2015年1月6日火曜日

正月休みに見たビデオ

正月休みといっても実質はそんなに無かったのだが、それでも溜まっていたビデオを消化するのに時間を使った。

今回見たものを簡単なコメントともに紹介したい。


300(スリーハンドレッド) 〜帝国の進撃〜


ヒットした300(スリーハンドレッド)の続編。前編に比べると、やや、映像美に欠けるきらいがある。しかし、今回は物語に重点を置いた感じで、ストリーとして楽しめた。それに、より人間味の有る内容だった。前作同様大人向けの映画なので、子供と一緒に見ない方が良かろう。かといって、変な期待は持たないこと。


TO 共生惑星(アニメ)


いかにも日本製の3Dアニメ。人の動きは、モーションキャップチャーを使っているようで、細かくぶれているのがリアリティを感じるし、物体の立体感はかなりのものだ。ただ、どうしてもこの手のアニメは、人物の顔がマネキンのようで不自然きわまりない。もしもアメリカ映画なら絶対に普通の役者がやる実写タイプの映画になるだろう。映画かと思っていたのだが、実際には40分程度の長さの短編となっている。原作は星野之宣で、内容は有る惑星の2つのコロニー間の争いとその星独特の生態系による決着が主なもの。正直言って内容は、ありふれた短編と言う感じで、アニメもこれを超えていない気がする。


ロボコップ


ロボコップのリメーク版。最近アメコミ系の映画はリメイクが多い気がする。元祖の低コスト版に比べると金がかかっている感じで、それなりに映像も楽しめる。ただ、感じがアイアンマンなどと似たような感じになってしまっていて、新鮮みが薄い。それでも、最後まで見れたのは、それなりのクオリティーなのだろう。しかし、印象には残らない感じ。
それにしても、リメークが多い。この調子だとターミネーターのリメークも必ず登場するだろう。


REDリターンズ


ハードボイルド系の楽しい作品。おじいさんやおばさんばかりがなぜにこんなに元気なのか。この作品は、色々考えても仕方ない。どんちゃん騒ぎを単純に楽しむものだ。実際楽しめた。


東野圭吾 笑い


三つのオムニバス短編が収録されている。なんとなく、星新一の様なオチが楽しい。が、余りに星新一に似ていて、個性が無い気がする。以前「秘密」という映画を見て、小説を読んだがそのクオリティを期待すると期待はずれかもしれない。まあ、短編なのでライトな作品としてあまり考えずに楽しむのが良いのかもしれない。なんども見たいというものでも無いが。



ホビット 思いがけない冒険/竜に奪われた王国







ロード・オブ・ザ・リングの別編作品。その1/3と2/3なっている。序章と中間章とも言える作品だが、これは 分割する必要があるのかわからないくらいに、長さを感じない。3作品を一度に見ることを進める。まだ、3つめの「決戦の行方」をまだ見れていないのだが、なるべく早くに入手して見てみたい。あるホビットの若い頃の冒険活劇物語。本当に映像もすばらしいし、物語もぐいぐいと引き込まれる。DVD2枚分の時間が長く感じないくらいに、テンポも良くて中だるみが無いのがすごい。



Returner リターナー

これは、大分古いDVDだ。SFもので、設定はターミネーターみたいで、映像はというか主人公の身なりは、マトリックスみたいな感じだ。こんな事を書くと、三流のお笑いビデオみたいだが、意外にストリーもちゃんとしていて、SFXはさすがに古いものなのでちゃちだが、それでも、まじめに作っている感じがする。ただ、最初のつかみが悪くて、実は一度見ようとしたがやめてしまったことがある。最初の10分を我慢するとだんだんと見れるようになり、最後まで見てしまう。作り方がハリウッドみたいで、やや邦画的なところがあまり無いというか独自性があまり無い感じはしたが。それでも、まじめに作った感じが最後まで持続して、テンポもそこそこで楽しめた。



永遠の0


これは、殆ど知らないで見た。知っていたのは漫画が原作だろうと思っていたくらいだった。後から小説が原作だと知った。戦争を題材とした物語だが、現在の若者が実の祖父を調べるという物語。第一に言えることは、映像的にちゃんとしていて零戦や空母などがおもちゃでは無く、現実のものとして見える程度に作られていたことだった。どうしても、邦画だといかにもおもちゃチックだったり、アニメチックだったりするものだが、これはそんなことは無かった。これがちゃんとしていないと、物語が良くても陳腐な映像が気になってだめだ。

そしても中身に関しては、祖父の事を色々な人たちから聞いて回る事で、わかっていくのがミステリーぽい感じで、興味を持って見続けられた。ただ、その話を聞くシーンでやたらと現代の若者(孫達)が泣くのでつられて涙ぐむが、なぜに泣いているのかよくよく考えるとよくわからない。それでも、この正月休みに見た映画の中で一番だったのは間違いない。全体的に楽しめたし、まずまずの映画だった。

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