2014年11月4日火曜日

KAWASAKI ZZR250 宗像ぐるぐる温泉ツーリング

日曜は雨で月曜の祭日はどうなのか心配だったが、参加メンバーの日頃の行いがいいのか天気予報でも晴れになっていた。ただ、一気に寒くなった。
 出発時は14度。まだ寒い。でも、前回着ていった半メッシュのジャケットの下に厚手のインナーを着ていったら、上半身は問題なかった。下はユニクロの防風ジーンズだ。これも、意外に問題無かった。ZZR250がフルカウルだからかもしれないが。

寂しくなった駐輪場。1台だとすかすかだ。

すぎやんが迎えに来てくれたので、一緒に集合場所に向かった。

今回は3人だ。すぎやんのMT-09は初めて一緒に走る。今話題のホットバイクだ。そして、W650のkatuさん。私は当然ZZR250だ。大型バイク相手なので着いてくのが大変だ。

そこから、宗像までのんびりと、時にすいていたら気持ちよいペースで走った。


そして、今日の1カ所目は、道の駅「むなかた」だ。以前何かあるという事でここに来たかったはずだが、なんだか忘れてしまった。年取るとこれだから...。

車が大変多くて、満車状態でびっくり。

 中に入ると、これまた買い物のお客で沢山だった。これは、かなり大きい紅芋。見本とあるが、実際に売っているものは見かけなかった。すでに売り切れていたのか?


そして、ここには地元で捕れたという魚が沢山有った。しかも安いとのこと。3尾の魚はどれも同じように見えるが、右の2尾がヒラメで、左の1尾がカレーだ。サイズの差なのか、カレーが1,500円で。ヒラメは2,500円だった。


実は、ここから次の経由地宗像大社までMT-09に乗せてもらうことになった。

初めて乗ったが、正直言ってこんな良いバイクだと思っていなかった。レベルを超えている。とにかく軽い。なのにハイパワーで、6速でノーマルのモードにもかかわらず、アクセルをひねればひねるだけ加速する感じ。そう、6速2,000回転から実用的なイージーさ。足つきも良いし、すばらしい。ただし、リアのリンケージ交換とフロントフォークの飛び出し量の調整でローダウンしているとのこと。そのため両足べったりで余るくらい。股の付け根では、かなり細い。タンクは前方に行くに従い銀杏の葉のように広くなっている。逆に言うと、シートの所ではかなり絞り込まれている。これが、足つきの良さに貢献している。

ただ、余りに細いので、ニーグリップはZZR250よりもしにくい感じだ。ただ、ニーグリップしないと不安定と言うことは全く無い。さらにタンク容量は14リットル程度とやや少ない。実用燃費は22km/l程度とのこと。200km少々走ったら給油という感じだろうか。ZZR250は小さいにもかかわらず、タンクは18リットルもあるので、300キロ程度走れる計算だ。もう少しタンク容量がほしいところだ。

ハンドルはとても軽い。止まっているときの押し引きも本当に軽い。ただ、一文字バーの様に広がったハンドルなので、手首がつらくなるかもしれない。

ライディングポジションは、背中がほぼ真っ直ぐになる感じ。ウインドカウルを付いているが、それでも少しペースを速めると風圧はZZR250よりも感じる。私の場合は、もう少し前傾の方がしっくりくる。

また、シートも乗り心地が良く、サスペンションもストロークが長くて少しの段差は全くスーと走り抜けてしまう位だ。タイヤが上下に良く動いているのが見える。こんなに乗り心地が良いと、ふわふわした感じになりそうだが、普通に速いペースで走っていて不安に感じる事はない。ソフトで乗り心地が良いのに、加速、減速、コーナーなどしっかりと受け止めてくれる。良いチューニングのサスペンションだと感じた。本気で相当なペースで峠を攻めると、もしかするともう少し堅めの方が良いと思うことがあるのかなと想像するが、実際に攻めた走りをしていないのでわからない。

まぁ、ネガティブな事も書いたが、そんな事は全体的な乗り心地、軽さ、パワー感などに比べたら些細なことだ。

本気で欲しくなった。

ここの土地勘があまりないので、適当に走っていたらかなり大回りして宗像大社に着いた。まあ、長くMT-09に乗れたので私は嬉しかったが。

 宗像大社は人出が多くてびっくり。

どうも、菊の展示会をしていたようだった。

歩いていると、なにやら珍しいものを焼いていたので、見てみた。

見た感じは、回転焼き風なのだが、中身はお好み焼きそのものだ。イカ/明太子とエッグ/ハンバーグがあった。価格もこのような所の価格としてはリーズナブルだったので、食べてみることにした。

