2014年12月2日火曜日

HONDA NC700S DCT Combined ABS

今更だが、NC700Sは、Combined ABSとなっているのを改めて知った。今ごろと言う感じだが、ABSしか目に入っていなかった。

Combined ABSとは、フロントブレーキのピストンが3つ付いているもので、そのうちの真ん中のものが、リアブレーキと連動しているだ。

つまり、リアブレーキをかけると、前輪と後輪の両方にブレーキが掛かり、ABSも両方にかかるといいうもの。

原付スクーターに付いているものが有るのは知っていたがNC700シリーズにも付いていたとは。そして、なぜかNC750シリーズは、これが廃止されていた。

恐らくコストダウンの為だろうか。それでも、750になってだいぶ価格が上がっているようだが。

考えてみれば、この様な仕組みなのでBandit 1250Sのリアブレーキよりも良く効いて、信号での停止もリアのみで出来るはずだ。実際にはリアとフロントの両方で止めていたのだから。

また、車検の時にも、なかなかうまくいかなくて1回目はブレーキテストで落ちてしまったのは、これが原因だったのだろう。

また、コーナー中のブレーキも安定していて驚いたが、それもこれが原因だったのだろう。逆を言えば、NC750シリーズでは、その点がちょっと心配だ。まあ、乗ってもいないバイクの事を心配をしても仕方ないが。

まあ、ブレーキは効くに越したことは無い。DCT仕様ならこのCombined ABSがあっていると思う。車だって、ひとつのブレーキで前後が同時にかかる仕様だ。前後を別々に効かせるテクニックを駆使して乗るバイクではないだろう。