2015年2月26日木曜日

SJ4000 でタイムラスプを試す

以前バイクの動画撮影で使っていた(今でも現役だが)、JVCのGC-FM2では、タイムラブス機能があってなかなか面白かった。SJ4000にもこの機能があるので、試してみることにした。

まずは、設定だが、

 SJ4000を起動した後で、動画モードから電源ボタン(フロントのボタン)を3回押すと設定モードなる。サイドにある上下ボタンでここにある、撮影モードを選択して、上面に有るスタートボタンを押す。
すると、タイムラプスタイムの設定に入るので、時間を選ぶ。今回は5秒を選んだ。

ここで、JVCのGC-FM2のタイムラブと大きく異なることに気づいた。なんと、静止画モード(カメラモード)での撮影になるのだ。これは、設定前の画面。

これが、設定後だ。「時計に5」というアイコンが増えているのがわかるだろう。

そして、撮影してみた。5秒ごとに静止画を撮影しているようだった。外付けバッテリーを接続して撮ったのだが、なぜか内蔵バッテリーのみしか使わないらしく、2時間ほどで止まってしまった。

 それでも、1000枚を超える多量の画像ファイルが生成されていた。

この点では、GC-FM2の方がかなり便利だ。すでに動画として撮影されるので、何もしなくて良かったが、SJ4000ではこの単写の静止画を動画に変換しないとタイムラブス動画にはならない。

色々調べて、最も簡単かつ、特別なツールが必要なくてタイムラスプ動画を作るツールがあったので紹介する。

 Windows 7に標準で付いているWindows Live ムービーメーカーだ。もしかするとWindiws 7でもEditionによって入っていないかもしれないが、確かWindowsサイトからダウンロード出来たはず。もしインストールされていなかったら探してインストールする必要がある。

だた、なかなか癖のあるツールだったので、静止画から動画への変換の方法を紹介するので参考にして欲しい。

 起動したWindows Live ムービーメーカー(以下ムービーメーカー)にも撮影した静止画をエクスプローラーなどでドラッグ&ドロップすると、簡単に沢山のファイルを一度に取り込める。

しかし、なぜか動画ファイルに「NOVATEK CAMERA」という文字が表示され、動画ウインドウにもこの文字が表示されたままになる。

 静止画のプロパティを見ると、どえやらこのカメラのメーカー名らしい。SJCAMもそうだが、元はこのNOVATEK CAMERAという会社が作っているのだろう。どうやら、画像処理SoCの製造会社のようだ。

 しかし、目障りなので消してしまおう。動画の「NOVATE..」を選択して、右クリックするとメニューが表示されるので、「すべて選択」を選んで、次に「削除」を選ぶとすべてのテキストが消える。

この「NOVATE...」は編集して別の文章に変更が可能なので、動画のタイトルとして残したいときは、2つをクリックして、「すべて選択」したあとで、1つ目のテキストを「CTRL」キーを押しながらクリックすると、1つめを選択から外せる。つまり残せるので、このテキストを編集することでタイトルにすることが出来る。一旦全部削除すると、テキストは付加できないようだ。ちゃんと調べていないので、もし弄りたい人は自分で調べること。

 次に、動画の表示時間を調整する。「ビデオツール」選択したあとで、1つ目の動画を選択してから右クリックしてルニューを表示させて、「すべて選択」する。

そして、再生時間を設定する。最小が0.03だったのでこれで試すことにした。つまり、1駒が0.03秒表示されるということだ。5秒間隔で撮ったので、166倍速での再生となるはずだ。

そして、後は、「ホーム」を選んで、次に「ムービーの保存」をクリックして、保存したい解像度を選ぶ。今回は、高解像度ディスプレイ用を選んだ。

そして、保存場所とファイル名を設定したら後は、できあがるまで待つだけだ。意外に処理が速くてびっくりする。

そして、できあがったのが以下の動画だ。



どうだろうか、意外によく撮れている。ただ、後処理がちょっと面倒なので、それがネックだが。広角ワイドなので、夜空を撮ると良いかもしれない。ただし、どれだけカメラの感度が良いかによるだろうか。是非試して見てはどうだろうか。

