いつもながら、天気予報は曇り昼くらいから晴れとの予報だったが、最近の流れてでどうも空模様が怪しい。
集合場所に行くと、すでに二人が先に来ていた。メンバーは、いつもの4人だ。
そして、新車はNC750X LD DCTだ。NCシリーズはとても興味があったが、身近に見るのは初めてだ。リアにトップボックスを付けている。
そして、最後に登場したのがBMWだ。これで゜5人全員がそろった。
中には、すでに雨が降っていたという人もいて、ちょっと天気が気になってくる。天気予報では、福岡県は曇り昼から晴れ。でも、別府は、1日曇りの予報だった。まあ、曇りならばいいのだが。
いつものアクリラインを走る。が、 なんだか空は真っ黒でいやな予感がする。
と思ったら、やはり雨が降ってきた。ただ、カッパを着ようかと思う程のひどい雨ではなかったのが幸い。でも、完全にウエットだ。
結局、大分との県境の山国川を渡るまで雨が降っていた。
福岡県より天気が悪いはずの大分県に入ったら雨は止んだ。ただ、曇ったままだ。まあ、あまり天気が良すぎて暑くなるのも疲れるのでこれはこれでいい。ここもいつもの宇佐広域農道を走る。いつもながら気持ちいい。
ZZR250も調子よく、トップのままでも走れている。
いつもの、まほろばうさに到着。意外にハイペースで1時間とちょっとでここまでやってきた。
天気があまり良くない感じなので車もそう多くない。
ここで、少し休んで再出発。時間はたっぷりあるのでのんびり行く。はずだが、先頭がBMWなのでそんなにまったりではない。今日も諸般の都合で125のスクーターで参加のメンバーも意外によく走る。 BMWのまさき氏は、スクーターが混じっているのでかなりセーブして走ったと言うが。
ちょっと気を抜くと、あっという間において行かれてしまう。天気がすこし良くなってきた感がする。
387号線からK42経由で500号線に入り、ひたすら別府に向かう。
ところが、500号線のサファリランドを経過してから、高速道路と接近する所で、高度が高いせいか、雲の中に入ったように前が見えなくなってきた。それが、噴霧の様になってきてヘルメットのバイザーを濡らす。
別府の市街降りてくると霧も無く視界良好だ。別府駅に到着した。
とよ常に入る。
メニュー。全員天丼を注文。
だが、よく見ると、いちじくの田楽と煮おろしとある。試しに田楽を頼むことにした。
天丼がやってきた。味噌汁付きだ。
みな、うまいうまいと食べてくれた。良かった。ただ、以前よりもネタが小さくなった気がした。
そして、これがいちじくの田楽。いちじくを揚げて、半分に切って、甘い味噌が塗ってある。まさしく、なすびと同じ感じだ。なすびの場合は普通焼いてあるが。
食べてみると、味噌の甘さがかなり強い。なすび同様に熱くてとろっとしている。食感はなすびとよく似ている。ただ、なすびのえぐみが無くて、食べやすい。ほんのり甘さも感じる。
子供には喜ばれそうだ。大人でも甘党ならおいしく食べられるだろう。ただ、500円というのはちょっと高すぎな気がする。2,3個出てくればその価値はあるかなと思うが。まぁ、珍味はこんなものかもしれない。
食事も終わったので、ちょっと駅前をぶらつく。熊八の銅像と手湯だ。
12時を少し回った位に出発。天気は相変わらずだ。
別府駅から登って別府インターの横を通って、500号線へ左折する。
少し行くと、明礬温泉の地域に入り、今日の風呂として選択したのは、ここ「さわやかハートピア明礬」だ。
老人ホームも併設されているホテルで、日帰り風呂もある。入浴料は500円で、外風呂と内風呂がある。まずは、外湯に行ってみる。
これが風呂の名前だ。
これがその建物。残念ながら男女別になっていて、ここは男風呂だ。
建て屋の中。少し熱めの湯だ。小さな扉の外が露天になっている。
