2015年1月22日木曜日

HONDA NC700S DCT ストップランプをLED化

Bandit 1250Sで使用していたLED球を使ってウインカーはLED化を行ったがストップランプはまだ電球のままだった。それで、今回はストップランプのLED化を実施した。なぜ、ウインカーと同時に出来なかったかというと、Bandit 1250Sで使用していたLEDは、赤色のLEDだったのでNC700Sでは使えなかったのだ。といのも、NC700Sのストップランプは原付などと一緒でナンバーライトも兼ねており白発光のものではないと使えないのだ。


 フロントのウインカーと同じダブルのLED球を用意した。

まずは、現状の確認。エンジンをかけた状態だ。とりあえず十分な明るさはある。

 それでは、作業に入る。まずは、リアシートの真裏にあるプラスネジを外す。

ネジを外すと、カバーがこの様に開く。完全には外れない。

 その奥にある大きいプラスネジを外す。

そして、最後にリアフェンダーというかナンバーの後ろに隠れている下から上にねじ込まれた六角ボルトを2つ外す。かなり固くて難儀した。真ん中の穴にはナットで止められたボルトがあったのだが、これは外す必要は無かった。

これが、取れた六角ボルトだ。意外に長い。

これで、ストップランプと一体になったフェンダー部分が外れる。写真はピントが外れているのでわかりにくいかもしれないが、ストップランプの裏側に、電球がねじ込まれている。

結線が短くて外しにくいので、爪を起こしてカプラーを外しておくと扱いやすい。白のカプラーがストップランプのものだ。

回すと電球のソケットが外れる。これを先ほどのLED球と交換して、外した時と反対にリアフェンダー部分を取りつける。


LED交換後の状態。電球よりも白く見える。

下にあるナンバー灯としても問題ない。

しかし、面倒な構造だ。電球一つ交換するのにもう少し簡単にできなかったのだろうか。まぁ、その代わり配線も完全に隠れていて、風雨にさらされることも無いのでその点は良いのだが。

これで、ヘッドライト以外はLED化が済んだ。

最近はグリップヒーターを常用している事もあり、セルの回りがやや弱い感じがする。キーをONするとヘッドライトが点灯してしまう仕様なので、バッテリーの充電が少ないとセルが回りにくくなりやすいだろう。LED化すれば、55Wが25W以下になるのでかなりの省電力になる。グリップヒーターを付けていても相殺されるかもしれない。Bandit 1250Sの時のヘッドライトのLEDは、かなり暗かったが、最近出てきているファン付きのLEDは明るそうだし、価格も安くなってきているので、その内に試して見ようかと思っている。ただ、現状のヘッドライトそのものは、明るさや色味に関しては全く不満は無いのだ。金色でとても明るい。そのために、HIDとかに変えようというモチベーションが高まらないのだ。LED化なら低消費電力という意味においては必要性を感じないでも無い。

ただ、SRV250で付けていたヘッドライトの自動消灯キットを付けるという手もある。あれならば、キーをONしても点灯せず、バッテリーにも優しいだろう。ただ、SRV250の時もそうだったが、昼間ヘッドライトをONするのを忘れてしまうことがある。それが心配ではある。その点ZZR250は良く出来ていて、エンジンがかかるのでヘッドライトは点灯しないようになっている。ただし、HIDに変更されているので、ノーマル状態でそのような形式になっているかはわからない。