朝食を取って、出発準備。
定刻に発進した。天気は昨日と異なり良い天気だ。
さっそく、雲仙の回りをぐるっと回る農道に入る。しかし、今日は車が多くてのんびり走行を強要される。
ちょうど、見晴らしのよい駐車場が道路脇にあるのでそこに止まった。
平成新山は、まだ荒々しく、刺々しい姿だ。
雲も、ちょうど良いように流れていて、まるで絵画の様だ。
そこからの下りも、なかなか良いコースだった。途中何台ものバイクを見かけた。
そして、雲仙岳を下から回って上に上がって、
有名な潮受け堤防を走る。想像では、もっと細いきわどいものと思っていたが、意外に幅広く長い直線の道路という感じで、そういう意味では予想に反していた。
ちょうど真ん中付近に、駐車場が設けてある。
そして、その駐車場から道路を越えて外海側に渡る陸橋がある。ここからだと駐車場の様子がよくわかる。
内海側の貯まり水は、泥色をしていて綺麗ではない。
我ら以外にも沢山のバイクが止まっていた。
陸橋に上がる。と外海が見えてくる。といっても湾の中だが。内海に比べて海らしい色をしているが、堤防付近は、内海から流れ出した泥色の海水が漂っていた。これでは、漁師が怒るのもうなずける。
陸橋から、一直線の道が見渡せる。
そこから、進むと開門の為の施設らしきものが見えてきた。
そして、また、走る。ここでは少しの間、車がいなくて気持ちよく走れた。
そして、1時間以上走って、佐賀県のドライブイン一平に到着。少し早めだが、ここで昼食となった。
ここは、メガ盛りで有名な店だそう。カツカレーが良いというので、カツカレーの普通盛りを頼んだ。
これが、ヒレカツカレーの大盛り。ご飯の量が半端なく、ルーがこぼれているのでお盆がもれなく付いてくる。
そして、これが私が注文したカツカレーの普通盛りだ。ご飯の量が大盛りに比べれば少なめだが、普通のカレーの3杯分は優にある。
カツもぺらぺらでは無くしっかりと肉が入っている。
結局、カツは全部食べられたが、ご飯は半分以上残してしまった。思った以上に量がある。
しかし、この大盛りを二人も完食してしまってさらに驚く。
そこを出てからは、すぐに高速に乗った。
古賀SAで集合して、今日はこれで解散となった。
順次去って行った。
私は、ガソリンが少し心配だったので、法定速度を守って自宅まで戻った。
帰宅して、荷物を下ろして、パニアケースも取り外した。ゆっくり休んでしまうともう何もする気が起こらなくなってしまうので、ガラスクリーナーで軽く外装を拭いて汚れを落とした。1日目に雨に遭ったにしては、あまり汚れていなかった。
タイヤを確認。こちらはリアタイヤ。茶色の劣化した表面は完全に取れて、綺麗になっていた。
フロントタイヤも同様だ。
チェーンも、そんなに汚れていなかった。
ただ、スイングアームにチェーングリスが飛び散っていた。今付けているチェーングリスは飛び散りにくい製品にのだが。ここも、綺麗にしておいた。
駐輪場に頭から突っ込んで、メインスタンドの下に100均一で購入した樹脂製のまな板を二重に敷いて、車体を回転させた。
そして、出やすいように出口側を向かせた。
ワックスもかけたので、綺麗になった。
今回のツーリングでは、最初の乗り出しでやや、違和感を感じたものの、それ以後はエンジンの調子も良くて、気持ちよく走れた。取り回しでの不安もあまり感じなかった。
二日間の総走行距離は635km。高速も使っているのでまあまあの距離だった。ガソリンは33.36l消費した。つまり、燃費は19.02km/lだった。エンジン調子の良さが燃費にも出ている。特に、1日目の高速を降りてからは50キロほど、街中だったので信号停止も多く、燃費としてはあまり良くなかったはずだが、意外に良く伸びた。
こうしてみんなと宿泊を伴うツーリングをする場合には、パニアケースも付けられるので大変役に立つバイクだ。実を言えば、単に一泊して走るだけならば、リアボックスだけで十分だ。しかし、土産を買ったりなどということになると、大容量の荷物が積めるのは大きな魅力だ。
上で記載したように、狭い駐輪場でセンタースタンドを立てて回転させることで、向きを出口側に比較的簡単に変えられるようになったので、ひとつ敷居が下がった気がする。
大型バイクを何台も買い換えるほどの財力も無いので、Bandit 1250Sとの付き合いは長くなるかもしれない。250ccの方は、逆に色々と試してみたい気がする。中古の古めの車体ならば、そんなに高価でもない。一年程度で買い換えていこうかなどと考えている。
ZZR250はまだ本調子という訳では無いので、これから色々と弄る必要があるだろう。エンジンの調子も購入した直後よりも大分良くなっているが、さらに良くしたい。そして、燃費も23km/l程度はコンスタントに行くようにしていきたいものだ。