2015年3月30日月曜日

ONDA V919 3G Air 外部機器でのBOOTを再度試す

ONDA V919 3G Air(以下V919)でバックアップを取ろうとしたが出来なかった記事で、[ESC]を押すとよいというコメントを頂いたので、リベンジしてみる事にした。

 今回は、テストと言うことで、外部起動デバイスとしてUSBメモリを使用することにした。

ノートPCに刺して電源を入れると、

この様に起動する。LinuxのKNOPIXの日本語版だ。

V919をシャットダウンしておいて、接続後、電源をオンして、起動しそうになったら[ESC]キーを連打した。

 すると、この様なメニューが現れた。

左上から「Continue」を選ぶと当然ながら、そのまま起動してしまう。

となりの「Boot Manger」を選ぶと....

 このような画面になる。WindowsかAndroid、そしてInternal EFI Shellしか選べない。

Internal EFI Shellを選ぶと、いわゆるLinuxのシェルが起動する。大抵のコマンドがサポートされているようだった。しかし、ブートをUSBメモリにする事はできなかった。

「Device Mangement」を選ぶと...

 この様な画面になる。

「Boot from File」を選ぶと..

この様な画面。どうも違うようだ。

「Secure Boot Option」を選ぶと...

この様な画面になる。選択は下の2つのみで。それ以外は選択出来なかった。試しに、
「Erase all Secure Boot Setting」を「Enable」にしてみたが、何も変わらなかった。

最後の「SUC」 を選ぶと...

いわゆるBIOS SETUP画面になった。試しに言語を日本語にしてみたところ日本語になった。

そのなかの「起動」を選ぶと、

このような画面になる。すでにUSBブートは<使用する>になっていた。

下にある「EFI」を選択すると...

「Boot Manager」と同じ画面が出てきた。しかし、カーソルで選択する事はできず、表示されただけだった。

結局、明確にUBSメモリから起動するという設定は見つからなかった。

UBSメモリからの起動をサボーとしていないのかと、USBメモリの代わりにUSB接続のポータブルDVDドライブを付けてみた。

そうすると、Boot Managerに、「EFI USB Device」が出てくるようになった。どうも、仮想DVDドライブが正しく認識されていないようだ。これでブートできると思ったのだが、DVDを読み込みに行って起動すると思いきや、スルーされて内部ストレージから起動してしまった。

そこで、ハタと気が付いた、どうもUEFIだからかもしれない。そうなると、ちょっと古いものでは起動できないのかもしれないと。実は、Windows7の32Bit版を入れていたのだ。それで、UEFIに対応しているWindws 8.1のインストールDVDを入れて起動すると...

見事起動することが出来た。

次へとやって
「コンピュータを修復する」を選ぶ。

 初期化すると書かれていてちょっと恐ろしい気がするが、「トラブルシューティング」を選ぶ。

そして、次に「詳細オプション」を選択する。

「コマンドプロンプト」を選ぶ。

これでやっとコマンドプロンプトを起動する事ができた。

後は、ツールを起動して、内部ストレージの内容を全部丸ごとバックアップする事ができた。外付けHDDのZM-VE200は、HDDのみのモードで使っている。

これでとりあえず、バックアップは取れた。しかし、これで復旧出来るのかは確認していない。確認する為には、現在の内部ストレージの内容を一旦すべて削除する必要があり、ちょっとリスクが高い。

バックアップさえ取ってあれば、なんとしてもレストアする手段を考えるだろう。まぁ恐らくDVDから同様に起動して、ツールのレストアオプションで戻せるはずだ。

これでまあ一安心だ。

コメントをくださった匿名さん、改めてお礼を言わせて頂きます。ありがとう。