2015年2月25日水曜日

KAWASAKI ZZR250 で9.9.9(サンキュー)に行ってみた

ZZR250の性能を維持するために少し走ることにした。そんなに長時間走るのも大変なので、丁度良い距離であるし、前回のリベンジで9.9.9(サンキュー)に行ってみることにした。

アイドリングは1,300回転程度と丁度良い感じだ。

やや、曇っている。天気予報は晴れになるというものだった。それを期待して出掛ける事にした。

気温は14度。丁度良い感じ。

 いつもの峠道。エンジンの調子もだいぶ元に戻ってきた感じがする。

だが、今回は非常に遅い白い乗用車に引っかかって、30キロも出ないという非常に遅い速度での走行となった。とにかく、ブレーキを殆ど踏んでいる状態なのだ。どんな人が乗っていたのだろうか。車自体は大きかったので、2リッター以上だと思うのだが。

結局、峠を下りてしまうまで、この状態だった。もともと、低速の弱いZZR250だから、かなり辛い状態だった。

 そして、200号線に入り、ひたすら我慢の走りだったが、こちらの方がまだ速度は出ていたので、トップでも走る事もできた。

出発の時の曇ったどんよりした空から一転して、晴れてきて気持ち良い天気になった。遠賀川を渡って...

左折したら、9.9.9はもうすぐだ。

そして、9.9.9の前に着いたが、トラックが止まっていて、歩道と店舗前の駐車場を工事していた。

Uターンしてみたが、工事中で道路が狭くなっているため、バイクを止めて店舗をじっくり見ることは出来なかった。

しかし、明らかに開店している風では無かった。

まだ店舗が完成していないのか、閉店してしまったのか。

仕方ないので、そのまま、帰宅することにした。

どうも、久しぶりに、ZZR250に乗ったからか、クラッチを握る左手が痛くなってきて、だんだんと握力も無くなってきた。しかも、緩めとはいえセパハンの前傾姿勢なのでハンドルで体重を支えてしまって、手のひらや肩か痛い。NC700S DCTの楽なバイクになれてしまって、マニュアルではつらいだ。

しかし、峠道に戻ってみると、

今度は、まったく車に引っかからずに、エンジンを回して走る事ができて、楽しい。手や肩の痛みも忘れてしまった。

 だんだんとペースも上がってきて、楽しく走れた。

だが、ペースが上がると、ZZR250のサスペンションが柔らわらか過ぎるのが気になる。特にリアは、コーナー中の路面のうねりでサスが沈み込んでボトミングしてしまう。そうすると、センタースタンドを擦ってしまって冷っとする。

帰宅前に、ガソリンを補給した。

行きは、1時間以上かかったのに、帰りは50分もかかっていない。やはり、峠道で車に引っかかるとかなりの時間的ロスになるようだ。

走行距離は、98キロだった。出発前に28キロほど走っていたので、今回の走行自体は70キロほどになる。

燃費は、14.3km/lとあまりよくなっかった。まあ、不調だったし、仕方ないだろう。

逆を言えば、14.3km/lもよく走ったものだ。記録を見ると、昨年暮れにガソリンを入れたきりだったから、2ヶ月で100キロも走っていなかったことになる。しかも、近所をチョイノリするだけだったのだから、もっと燃費が悪くてもおかしくなかったはずだ。

冬になって、NC700Sがグリップヒーターも付いており、さらにハンドルカバーまで付いて寒さ対策されていたので、ZZR250には殆ど乗っていなかった。

2台持つのは、色々なバイクに乗れて良いが、片方ばかり乗ることになると、乗らないバイクの性能を維持するのが難しくなる。2台持ちはなかなか大変だ。

帰宅したら、2時半頃だった。確認のために、9.9.9の直方店に電話してみたが、誰も出なかった。

本店にも電話してみようかと思ったら、3時を超えていていたのでやめた。
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どうも、9.9.9には縁が無いようだ。9.9.9の直方店は本当に営業しているのだろうか。

