これが購入したICウインカーリレー。ヤフオクでNC700/750シリーズ専用として売っていたものを購入した。コネクタを用意して自分で作るのに比べたらはじめから専用品を購入した方が楽だ。特にコネクタは実際にウインカーリレーを外さないとわからない。ウインカーリレーを外すのにたいそうな作業が必要なのだ。
「NC700 / NC750 用 LED球対応ウィンカーリレー」
という商品名で価格は2,800円。これに、送料と決済手数料がかかるので安くは無い。
リレー本体には、両面テープが張ってある。
まずは、シートを外す。尻の痛みを和らげるシートカバーだが、このようにずれてしまうのが難点。また、この季節では尻が濡れているかのように冷えるので、ついでに外すことにした。来年になったら、またずれないように取り付けることにしよう。
タンデムシードをあけると、ライダーズシートの後ろに取り付けの六角ねじが両サイドにあるのではずす。
シートが外れた。シート下はタンクで隙間は無い。これから左側のダミータンクカバーを外す。ウインカーリレーは、左側のカバー内にあるのだ。
シートの前方にある2つの六角ねじを外す。
ねじが多いので、磁石で吸着する部品皿を購入した。とても便利だ。
そして、ダミータンクのサイドカバーの前方のステムのところについている六角ねじを外す。
さらに、メットインのフタをあけたところにある六角ねじを外す。下の写真のダミータンク上面に見えているねじだ。
そして、メットインの内部側面にある六角ねじを外す。計5個のねじを外すことになる。
最後に、メットイン前部にあるトリムクリップを外す。
私は、不十分だったらしく、なかなかとれずに無理に引っ張ったらこのようにツメが折れてしまった。
そしてダミータンクサイドカバーを外すが、ダミータンクの後ろ側でツメで合わさっているので外す必要がある。
マイナスドライバーで押すと外れる。
慎重にカバーを引っ張って外す。
シート下のサイドカバーと、
その下の黒いカバー、ダミータンク前方など沢山のところにツメで刺さっているので思いのほか外れにくい。それらの位置につめがあるとわかっていれば力の入れようもある。
ダミータンクカバーを外した状態。写真のほぼ中央ちょっと上に四角いウインカーリレーが見える。
これがウインカーリレーだ。
コネクタは変な形をしている。
取り替えるICウインカーリレーのコネクター形状を確認する。
なるほど、広くなっている部分につめを引っ掛けるところがある。
よって、そのつめをドライバーで押し込む。
と、簡単に外れた。
外したコネクターに、用意したICウインカーリレーのコネクタを刺す。
ここで、エンジンをかけてウインカーが正常動作するか確認する。問題ない。
純正の取り付け部分。
ICウインカーリレーには取り付け部が無い。
なので、両面テープで固定した。配線が長いので奥に押し込む。
さっそく、ウインカーをLEDに交換する為に、ウインカーのカバーを外す。すべてのウインカーは下にねじが付いている。
プラスねじなので慎重にゆるめる。
カバーがはずれた。中には、当然ながら電球が入っている。フロントは12V/5W/21Wのダブル球だ。
外したものと、交換するLED電球。高輝度タイプだ。
ちょっと長いが、細いので意外に入れやすい。
取り付け完了。
ここでなにやらポロンと落ちたので見てみると、カバーのねじ止め部分につけるカラーだった。こういうところがホンダのすごいところかもしれない。プラスチック製のカバーなのでねじで強く締めたら割れてしまう可能性がある。それを対策する金属製のこのようなカラーが付いていればその心配も解消できる。
スズキのBandit 1250Sのウインカーにはこのような部品は付いていなかったように思うし、いままで弄ったバイクでもなかったと思う。
こちらは、リア用のシングルLED球。アンバー色タイプだ。こちらも多数のLEDが付いた高輝度タイプだ。
左リアのウインカーの電球は少しさびていた。
というのも、パッキンがずれて内側に入ってしまってその役目を果たしていなかった。パッキンを溝に綺麗に入れて取り付けた。
動作確認。明るくていいじゃないか。単なる自己満足でしかないが。
それでも、フロントのウインカーは、ポジションランプとして常時点灯しているのでこれで発熱や消費電力が下がるだろう。第一寿命が長い。これらのランプはBandit 1250Sで使っていたものだ。なので、今回はICウインカーリレーだけの購入で済んでいる。