本当はイカ/明太子が欲しかったが、まだできていないということで、エッグ/ハンバークになった。

いわば、小型のお好み焼きで、その中に目玉焼きと、小型のハンバーグが入っていると思えば間違いない。見た目ボリュームがありそうだ。

 が、実際に手元に来ると、そうでもない感じ。

ハンバーガーにも見えてくる。

昼前の小腹が空いたときのおやつという感じで食したが、まあまあだった。もし見かけたら、安いので食べて見てはいかがだろうか。

中に入ると、本殿はまだ工事中だった。

仮本殿で、お参り。お賽銭箱はあるが、巨大な鈴の付いた縄....じゃらじゃらは無い。(「じゃらじゃら」は本当の名称ではないので注意)

そして、交通安全のシールを買った。100円だった。

さっそく貼り付けた。左側に宇佐神宮のシールが貼ってあるので、右側に貼った。

これで、2大大社のシールを貼ったことになる。

そして、今回の目的地である、宗像王丸・天然温泉「やまつばさ」に着いた。

私は初めて来た。高級な温泉らしい、たたずまいだ。

中は、広くて明るい。

奥に風呂があった。

受付で、鍵をもらっうので、その鍵の番号のロッカーを使うことになる。なんと料金は後払いだ。

風呂の中は写真が撮れなかったが、いままで入った中でも一二を争う綺麗な温泉だった。ガラスも透明感が高く、狭いが露天もある。

公式ページはこちらだ。
http://www.yamatsubasa.jp/


温泉を楽しんだ後、廊下にでると目の前が、ラウンジになっている。

中は広く、リクライニングシートが沢山並んでいる。オットマン着きだ。さらに右手には、座敷のような和風のごろ寝タイプもある。

ここで、リクライングして寝っ転がっていると、思わず睡魔に襲われてしまった。


出るときに料金を支払う。平日は大人1050円だが、土日祝日は1250円となっている。ただし、JAF会員だとこれが4人まで平日850円、土日祝日は1000円となる。お得なので是非JAFカードを持っている友人と来ると良いだろう。実は、私もモビリオを購入するときに入会していたのだ。だが、今回は友人も持っていたので、使わなかった。実はまだ一度も使ったことがないのだ。年間の料金も安くはないので、温泉などは使えるところが多そうなので、活用したい。

気がつくと、1時半を過ぎていたので、温泉を出てちゃんぽんの有名店に行くことになった。

これは出発するときの状態なので、車はもう多くないが、来たときには満車状態だった。

それで、一番奥にバイクを止めた。

店の名前は、チャンポンの店松露という。販売機で食券を買って待つ。お客が多いのでなかなか注文したものが来ない。

待つこと30分、やっときた。「とく定食」が有名だというので、それを頼んだ。半チャンポンと半カレーのセットだ。

しかし、半チャンポンとはいうものの具がかなり多くて、食べごたえが有り、お腹いっぱいになった。高級な味ではないが、庶民的な味で好感が持てる。

ちなみに価格は950円だった。

それにしても、良い天気だった。日向だとそこそこ暖かいのだが、気温はそう高くなく、帰りに峠を超えたら11度くらいまで下がってきて、革グローブでも手先が冷たくなった。

今回のツーリングは、地図を見るとわかるとおり、近場をぐるぐる回ったもので、距離は余り走らなかった。計算したら138キロだった。のんびりとして休むときはじっくり休んだのでとても良いまったりしたツーリングだった。

たまには、こういうのんびりするのも良いものだ。

ちなみに、ツーリングの前に近所を30km程走っていて、それ込みの燃費は、ぴたっり20km/lだった。

キャブが濃いめの為か、少し寒くなってきてちょうど良い具合で、エンジンの調子はすこぶる良い、今回は、全く燃費を考えた走りをしていない。大型バイク相手なのでそこそこエンジンを回して加速しないとついていけないことも有りエンジンを回した走りをしたのに20km/lだったのは、良い傾向だ。

ZZR250は平地を走るのであれば、特に遅いとは感じない。しかし、さすがに上り坂のあるコースだと、途端にトルクの細さが露呈する。だんだんと置いて行かれてしまうのだ。でも、それだから250ccなのだろうから、問題ではないのだろう。