2015年5月9日土曜日

HONDA NC700S DCT GW 四国ツーリング 前夜

四国ツーリングでは毎回の事なのだが、どうやって上陸するかが問題となる。一番安いのは、国道九四フェリーだが、8台しか乗れない上に予約が出来ない。今回も色々協議の結果、前日に大分まで移動して一泊し、早朝フェリー乗り場に行こうという事になった。予約が可能な他のフェリーの料金や、当日移動の高速料金などを入れると、対して料金の差がない上に、可能性として早く上陸できるというメリットがある上、近くに泊まれば早くフェリー乗り場に行ける。

宿は、鶴崎ホテルで1泊食事無しで、3800円とリーズナブル。前日移動は、5人中3人(私を含む)が休みなので昼間で、残り二人は日中の用事を済まして夜移動となった。

ということで、昨年と同じメンバーの3人は5月1日(金曜)の午後2時に移動開始となった。

 午後から出発というのは、午前中に出発準備が出来てなかなか良いものだ。

気になっていた、荷物を入れた状態のバックもなんとかぎりぎり押し込んでふたを閉めることが出来た。

それにしても、前側が内側に出っ張っているのは意外にものが入らない感じだ。そこが引っかかってふたが閉まらない状態が発生し、バックの中身を色々移動させて(偏らせて)、なんとか入ったのだ。これを設計した人は少し考えてもらいたかったものだ。

空は快晴。逆に日差しが強くて暑いくらいだ。かといって、真夏のような気温ではないので、メッシュジャケットだけでは走り出すと肌寒いので、結局いつものインナーを着ていくことにした。


友人と強い日差しの中、町中を抜け、いつもの農道を走った。

荷物満載と言うこともあり、いつもよりも加速が鈍い感じがしたし、不安定でアクセルを開けられない感じだ。

上の状況から、前の二台が加速していくと、

あっという間に、置いて行かれてしまう。

そして、見えなくなってしまうのだ。

ドライブモードをDにしていたからだろう。しかし、離されるので追いつくのにギヤを低めにしてエンジンを回すというのを繰り返した。ドライブモードをSにすればもっと容易について行けたかもしれないが、長距離のツーリングで燃費を考えてDモードのままで走った。

さらに、不安定な理由は、トップボックスに重いものを載せていたので、ふらつく感じとなり、アクセルを開くのが躊躇われたこともある。

翌日からは、トップケースに軽い物を乗せ、サイドパニアケースに重いものを載せたら、いつものように安定して走れるようになった。恐らく、リアの高い位置に重い荷物を載せると重心が高くなることもあるし、加速するとフロントが軽くなってハンドルが非常に不安定になるのだろう。

荷物の割り振りも、重要だ。特にリッターバイクならば車重も十分重い上に、パワーもあふれんばかりなので、荷物が少々偏っていようがお構いなしだろうが、今回は700ccで馬力は半分以下だ。その影響は、こんな所にも現れるのだろう。

大分県に入り、いつもの「まほろばうさ物産館」で休憩。

そこから、500号線を別府方面に向かう。途中で十文字原展望台で休憩。

本当に良い天気なので、久しぶりに別府の市内がよく見渡せた。

最高の景色だ。今夜の宿は、丁度画面中央付近にある半島のように突き出たところにある。

高台にある内陸部から別府の市内を降りて、海岸の10号線を走ったが、ゴールデンウィークという事もあり、渋滞していた。それも、「うみたまご」という水族館を通り過ぎるとだいぶ走りやすくなった。

ホテルに着く直前にガソリンを給油。 荷物が重たいせいなのか、燃費は28km/lと最近の平均よりも悪かった。

 やがてホテルに着いた。口コミで屋根付きの駐車場があるとのことだったが、

まさしくその通りで、建物の中に止めさせてもらうことになった。

屋根がある上に、通りからは全く見えない。バイカーにはうれしいホテルだ。

ホテルに着いて、荷物を下ろしてから、夕食に出かけた。

入ったのは居酒屋。

3人で四国ツーリング前夜を楽しんだ。私はあまり飲めないので、小ジョッキにしたがそれでも飲めずに半分残してしまった。当然ながら残りは友人に飲んでもらったのは言うまでもない。

ホテルに戻るとロビー前にこんなものが。だが子供は見かけなかった。

この鶴崎ホテルには、温泉があり、入ったのだが、上がってみると手が青くなっていた。この現象は以前にも発生しており、原因は不明だ。最初の頃は、何か青いインクか塗料でも着いたかと思ったものだったが、いくら洗っても取れない。手そのものが青くなっているようだ。痛くも痒くもなく、全く自覚症状がない。それも、左手だけだ。

一体何だろうか。この四国ツーリングでは2回発生し、2回目は友人達にも見せたが、不思議がられた。本人が一番不思議なのだが。

明日は、6時出発の予定だったが、車の予約状況を見ると終日満車状態になっていた。それを見て、出発を5時に早めることになった。果たして、フェリー乗り場にはどれくらいのバイクが待っているのだろうか。楽しみ半分というのは嘘で、不安一杯だった。

夜移動の二人は深夜になって到着。ちょっときつかったかもしれない。