2014年7月13日日曜日

次期家族旅行用ドライブ車決定...HONDA モビリオ

今日、次期ドライブ用車の試乗に行ってきた。3台乗った。
車種は、アトレー7同様に3列シートで、3列目を畳むと広いカーゴルームが出現するということで、色々検討した結果、HONDA モビリオに決定した。

1台目は、ちょっと遠くだった。ヤフオクで出ていたもので、とても安い値段になっていた。アトレー7よりも相当に安い。ただし、走行距離が10万キロを超えていて、足回りや、エンジンが気になった。自宅より高速に乗って待ち合わせ場所に行き、試乗させてもらった。

 今回、家内と娘と3人で見に行った。乗っていったのはSUZUKI Keiだった。エアコンをして、3人乗るとさすがにきつい。やっと80キロだ。ただ、降雨で80キロ規制中だったので、これでもいいはずだが、実際には動くシケイン状態だった。

だが、帰りは晴れて、規制も取れていたので、この速度で走るとかなり危ない状態となってしまった。だが、なぜか帰りは100キロ出してもなんとか走れるほどにエンジンが回ってくれた。普段通勤にしか使っておらず、軽自動車でも3,000回転も回さない感じの走りだ。高速を走って5,000回転でだいぶ走ったのが効いて、カーボーンが除去されたのか、普段回さない高回転が良い影響を及ぼしたのかとても調子よかった。たまには、エンジンを回してやるべきだとつくづく感じるとともに、意外に走ると感心もした。


さて、これがそのモビリオだ。一応第2世代の車だ。外観は、大きな傷も無いが、ボンネットはやや茶色かかっていたので焼けているようだった。

その点、サイド回りは特に問題は無かった。

ただ、室内は現在の所有者が喫煙されている関係からヤニ臭く、家族も閉口したようだ。私もヤニ臭いのは全くだめなので、ちょっと気分が良くなかった。

これは大きなマイナス点となったが、さらに走りも問題だった。まずは、出足が非常に悪い、滑っているような感じだ。それは、所有者の方も言っていた。ただ、燃費はなかなか良いとのことで、一定速で走るといいと言っていた。少なくとも、聞いたところでは、私のSUZUKI Keiよりも良さそうだ。

モビリオの変速機構であるCVTは評判が良くないらしいのだが、出足が悪すぎる。下手をすると、Keiよりも悪い。ダイレクト感が全くないのだ。

これが、モビリオという車の特性だとしたら、今回の機種選定を見直さないといけない。

また、ハンドルもやや不安定で、まっすぐ走るのに細かくハンドルを修正してやる必要を感じる。やはり、距離を走っているので、足回りにガタがある感じが強くした。

この車に付いていたのは、社外品のインチアップされた15インチのアルミホイール付きタイヤだった。これが、この特性の一因だったかもしれない。

分かれて、帰宅途中で家族と話したが、先ほどの臭いと、エンジン、足まわりで、これではアトレー7の方がまだマシだという結論に至った。


そこで、HONDAの中古車販売店で2台のモビリオを試乗することにした。

 まずは、1.5Aというベーシックタイプ。エンジンは、SOHCの2バルブで、出力は90馬力だ。アトレー7が1,300ccで90馬力を超えているのに比べるとやや非力だろうか。

ところが、4人乗っての試乗では、1台目に感じた出足の悪さも無く、トルクフルでとても乗りやすい。さらに、この車は、室内が非常に綺麗で新車のようだった。また、新品のカーナビがビルトインされており、フルセグのテレビが見れた。これがワンセグとは全く事なる鮮明な画質で、びっくりした。

モビリオという車のCVTが悪くて、1台目のような出足の悪さや、不安定な走行では無かった。安定していて、とても良かった。ただ、電動パワステはやや癖があるようだったが、それでも安定感は1台目に比べると歴然とした差があった。


そして、3台目は、1.5 XTで、1.5Aよりも1段グレードの高い車だ。一番の違いは、エンジンがVTECだということで、出力は20馬力アップの110馬力だ。

そのうえ、7速のマニュアルシフトがハンドルに付いている。これがとても面白く、一気にこれが欲しくなった。ただ、走行距離は2台目よりも多く、7万キロ近い。また、内装も外装もやや傷が多かった。だが、どうせ傷はつくものだ。このマニュアルシフトと、1.5Aとは事なるパワー感のあるふけ上がりが良かった。オートマチックだけではこのエンジンの良さはわからなかったかもしれない。

ただ、ビルトインされているカーナビは古く、テレビがアナログ対応の為、テレビ機能は使えない。

だが、エンジンの良さに追加して、外見的には見ての通り、エアロパーツが付いていて、フロントとサイドにスカートが付いていて、オリジナルの2台目よりも、少しかっこいい。

もういい年なのに、エアロパーツなどと思うかもしれないが、やはり特別感もあり、格好も良い感じだ。


また、ヘッドライトはH.I.Dが付いている。これもポイントが高かった。


これは、3代目の室内。エアコンは、2台目が単なるエアコンだったのが、オートエアコンになっている。さらに、シフトレバーが木目調になっているのもおしゃれだ。


タイヤは、まだ大丈夫だが、スチールホイールにキャップという仕様だ。

リア席の状態。聞いたとおり、床が汚れていた。一応清掃はしてくれるとのこと。

シートの表皮もやや汚れが目立った。それでも、とても気になるという程でも無かった。


モビリオ全般にいえることだが、リア席のウインドウは、普通の乗用車のように下がらない。


その代わり、この様なノブが付いていて、

約5センチほど、後ろ側が開く様になっている。しかし、これは運転席から自動では空けることができない。真夏の暑い日には、運転席と助手席の両側しか開かず、熱された室内の空気の排出が素早くはできないだろう。

その代わり、左後ろのスライドドアは、自動でオープン/クローズができるようになっている。これで、ドアそのものをオープンすれば、少なくとも熱された室内空気の排出は早める事ができるだろう。

ちなみに、1台目にはこの電動リアスライドドアの機能は無かった。

動力性能や、外観のオプションなど3台目にしたかったのだが、一番の問題はナビだ。そこで新品のナビを取り付けてらうことにした。なんと、12万円ほどもした。

また、なお、リア下が見にくいのでバックカメラも付けたかったのだが、高価なため、純正のリアバックミラーを付けてもらうことにした。

もともと、走行距離が多い関係で3台目1.5XTは、2台目1.5Aよりも10万ほど安かったので、ほぼ同じ見積もりになったので、3台目1.5XTに決定することとなった。

アトレー7を下取りにして、85万円程度だった。かなりいい価格だと思った。

納車は、7月25日以後の予定だ。

これで、夏の家族旅行もさらに楽しくなるに違いない。

とにかく、アトレー7に比べると非常に室内が広い、すかすかすぎて、巨大なバスに乗っているような錯覚を起こす。ガラスエリアが広く、開放的だ。その代わり真夏はきっと暑いだろう。だが、エアコンもかなり強力なようなので、大丈夫だろう。