なぜにこんなに小さい扉にしたのかはよくわからない。茶室の雰囲気なのだろうか。
風呂はそんなに広くない。完全に掛け流しで、奥から湯が出てきて、後ろ側から川に流されていた。
湯の温度も少し低めで、入りやすい。森の風呂というだけに、回りは木が生い茂っていた。なかなか気持ちよい。
そして、服を一旦着て、内湯にきた。ホテルの2階にある。でも、一旦服を着てしまうと、再び風呂に入るのが面倒だ。
で、休憩室で少し休むことに。
で、走り出すと。もう晴れていた。
右手に、巨大な像が見えてきた。アフリカンサファリの入り口に到着。
ここて、入り口の左に入った。
奥には。広大な草原が広がっており、ゴルフ練習場となっている。看板から無料かと思ったが、有料との事だった。
ここで、BMW R1200GSに跨がらせてもらった。シート高が835mm位だがそれでも、最も低く調節しているとのこと。私が跨がると、つま先立ち状態だった。しかも、かなり重く感じた。また、W650にもまたがらせもらった。W650は足つきも良くて細めで乗りやすい。
次に、興味津々のNC750X LD DCTを見せてもらった。メーター回り。シールドは大きいものに交換してあるようだった。
ダミータンクの収納ボックスは本当に便利だ。これがあるので、リアボックスだけしか付けなかったとのこと。
試乗させていただけることになり、喜び勇んで跨がった。
オーナー氏に操作機器の説明を受けた。しかし、クラッチが無いのがなんだか不安な感じがする。思わず、クラッチレバーを探してしまう。LD(Low Down)なので足は踵まで付く。
そして、走り出すと、アクセルをひねった途端にぴょんと軽く飛び出るのにびっくり。低速トルクはかなりのものだ。まだ、500キロも走っていなくて慣らし中とのことで、慎重にアクセルをひねるが、自動的にどんどんとシフトアップされて、気づくと6速まで入っていた。回転数はバーグラフ式だが、KTMに比べるとも、メーターが大きくて見やすかった。
6速60キロで2,000回転程度。それでも、アクセルをひねるとトトトッと加速していいく。なかなかいい。
Uターンもクラッチが無いのでアクセル操作だけでできる。しかも、エンストの心配は皆無。私のようなへたくそライダーにはありがたいシステムだ。
私の出て行くところを心配そうに見るオーナー。それはそうだろう。まだ新車だ。
どうもありがとうございました。
で、戻ってきた。なんと3分程度しか乗っていなかった。もっと乗っていた気がしたのに。
正直言って、私にはNC750のDCTが合っている気がしてきた。本気でお金があれば欲しいバイクだ。
そこからは、天気が良過ぎて暑くなってきた。
行きにも寄ったまほろばうさで休憩。
暑いので、ソフトを食べた。
そして、DUHAMの特色だった袖が外せるというのをやって見た。
なかなかいい。涼しい。ただ、肘のプロテクターが無いのでこけるとダメージが大きい。慎重に走ろう。
ここで、事実上解散になり。ここから、アグリラインを通りながら、別々に帰宅した。このとき、MN4が止まっているのが見えた。これもいつか乗ってみたいバイクだ。
結局、帰宅したら夕刻だった。意外に1日走っていた。走行距離は、255km。燃費は、19km/lだった。大分燃費も上がってきた。後ろを走っていた人の話では、ZZR250で回転数を上げていると、マフラーから黒い煙が出ていたとのこと。恐らく、キャブの調整が濃いめなのだろう。
低回転で走りつつけると吹けなくなる現象は、今回も発生したが、行きのみだった、恐らく吹けなくなるのはプラグがかぶるのではないだろうか。
今回は、うまい天丼が食べられたし、温泉にも入れ、NC750X DCTにも試乗できてなかなか良いツーリングだった。