2015年2月19日木曜日

KAWASAKI ZZR250 走行不能に

久しぶりにZZR250に乗った。ちょっとそこまで走ってみるつもりだったのだが...。

前兆はあった。とにかく低速がだめで、エンジンをかなり吹かさないと発進できないのだ。どうも調子が良くないと思っていたが、なんとかエンジンの回転を高めにしておけば、走れたのでそのまま走ってしまったのがいけなかった。

夕刻だったことも有り、渋滞が始まり、ストップアンドゴーが激しくなり、エンジンの回転数を高めにとどめておくのが難しくなった。

そして、エンジンはストッと停止してしまった。慌ててセルを回すと、なんとかエンジンはかかるのだが、アクセルを少し回していないとすぐに止まってしまう。しかも、アクセルを回し過ぎるとやはり止まってしまうのだ。回転数は800から1,000rpm位しか回らず、とても弱々しい。

当然ながら、クラッチを繋ごうものなら、すぐにエンジンが止まってしまう。

仕方なく、道路脇にあった広い駐車場のある店舗に止めさせてもらった。もちろん、店長さんという方にも事情を話して、許可を頂いた。

なんどか、エンジンをかけてみたが、症状は改善せず。自宅までは5キロほどもある。とても、押して帰るのは難しい。途中には、そこそこの坂もある。

そこで、昨年入会したJAFに電話をしてみた。

1時間半ほどかかりますという。仕方ないので、待つことにした。しかし、意外に早くきてくれて、40分ほどで来てくれた。

バイクだと言っていたのだが、来たトラックはかなり大きい。

 運転者が、バイクをかなり遠くに止めるので、なんでこんなにトラックから離すのだろうと思った。

しかし、その答えはすぐにわかった。なんと、荷台がスライドして後ろに降りたのだ。

バイクを乗せたところだ。この位置だとさらによくわかるだろう。

そして、バイクを固定したら、再び荷台を上げてトラックに合体させるのだ。

恐らく、この特殊車両はバイクだけでなく車も乗せるられるのだろう。車だとこれくらい低くないと乗せられない。当然だが、ウインチも付いていた。動かない車をワイヤーで引っ張って荷台に載せるのだろう。

そして、ZZR250を自宅まで持ってきてくれた。

もうすっかり暗くなっていた。

さて、ZZR250をどうしたものだろうか。この調子の悪さは、単に乗らなかったからと言うにはひどすぎる。とりあえず、プラグでも外してみることにしようか。

ただ、今週末も天気は悪いとの予報だ。完全な屋根のない我が駐輪場では、雨に濡れることになりなかなか分解しての修理は難しい。