しかし、GoProは気になる製品だ。そんなときに、有名な某氏が互換機を買ってそのクオリティにびっくりしたという話を伝え聞いた。
そこで、私もそれを購入してみることにした。そのカメラとはSJ4000という。ただ、このSJ4000にもいろいろと種類があり、本物は「SJCAM」というロゴが付いているとの事だった。Amazonで調べてその中でも低価格なものを購入してみた。
購入したショップは、US-Fomitoというところだった。すぐに出荷されたが、なぜか納期が10日以上も先になっていて不思議に思ったら、どうも香港のショップだったようだ。
だが、ちゃんとEMSで送られてきて1週間ほどで届いた。追跡番号も知らせてくれて安心して待つことができた。届いた箱はベコベコになっていてちょっと心配した。
しかし、中身は問題なかった。
注文していないのに、こんなものも入っていた。おそらくおまけなのだろう。でも、必要ないが。
SIMアダプタなんて普通の人は、必要ないだろう。
こちらは、単三電池が4つ入るケースだ。以前はよく使っていたが、今では電池を持ち歩くことはほとんどなくなってしまった。
で、カメラのパッケージを見ると、どこにもSJ4000の記載は無い。これってSJ4000のさらにコピー品?
付属品の取り付け具はかなり豊富だ。
中身を取り出してみた。
ACアダプタは、ちゃんと日本仕様になっていた。さすがにPSEマークは無いが。
カメラは、防水ケースに入っていてまさしくGoProそっくりさんだ。
本来ならレンズの下に「SJCAM」というロゴがあるのが本物だとの事だが、それは無い。だが、つくりはそんなに悪くない。
レンズ側のサイドに、端子が集まっている。microSDカードスロット、microUSB端子、miniHDMI端子が付いている。
反対側のサイドにアップダウンボタンがある。
底面には、バッテリーの取り出し口がついている。バッテリーを取り出してみようとしたが、一筋縄ではいかなかった。指や爪では無理があり、開けるのにはマイナスの精密ドライバーが必要だ。加工精度が良いのか悪いのかわからないが、とにかく開けにくい。
上面には、OKボタンが付いている。これが、シャッターも兼ねている。ボタンの感触はカチッとしていてなかなか良い。前面についている電源ボタンも良い感じ。ただし、サイドについている上下ボタンはあまりよくない。
背面には、GoProには付いていない、液晶モニタが付いているのがSJ4000のいいところ。やはり液晶モニタが付いていると設定も行えるし、どのように撮影されるのかわかるのは安心だ。
だが、SJ5000という次期機種では、GoProとの互換性が上がっていて液晶はなくなっている。
JVC GC-XA2との比較。かなり小さくて軽い。充電がmicroUSBというのは、とても普及していてありがたい。何故かカメラやナビ関係では、いまだにminiUSBが多い。
メモリカードは、32GBまで対応とのこと。Contour ROAMでは使えなかったUHS-I対応のmicroSDHCカードを使ってみる。
挿入方方向は、背面からラベルが見えるように挿入する。
そして、ケースに入れて使ってみた。ボタンはやや硬いが意外に押しやすい。
GoProは、三脚ねじタイプではないので、変換のプレートをつけて、
バイクのマウント用のアタッチメントをつけた。
また、うれしかったのは、チェストマウントの壊れたパーツと同じものが付いていたこと。これで、チェストマウントがまた使える。
とりあえず、写真を撮ってみた。等倍でみるとかなりエッジが汚くあまり綺麗ではないが、縮小すれば発色もまずまずだ。
メニューの初期設定は英語だが、日本語にも設定できる。思った以上に設定項目もあり、1万円もしない低価格カメラとしては、なかなかだ。
ついでに動画も撮ってみた。
ということで、UHS-IのmicroSDHCカードも問題なく使えた。フルHDでは、約5時間半程度撮れると表示される。せめて7時間くらい撮れるとありがたいが。仕方ない。ただし、解像度を落として720Pにすると、不思議なことに30フレーム/秒でも、60フレーム/秒でも9時間半程度録画できると表示される。普通フレームレートが倍になれば、録画時間もそれなりに減るものだが、よくわからない。これが本当ならば、60フレーム/秒すると1フレームあたりの録画ビットレートが半分になる計算だ。
また、バッテリーはあまり持たない感じで1時間程度の連続録画時間だった。これも、GC-XA2以上に持たない。
このカメラの設定の方法は、YouTubeに載せている方がいたので、それを参考にさせてもらった。