2015年2月24日火曜日

KAWASAKI ZZR250 プラグチェック

片肺状態になったZZR250のプラグを確認してみることにした。
 まだ、28キロ程しか走っていないので、ガソリンが沢山残っている。

17リッタータンクと大きく重くてタンクを外すのに大変なのでガソリンを抜いた。

次に、シートを外す。

タンクの後ろにある二つの10mmボルトを緩める。なぜか左側のボルトはゆるゆるだった。

そして、サイドカバーがタンクに刺してあるので、前側だけ外す。

 次に、タンクの前側のボルトを外す。8mmだ。

 タンクの後ろに付けてあるポースを外す。

タンクの右側を持ち上げて、左側に付いているコックに接続されている2つのホースを外す。

タンクが外れた。

まずは、左側プラグキャップを外す。

車載工具からプラグレンチを取り出す。

 プラグレンチてプラグを外す。頭が17mmのボルトになっているので、17mmのスパナで回して緩められる。

 取り出したプラグ。見事にススだらけだ。これだけススけていたら、花火も飛びにくいだろう。

Bandit 250の時に買ったプラグが出てきたので、使えないか見てみることに。

型番は、CR8Eとなっていた。ZZR250用は、CR8HSAだ。

比較すると、長さが異なっていた。長い方が、Bandit 250用だ。これを使ったりしたら、シリンダー内に飛び出てピストンに穴が空いてしまうかもしれない。ということで、使えない。

仕方ないので、ワイヤブラシであらかたススを落とした後で、スチールたわしでごしごしと磨いた。

かなり綺麗になった。これならまだ使えるだろう。

 シックネスゲージで、ギャップを調べてみることにした。

0.7mmのはずが、0.65mmで入らなかった。少し狭かったようだ。

次に、右のプラグを外してみた。こちらも真っ黒だ。

同様に磨いて、ギャップを調整した。

そして、プラグを取りつけて、タンクも元に戻した。

祈るように気持ちで、チョークを引いて。

エンジンをかけたら、簡単にかかって、3千回転程度で安定した。今までは1,000回転までしか回らなかったのが、この回転まで上がったので、復帰したと考えていいだろう。

しかし、死んでいた左の気筒のマフラーからは白い煙がもくもく出てきてちょっとびっくり。

右側からも少しだけ出ていた。

5分以上暖機してから、チョークを戻したが、回転がすぐに下がるので、左下にあるアイドリング調整ダイヤルで2,000回転弱程度に調整した。

その後、15分ほどアイドリングしたら、煙もだいぶ薄くなった。

ちょっと、近所をぐるっと試走してみた。

エンジンの調子は、だいぶ以前の状態に戻って、出足も普通に発進できるようになった。

エンジン回転数も、アクセルをひねっただけ上がるようになった。

どうやら、プラグがかぶっていたために、不調だったようだ。

ただ、エンジンが暖まるに従い、アイドリング回転数が高くなり、3,000回転までしか下がらなくなったので、再度アイドリング調整つまみで、1,500回転程度まで下げた。

以前の状態に近いが、なんとなく低回転のトルク感が弱い感じもする。

どちらにしても、Bandit 250と同じように、かなり、プラグがかぶりやすい様だ。恐らく、そのために、工具袋の中に、中古プラグが4本も入っていたのだろう。前オーナーも、プラグを頻繁に交換していたのだと想像される。

また、プラグがあのように真っ黒で、エンジンをかけた直後に大量の白い煙が出ていたので、エンジン内もススで真っ黒かもしれない。

いわゆるカーボンがエンジン内に堆積していて、エンジンの調子が完調では無いのだろう。

何かしないと、それらは取れないかもしれない。エンジン内のカーボンを除去するというエンジン復活剤などを試してみたほうがいいかもしれない。

帰って来た。

見ると、かなり汚い。

それで、久しぶりに洗車して、ワックスを掛けた。

ぴかぴかになった。

う~む。気持ちよい。


汚かったマフラーもぴかぴかだ。

性能を維持するためにも、もう少し乗らないといけない。

近所をちょこちょこ乗るだけでは、あまり良くないのだろう。