2015年11月4日水曜日

BMW R1100RS ヘラーソケット変換アダプタの作成

ヘラーソケットのシガーソケットへの変換コネクタ作成を行った。

BMWには、ヘラーソケットという電源取りだしソケットが付いているのだが、一般的な端子ではないため、電源を取り出しやすいようにシガーソケットに変換する。

また、この端子はイグニッションに連動しておらず、常時電源が流れたままになっている。つまり、バッテリーに直接繋がっているのと同じだ。という事は、バッテリー電圧の監視や充電も可能という事になる。特にこのR1100RSは、バッテリーへのアクセスが面倒で、サイドカバーを外した上に、タンクまで持ち上げないとアクセスできない仕様だから、この端子が使えるとありがたい。


それで、購入したのはこのヘラーソケットプラグだ。

説明書にあるように、自分で結線するタイプだ。シガーアダプタに直接変換するアダプタも売られているが、2千円以上もする。このプラグなら1千円もしない。それに、シガーソケットはすでに何個か持っているので手出しは無しで作れる。

これが中身だ。ちょっとレトロな裸電球のソケットみたいに見える。

画面中央のフタがしてある端子がヘラーソケットだ。

が、それが付いている樹脂製のカバーがなんだか浮いている。

見ると、突起が付いているので、外れたようだ。

ギヤケースのここに刺さるようだ。

ネジ1つで取り付けてあったので外してみた。

中には、セルモーターが有った。BMWのバイクは、耐久性が高くて10万キロも珍しくないが、それだけにセルモーターが壊れることもままあるようだ。こんなに簡単にアクセスできるのなら、交換も出来やすいかもしれない。ヘラーソケットは、そのモータの端子から配線されていた。ということは、モーターには電源が常時供給されているのだろうか。おそらくは、このモータの端子のところにリレーが付いていて、そのリレーに電源が常時供給されていると考えるのが正解だろう。

カバーをちゃんとはめてネジを取り付けた。

ヘラーソケットを開けて、それにシガーソケットの端子を配線した。

途中がないが、これが完成品だ。コードは少し長めにした。前回のように、突然シガーソレットが機能しなくなっても、これで代用出来るようだ。

さっそく、ヘラープラグを刺して、シガーソケットに正しく電圧が来ているか調べた

12.8Vと十分な電圧を発生しているので、大丈夫そうだ。

以前購入した、チェッカーでも調べてみた。このチェッカーも電圧しか見ていないのでフルの表示になった。

今後は、どれだけR1100RSに乗るかわからないが、乗らない期間が長くなるとバッテリーが心配になる。これで簡単に調べられる。いつでも使えるように、この変換ケーブルをシート下に入れておくことにした。

4 件のコメント:

  1. こんばんは!自分も全く同じヘラーを購入しました!自分の場合は手持ちの充電器の先端をキボシで加工し、先端をヘラーにしました。
    普段は家のコンセントから充電器を介して、そのまま車体に指して充電しています。

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  3. はじめまして私は先日、K1200RSからR1100Sに乗り換えたんですがR1100Sのヘラーソケットの場所が分からずこちらに辿り着きましたが同じ場所にソケットがありません・・・。
    セルモーターのカバーの形状も少々違うのですが年式により場所が違うのでしょうか?

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    1. unknownさん

      R1100Sは、所有したことが無いので、よく分かりません。
      機種によっては、リアサスペンションの近くにあるというのを聞いたことがありますけど。
      お役に立てずすいません。

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