ZZR250は、セパレートハンドルかつ、カウルにバックミラーなので、カメラやナビ、温度計などの取り付けが余りできなくて困っていた。とくにナビの取り付けには苦労としており、タンクに取りつけると下過ぎて殆ど見えない。カウルに取りつけると今度はメーターが見えない。
こういった悩みは、私だけでは無いようで色々と工夫しているようだ。その中で、ハンドルプレースを取りつけて解決している人がいたので、試してみることにした。
購入は、ヤフオクで長さ270mmから275mmのものを探した。本当はもっと太いものが良かったのだが、太いものは高価だったので今回は試すということで、安いものにした。これで送料込み2,000円ほだとだった。
そこで、気をつけたのは、このように取り付け部が割れて開く様になっているものにした。そうでなくて単なるU字タイプで開かないものでは、ハンドルを取り外して、ハンドルスイッチも外して、さらにグリップまで外さないと取り付けできない。これは大変面倒だ。このように割れて開くタイプだと、ブレーキとクラッチの取りつけネジを緩めるだけで取り付けできるのでおすすめだ。
実は取り付けの際の写真を撮り忘れていたので、いきなり取りつけ完了状態だ。いままで、左のハンドルのスイッチの左にU字タイプのRAMマウントを付けていて、そこにカメラを設置していた。それを外して、代わりにこのハンドルプレースを取りつけた。長さもちょうど良く、ばっちりだった。
やはり、取り付け部が割れていることが簡単に取りつけるのに大いに役立った。
ハンドルに付けていたU字タイプのRAMマウントをハンドルプレースに取りつけようとしたが、余りに細いので、燃料パイプを裂いて開いてものをぐるぐると巻き付けて、それによって太さを増やして取りつけた。ゴムなので取り付けがグニャグニャするかと思ったが、意外にしっかりと付いた。
ナビ用のホルダーを付けてみた。
ついでに、本来はバックミラーに共締めするタイプのRAMマウントを左のクラッチの取り付けネジの上側にワッシャーを噛まして取りつけた。ここにカメラを取りつける。
そして、Bandit 125Sと同様に、
RAMマウントを取りつけた下の取りつけネジにステーを取りつけて時計を設置した。これも、Bandit 1250Sからの移植だ。
こんな具合になった。ナビの位置もちょうど良く、メーターも見えて良い。温度計も見やすい位置にできた。大満足だ。
次に心配な、リアキャリアの補強を行った。
倉庫を整理していたら、
このようなパイプと、
SRV250のマフラーの穴を修復するときに使ったパイプバンドが見つかった。今回は、これを使うことにした。
このメッキのリアキャリアは、アシストグリップとの距離が有り、簡単に固定できなかったのだが、このようにパイプを挟み、パイプハンドで固定すればなんとかなりそうだ。
さっそく、取りつけてみた。しかし、これでは締め付け金具が上に出っ張ってリアボックスのベースを取りつけるのに邪魔になりそうだ。
そこで、裏側に向きを変えて取りつけた。
これで、キャリアに大きな力を加えても、アシストグリップがそれを支えてくれて、キャリアの脆弱な取り付け部への負荷が減る。
これで、様子を見てみよう。