ONDA V919 3G Air(以下V919)でバックアップを取ろうとしたが出来なかった記事で、[ESC]を押すとよいというコメントを頂いたので、リベンジしてみる事にした。
今回は、テストと言うことで、外部起動デバイスとしてUSBメモリを使用することにした。
ノートPCに刺して電源を入れると、
この様に起動する。LinuxのKNOPIXの日本語版だ。
V919をシャットダウンしておいて、接続後、電源をオンして、起動しそうになったら[ESC]キーを連打した。
すると、この様なメニューが現れた。
左上から「Continue」を選ぶと当然ながら、そのまま起動してしまう。
となりの「Boot Manger」を選ぶと....
このような画面になる。WindowsかAndroid、そしてInternal EFI Shellしか選べない。
Internal EFI Shellを選ぶと、いわゆるLinuxのシェルが起動する。大抵のコマンドがサポートされているようだった。しかし、ブートをUSBメモリにする事はできなかった。
「Device Mangement」を選ぶと...
この様な画面になる。
「Boot from File」を選ぶと..
この様な画面。どうも違うようだ。
「Secure Boot Option」を選ぶと...
この様な画面になる。選択は下の2つのみで。それ以外は選択出来なかった。試しに、
「Erase all Secure Boot Setting」を「Enable」にしてみたが、何も変わらなかった。
最後の「SUC」 を選ぶと...
いわゆるBIOS SETUP画面になった。試しに言語を日本語にしてみたところ日本語になった。
そのなかの「起動」を選ぶと、
このような画面になる。すでにUSBブートは<使用する>になっていた。
下にある「EFI」を選択すると...
「Boot Manager」と同じ画面が出てきた。しかし、カーソルで選択する事はできず、表示されただけだった。
結局、明確にUBSメモリから起動するという設定は見つからなかった。
UBSメモリからの起動をサボーとしていないのかと、USBメモリの代わりにUSB接続のポータブルDVDドライブを付けてみた。
そうすると、Boot Managerに、「EFI USB Device」が出てくるようになった。どうも、仮想DVDドライブが正しく認識されていないようだ。これでブートできると思ったのだが、DVDを読み込みに行って起動すると思いきや、スルーされて内部ストレージから起動してしまった。
そこで、ハタと気が付いた、どうもUEFIだからかもしれない。そうなると、ちょっと古いものでは起動できないのかもしれないと。実は、Windows7の32Bit版を入れていたのだ。それで、UEFIに対応しているWindws 8.1のインストールDVDを入れて起動すると...
見事起動することが出来た。
次へとやって
「コンピュータを修復する」を選ぶ。
初期化すると書かれていてちょっと恐ろしい気がするが、「トラブルシューティング」を選ぶ。
そして、次に「詳細オプション」を選択する。
「コマンドプロンプト」を選ぶ。
これでやっとコマンドプロンプトを起動する事ができた。
後は、ツールを起動して、内部ストレージの内容を全部丸ごとバックアップする事ができた。外付けHDDのZM-VE200は、HDDのみのモードで使っている。
これでとりあえず、バックアップは取れた。しかし、これで復旧出来るのかは確認していない。確認する為には、現在の内部ストレージの内容を一旦すべて削除する必要があり、ちょっとリスクが高い。
バックアップさえ取ってあれば、なんとしてもレストアする手段を考えるだろう。まぁ恐らくDVDから同様に起動して、ツールのレストアオプションで戻せるはずだ。
これでまあ一安心だ。
コメントをくださった匿名さん、改めてお礼を言わせて頂きます。ありがとう。