2014年11月15日土曜日

HONDA NC700S DCT 英彦山に行った

色々と弄ったり、付けたりしたので、具合を確認する為に、英彦山に登ってみることにした。くねくねした坂を登る操作性を確認してみたかったというのも有るが、家内が紅葉見てきたらという一言で決まったというのが本当だったりする。

 今回の出で立ち。実は、メッシュジャケットだが厚めのインナーを着込んでいる。

 出発は、10時14分で、気温は11度。ちょっと寒い。

リーリングクラブのフル装備状態での走行をテストする為に、初めてトランシーバーをハンドルマウントした。いままでは、タンクバックにいれていたていたが、NC700Sには磁石で固定するタンクバックは取り付けできないので、すべてハンドルにつけることにした。

天気もそこそこで、気温は低めなものの日が照っていて渋滞して風が当たらないので、暑く感じてきた。しかし、ペースが全然上がらない。

 そして、広い道から路地の様な細い道に入ったが、この車の2台前にいるトラックがなぜか異常なくらいゆっくりと走っている。前の乗用車もかなりいらいらしているのがわかる。

追い越し禁止でもないので、追い越してしまおうかと思っていたら、パトカーが止まっていた。右のに入ったところに隠れるように止まっているが、何を取り締まっているのだろうか。追い越し禁止ではないが、追い越すためにそれなりに速度を出さねばならないので思いとどまった。

そして、やっと前の二台がいなくなったと思ったら、前にいたトラックが私と同じ方向にずっと走っている。その上追い越し禁止だ。まあ、仕方ないので、のんびり行くことにする。どうもこのトラック過載なのではないだろうか。とにかくゆっくり走っている。

そして、このトラックもいなくなって、自分のペースで走れると思ったらまた引っかかってしまった。

やっと農道を過ぎて、英彦山方向に向かうと車がいなくなった。でも、こういうときこそが一番危ない。あまり急がないでまったり走る事にする。しかし、トップの6速に上げるのには66キロほどの速度が必要だが、まったり走ると5速のまま走る事になる。

まだ、山の登り口にも到達していないが、以前INAZUMA 400で英彦山に行ったときに休んだ自販機を見つけたので、止まることにした。

改めて、全体を見てみる。うん、いい感じだ。シートカバーのせいか今日はそんなに尻も痛くない。

少し寒いので、暖かいコーヒーを、

がぶ飲み。量が少ない気がする。

そこを出てすぐに、いつも見る水車が有った。昨日雨だったからか、水量が多い。

また、少し行くと、赤く色づいた木が見えてきた。ここは車が止まれるように広くなっている。ここで記念に写真を撮る。

そこから少し走ると、ZZR250で来たときに紹介した工事迂回路がある。今回はこの迂回路の走行状態の動画を記載しよう。直角カーブもあり、上りもあり、となかなか短いが面白い。



そこを過ぎると、いったん谷底に戻ってやや荒れた道が続く。ところどころ穴が開いていたりする。今までに乗ったバイクの中では、NC700Sが一番乗り心地がいい。ZZR250ではかなりひどくガタンというショックがあるし、Bandit 1250Sでもそこそこのショックがあったが、NC700Sでは、それを意外にもやんわりと通り過ぎていくのだ。かといって、コーナーでも破綻無く粘ってくれる。意外にいい足回りなのかもしれない。

そして、また上りになったが、また遅い車に前をふさがれた。道が狭いので慎重に走っているのだろう。そのため、追い越すことも容易ではない。

なんとか、やっと、高住神社前に到着。車がいっぱい駐車していた。紅葉の季節のためだからだろう。どうりで、普段は殆どと車がいないのに今日に限って多いと思った。、しかし、平日なんだけどなぁ。リタイヤしている人が来ているのかな。

もう、秋まっ盛りという感じだ。

バイクを止めて、見物。

ただ、よく見ると真っ赤というよりもすでに枯れ始めている感じだった。

向こうからバイクの一団がやってきた。ちょっと変わったグループだ。先頭がゴールドウイング(?)で、次がスーパーカブ、ネイキットバイクで、最後が原付スクーターだった。

