い。が、なんだかいやに近い感じ。

なに? 本当の天守閣は別にある?



ということで、一旦階段を下りて、

また登った。本当に急できつい。頭を打ちそうだ。

そして今度こそ、本当の天守閣だ。

さすがに、眺めが違う。遠くまで見渡せる。でも、あんなに晴れていたのに、どうも天気がいまいちだ。

天守閣から降りるのにも、また列に並ぶ必要があった。

下に降りたら、ここで名物らしいソフトクリームを食した。一緒に入っているのは、伊予柑だ。なかなか美味だ。お勧めする。価格は400円とちょっと高いが。(ピントが合ってない!)

実は、我々は15分以上かけて汗をかきながら登ったが、ロープウェイやリフトがあるのでそれで上がると楽だろう。

我らは、バイクに乗るくらい若いので、当然ながら足で登った。でも、ちょっときつかった。真夏だったら、迷わずロープウェイかリフトに乗ったに違いない。

なかなか、車で来たら近寄りがたい道後温泉と、松山城に行くことに出来た。良い思い出になった。提案してくれたMT-09乗りのすぎやんに感謝だ。

さあ、あと心配なのは、帰りのフェリーに乗れるかだ。昼食時間ももったいないので、とりあえずフェリー乗り場に直行することにした。

つづく。