2015年5月1日金曜日

KAWASAKI ZZR250 タイヤバルブの交換

ZZR250のフロントタイヤの空気バルブが切れていて、乗れない日々が続いていたが、やっと時間が取れ、天気が良くなったので、パルブを交換することにした。

バイクが悪いわけでは無いが、ちょっと気分が滅入っていたが、なんとか意欲が戻ってきたので、作業する気になった。

 一体いつのまにこんな事になったのか。

交換するパルプは、以前購入しておいた在庫がいくつかあった。今回は下のオリジナルに似たものに交換する事にした。

タイヤを外さないといけないが、ボルトがオスでは無くメスの大きなヘクサボルトだ。

内側を計ると12mmだった。

近所のホームセンターに行ってみたが、10mmまでしか無かったので、ロングナットに合いそうなものがあったので買ってきた。二つで150円だった。

ところが入らない。がっかりだ。折角安く上がると思ったのだが。計ると13mmだった。ノギスを持って行くのを忘れて、ネジ売り場にあった定規で計ったら12mm程度に見えたのだが。だが、それ以下サイズの物は、10mm程しか無かったのでノギスを持って行っても合うナットは無かっただろう。

仕方ないので、別の店に行ってみたら12mmが有ったので買ってきた。320円ほど。意外に安かった。だが、短いので緩むかちょっと心配ではある。ロングサイズは無かったので仕方ない。

試しに刺してみると、ピッタリだった。

タイヤをどうするか。溝の深さを計ってみた。

2mmだった。

リアも計ったら、やはり2mmだった。

まだなんとか使えそうだ。どうせ変えるのなら、リアと一緒に変えたい。だが、今回フロントはタイヤを外すので良いが、リアもとなると意欲がわいてこない。資金も時期的に厳しい。

というこで、今回はバルブの交換のみにすることにした。

まずは、前側の小さな6mmヘクサネジを外す。意外に固かった。

そして、シャフトの12mmのヘクサボルトを緩めようと、足で蹴ったりしてみたが、全く緩む様子がない。

12mmの六角レンチに入るスパナがあったので、それを引っかけて力を込めたら、なんとか緩めることが出来た。

左側が外れた。

次に、キャリパーを外す。これもヘクサネジだ。

キャリパーはTOKICO製だった。パッドの厚さをみたら、まだまだ十分な厚さがあった。効きも問題ないし鳴きも無い。汚れもあまりなく、綺麗なものだ。パッドの交換や整備はまだ先でいいだろう。

そして、スピードメーターケーブルを緩める。

そして、外した。

リアに付けていた、ボックスを外して、代わりにブロックを乗せる。

それで、フロントを浮かせる事ができた。センタースタンドがあると本当に便利だ。

そして、右側にアクスルシャフトを抜くと、

 ホイールが外れる。

タイヤの無いフロント回り。ついでなので、手が届かないカウルのフロント回りを拭いておいた。

ビード落としを用意した。

空気を抜く。

そして、ビードを落とす。

そして、タイヤを片方外す。

古いバルブは切れていたので簡単に取れた。錆びも無く綺麗だ。

新しいバルブを入れる。

これがバルブを引き出す工具。

こんな感じで引き出せる。本来なら指先に付いている黒いゴムを外して使うのだが、ゴムが柔らかいからか、簡単に引っ張るだけで引き出すことが出来た。

取り付け完了。

タイヤをはめる。この最後の部分がレバーでは難しいが、ビード落としを使えば簡単にはめることが出来る。ビード落としがあると、ビードを落とすだけで無く、はめるときにも使えて、本当に便利だ。

そして、990円のシガーアダプタで動く電動空気入れで、空気を入れてビードを上げる。この時に、タイヤを立ててバンバンと地面に落とすのを、回しながら行うと意外に速くビードが上がってくれる。

400kPaを超えたくらいで、パンという音がしてビードが上がった。

スピードメーターギヤ取り付け部をパーツクリーナーで綺麗にした。そしてスプレーグリスを吹いておいた。

 ギヤ側も、同様に清掃してグリスを吹く。

ワイヤーも同様にした。

タイヤの取りつけが完了。

タイヤをくるくる回してみると、なんだか偏心しているようにくねくねとした回り方だ。おかしい。

よく見ると、ビードがまだ上がっていなかった。

仕方ないので、バイクごと車の所に持ってきて、今度は500kPa以上になるまで空気を入れたら、かなり大きな音でパンッと音かして今度こそ、ビードが上がった。

問題ない。

さっそく、久しぶりに試乗に行った。

そのときに、この道では無いが、片側2車線の広い道路で長い上り坂で信号待ちのあと、発進した途端にレーダー探知機がビービーと鳴り出した。

私が先頭だったので、速度は制限速度程度に抑えた。同じく信号待ちしていた横の軽自動車が速度を上げるかと思ったが、意外に速度を低く抑えて横に並んで走っている。

しかし、前方は緩いカーブで何も見えない。そして登りの頂点近くに来たら、センターにある広い待避場所に、パトカーがこちら向きに止まっていた。

試乗だったので、カメラを付けていなかったので画像は撮れていない。だが、Google先生のストリートビューで見れたので貼り付けて置く。


いつもならば、先頭で信号待ちしていれば、前に障害物も無いので、そこそこの速度で走るところだ。だが、レーダーがビービー鳴ってくれたおかげで、難を逃れた。しかも、実際の取り締まり場所まで1kmは有ると思われる前から鳴ったということでかなり信頼感が増した。最初は、何も無い所で鳴るので、壊れたかと思ったのだが。

そして、道の駅で休憩。

飲み物を飲んで少し休んだ。

上方から騒がしいひよこの鳴き声がしていた。見上げると、ツバメの巣があり、ひよこに餌を与えていた。

そうか、もうそういう季節か。

50kmほど走って帰ってきた。

ZZR250は、何事も無かったかのように調子が良かった。先日乗ったYZF-R3と比較すると、当然だが、低速トルクは酷く細く、60キロでトップだと、速度を維持するのが精一杯で、追い越し加速するのなら、4速以下まで落とさないと難しい。

YZF-R25は、おそらくZZR250よりは新しいし、インジェクションだし、きっと良いだろう。だが、それでも、あれだけ高回転回るエンジンだ、低速トルクはR3に比べたら細いに違いない。しかも、150kgを下回るZZR250に比べてR25は160kgを超える重さがある。低排気量であることを考えると、10kg以上の差はそれなりに効くのでは無いかと思えた。

そういう意味では、R3の方が街中を走るにしてもストレスが無いような気がする。

タイヤも、なんとかまだ持ちそうだ。

だいぶ暖かくなった来たので、ツーリングクラブのツーリングなどでまた走りたい。

ゴールデンウィーク中は、四国ツーリングに行くので普通の更新は来週までお休みになるだろう。途中で少しだけ更新する事もあるかもしれないが。