少しどころかだいぶ寒いと思ったら、8度だった。

当然、グリップヒーターはONだ。なかなか強力なヒーターだ。しかも、以前のものは、グリップがかなり太くなっていたが、これはまったく変わらない。

少し先に行くと、昨年SRV250で秋に来たときには、綺麗な紅葉だったのだが、今年はすでに散ってしまって枯れ枝状態になってしまっていた。去年が、11月4日だったので1週間ほどしか変わらないのだが。

昼もだいぶ過ぎたので帰ることにした。

しかし、また帰りも車に詰まってしまった。前を走っている真っ赤なバイクは、ナンバーから250だと思うが、機種はわからなかった。ただ、リアボ゛ックスは私と同じHONDA純正だった。マフラーは右でかなり跳ね上がっている。カウル付だった。そうなるとCBR250Rしかないが、何故かタンクの真ん中に黒いラインが入っていた。これに該当するものが無いのだ。

前回も気になった帆柱直売所。まだ平日の昼間だというのに閉まっていた。もしかしたら、閉鎖してしまったのだろうか。で、調べてみたところ、なんと金曜と土曜のみが営業日だった。それじゃ、開いてるところを見ないはずだ。

帰りにうどんやで、牛肉肉丼(640円)食べた。実は、牛丼の並は240円ととても安いので食べたことがあるのだが、この牛肉肉丼(640円)は食べた事がなかったのだ。肉がかなり良い。しかも量が多い。最後には少々脂っこいのもあって飽きてしまった。私には、固めの肉の並があっているようだ。

帰宅して、NC700Sの状態を確認。フロントタイヤが巻き上げた泥が、エンジンカバーやラジエターにかかって汚れていた。

また、リアの様子を確認すると、今回取り付けた泥除けは、ちゃんと機能していた。サスペンションにはまったく汚れが無かった。

今まで、Bandit 1250Sのタンクから抜いたガソリンを入れていたが、今回初めてガソリンを給油した。市街地の「のろのろ渋滞」、そして山登りと悪条件だからか、28.3km/lという燃費だった。さすがにSRV250程の燃費ではないが、それでもこのパワーでこの燃費は十分だろう。

次に、シートカバーだが、完全に尻の痛みをとるのは無理だったが、それでもだいぶ痛みが和らいだので、低価格だし付けておいて損は無い。今はそんなに感じないが、真夏の尻の蒸れも取れるだろう。また今の時期だと逆に冷えないか心配だったが、あまり感じなかった。ここのまま使い続けたい。ただ、カバーが前方にかからないと段差が逆に痛いので、全体にかかるようにずらして装着しなおす予定。

最後に、くねくねとした上りでの操作感だが、すばらしいの一言。ZZR250の最初のころは、低速が不安定でもういいですというくらいきつかったが、DCTなのでギヤの操作も、クラッチも無いし、エンジンはトルクフルだし、楽そのもの。ハンドルの切れも思ったほど悪くない。だが、とても良いというほどでも無い。もう少し切れがいいとさらに気持ちいいのだが。特に、コーナーが右から左に急に変わる状況では、左右の入れ替えがやや重い感じがした。それでも、Bandit 1250Sよりは軽いのでましだったが。

この上りに最適なのはやはり、SRV250だ。低速トルクがあって少々車速が落ちてもなんとか粘り、左右の切り替えは軽いのでとても簡単にすばやくできる。おそらく、オフロードバイクだとさらに良いのかもしれない。

とにかく、オートマと言うことで食わず嫌いの人が多いように思うので、ぜひ試してみてほしいものだ。スポーツ走行をスポイルしない自動化走行は本当にすばらしい。もちろんだんだん慣れてくると感じ方が変わるのかもしれない。それは、今後見ていきたいと思う。

今のところ、Bandit 1250Sからの買い替えは、大正解だったと思える。